八達嶺万里の長城


2000年9月2日、会社の旅行で北京行き、山に関係するところをすこしだけ。
北京から万里の長城に一番近いところ、高速道路を西北西に走らせると八達嶺に至ります。
途中、居要関とか古い頂上の遺跡があるが、これは修復中だったり、修復を放棄したりで公開していない。万里の長城とは一列だけじゃないんだね。二段三段に重なったり、枝別れしていたりで、それは知らなかった。
八達嶺に到着。
ガイドさんから、若者向きに行きますか、熟年向きに行きますか。急な坂道かどうかで、右と左にコースが別れています、とのこと。
熟年向きのほうは心斎橋並みに人があふれているなぁ、人の少ないほうに行こうじゃないか。
城壁の上は広い道だね、ガイドさんは8人が並んで通れると言っていたな。
急な坂であごを出すというのはここのことか、なるほど、傾斜角45度はあるね、両脇の手すりはわたしには要らないが、階段になっているからなんということはないさ。
振り向くと、傾斜の付け根が底深くて見えないじゃないか、冬、凍結するころには、到底登るなど考えようもないね。
近場で思い出すと、四条畷の飯盛山の傾斜がよく似てるな。
ここを登り切って振り向くと、嶺峰を経巡って延々と長城は伸びている、北京のスモッグに覆われて、すぐそこなのに霞みのなか、この先どこまでも歩いて行きたいが、許されている時間は30分、もう帰らなきゃ。

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