冠峠の近所は草むらの中、風にうねる波涛です
草原の草むらが一斉に波打つと目まいがしてきます。 先行のグループは地元のひと、地元のかたですか、と聞くと、一瞬の沈黙がありました。 そうなのか、純粋地元ではないのだ、県都の住民だから、彼らも訪問者という意識なんだ。 大括りで地元と言われて、納得しなきゃならないところが、沈黙の瞬間だったのだ。
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