1999年3月6日
しぇるぱ単独
山域:大阪北攝

鉢伏山、明ケ田尾山、空身で

鉢伏山頂上は鉄塔の右
ここは関電巡視路切り開き
明ケ田尾山、頂上

上々颱風の「鳥の歌」のフレーズにこんなのがあります。これもわたしの愛唱歌。

もしも森で迷ったなら
誰の名前を呼んだらいいの

そうだよね、誰の名前を呼ぶかなぁ。そこまで切羽詰った経験がないのは幸せだね。
こう書くとまくらを振ってるなと思うでしょ。いいえ、関係ありません、思いを述懐しただけです。

池田から五月山へ、え、料金所、ここは有料道路かい。知らなかったな、はい、300円。
後からどんどん煽ってくるな、お先にどうぞ、このドライブウェイの先はゴルフ場と霊園ばかりじゃないか。
車では始めてだが、歩きできたことはあるぞ、どっかから脇腹にとりついて車道に出たもんだが、どんなコースか思い出せない。
道が分かれてる、ここは箕面川ダムへの道。鉢伏山、明ケ田尾山が見える、かっては歩いて両方登ったが今日はばらばらに登ることにする。

エキスポ90記念の森、こんな施設は始めてだなぁ、駐車場がある。
園内のイラストを見ても鉢伏山へはどう行っていいか見当がつかないね。駐車場から杉林をすかしてみると、平行して林道が見える、これこれ、こっちだ、イガ線をくぐって林道に入る、こんな道だったかな、記憶はあいまい、ま、いいさ。
今日はナベを忘れてしまったい。せんだっての梅見オフでナベを使ったんだ、ザックに入れるのを忘れてしまたんだね。
ザックは置いて空身で行こう。
林道は終わって山道になる、下に記念の森がずっと見えているね。
標識がある、鉢伏山、自然研究路6号線、箕面の自然研究路とは何なんだろうね。
笹原だよ、池田箕面の市民がせっせと通ってくれるおかげで道は開けている、誰も来なけりゃ背丈を越す笹に埋まってしまうとこだよ。
出ました、切り開き。
山頂手前に送電線が通ってる、ありがたや、関電巡視路、笹原に広い切り開きが直線に引いてある。
山頂は?当然高いところ。
切り開きからすぐに頂上到着、山頂は林のなかで展望はないが、鉄塔からの展望で能勢方面がよく見えるね。
はっきりとわかるのは、妙見山と高代寺山の鉄塔、鉄塔が見えればその下は一庫ダムだ、ダムは見えないが位置はわかる。
さて帰るかね。横にそれてエキスポの森から帰っていくか、どうもね、これが人寄せの施設になるかな、駐車場でもう一回イラストを見ると、ははん、奥のトイレのあたりに鉢伏山への取付きがあるということか。

さて、明ケ田尾山
高山集落の邪魔にならないところに駐車、小学校の分校、この前の道から入るのだな。
ほう、これが有名な高札場かい、なになに

           
一、切支丹宗門之儀ハ是迄御禁制之通固く可相守事
一、邪宗門之儀ハ固く禁止候事
                   慶応五年太政官
右之通被仰出候間堅可相守者也
                           日向

明ケ田尾山の取付きはちょっとしたどたばた、これを書いてるとNIFTY-FYAMATRKの範疇を逸脱するので止めときますね。
ポイントはこう、高山右近誕生之地の石碑、この石碑の後の杉林の谷から入って行きます。軽トラックも入る広い林道だからそれをさがすこと。
林道をどんどん入ると、横に赤い布がみえる、誘惑されるなぁ、行って見よう。
本谷から支谷に入ったわけだ、道は途絶え途絶えだが、赤い境界杭があるから大丈夫だい。
稜線に出た、帰る時のポイントがなにもないね、風景をよく見定めとこう。
支尾根から本尾根にでた、なんだ、広い道じゃないか、やっぱり、さっきの赤い布はまやかしだったのだ、まっすぐ本谷を詰めて本尾根にでるべきだった。
右、北をめざそう。
頂上到着、林のなかで展望はないね。ま、展望豊かな山頂などそうそうあるもんかい。
ゴミのない清々しい山頂、これだけで気持ちがいいね。



カシミール展望図をつけました。
次ページへ
あちこちの山へかえる
トップページへかえる
囲炉裏へリンク