竜門山1997年11月1日
しぇるぱ単独
山域:和歌山紀ノ川

竜門橋から竜門山 竜門橋からみた竜門山
左肩が田代峠右にくだると勝神峠
中央稜が中央コース

紀ノ川沿いの竜門山

やっと一本松や。
ここは麓からながめて中腹の林道、ここから山に入ります。
ここまで道はあるけどね、軽四が通る細い道、いまはみかんとりいれの最中だから遠慮しなきゃね。
これが正しいハイカーのありかたです。(ほんと は道が細すぎてこわいんです。以前、車でのりこんだけど肝をひやしました)
ここまで歩いてくると大変だよ、みかん畑のコンクリ道を爪先あがりに登るのはけっこうききます。
何回かここにきたことがあるが、一本松も変わったね。別荘地に分譲されている。ちゃんと売れてますよ。建物がたっているから驚きだ。かってはすすきの原っぱだったのに。

さぁ、林に入ろう。田代峠からめざそうか。
始めは篠竹と羊歯のやぶで展望はなにもないね。おぅ、だんだんとやぶが薄くなってきた。振り向くと紀ノ川がみえる。
田代峠到着、大休止。ちょっとした広場ね。

峠からちょっとで、三角の尖鋒がみえる。
登りつめると、磁石岩。岩全体が磁石なんですと。磁石がないから実験はパス。
水平な道だねぇ。山頂を歩いてるような気がしない。麓の道を散歩しているような気がする。
竜門山は細長い山で、紀ノ川と平行なんですね。
粉河の駅や橋から見るとでかい山にみえますが、実はそうではありません。

さぁ、山頂。芝生の広場があって展望は絶好。どこまでもよくみえる。
すこし昔話。去年の夏、FYAMA で「パルプさん近百完登オフ」というのがあって、こういうグループがあるんだなぁ、とみてました。それが囲炉裏だとはわからず、当時は囲炉裏のいの字もしりませんでした。

今日はたくさんハンググライダーがとんでいるなぁ。20機はいるなぁ。
トンビ、カラスと混じって縄張り争いはおきないもんかね。

下りるかね。
山頂からすぐで中央コースの分岐があります。
最初ここに登った時、標識を見落として勝神峠までたっぷり歩いたことがあります。今の標識は大きいよ、眼に入らないわけがない。
この下り道はねぇ、人が歩く、踏み跡が残る、雨が集まる、溝になる、忠実な基本型でして、まんなかを歩く、まんなかをさける、これを繰り返しながらおりていきます。

一本松の案内板
一本松の案内板
扇の要の位置が一本松
左、田代峠。右、中央コース。
田代峠
田代峠 展望のない平凡な峠ですが
10人や20人なら車座になれる広場があります
磁石岩
磁石岩 太古ここはなんだったんでしょうね
山頂
山頂 ここには広い広場があります。
展望はおおきい。海のむこうに山がみえます。
四国?六甲?

付録
麓は果樹園であふれています。みかん、柿、キウイ、いちじく
柿は、まだ枝になっているのにひとつひとつラップでくるんであります。糖度の点で柿は割高だとおもっていましたが、これほど手間がかかっているなら、値段が高くて当然となっとくしました。
いちじく 熟れるまえに枝を高々と上向きにくくってしまいます。へええ、こんな栽培方法だったの。

いちじく栽培法 熟れる前まで枝は四方に自由にのびているんですよ。ところが収穫手前になると、このようにバンザイ状態にひもでくくってしまいます。
こうすることで品質があがるんでしょうね。
作業も楽になるのかな。
カシミール展望図をつけました。
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