島根県琴引山麓、周回予定が半周に

10年4月23日

飯南町の琴引山、一周する予定が半周で往復に
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
前々から、琴引山を一周するぞ、島根県民の森を突き抜けて走るぞ、と予告していました。
いよいよその予告に従ってやってきました、県民の森。
研修棟の横の駐車場に車を置いて、さぁて、県民の森の中央の道を進もうとして、あれ、通行止め。
研修棟に続く屯所というか休憩所というか、山で働くひとの溜り場で聞いてみると、人も車も自転車も、工事中で全然通れないということでした。
草峠くさんだおへの道なのだが、通れなければしょうがない、草峠くさんだおを通り抜けてぐるっと一周するコースは8月末まで諦めなければならないね。
ええよ、一周でなくてもええさ、半周して往復で帰ってくるのでもかまわない。
谷の上流は諦めて下流を目指す。
昨日は雨だったので、道は濡れている。自転車に泥除けがないのですよ、タイヤが水を巻き上げてビショビショになる。
国道54号線に合流して、琴引山の姿が隠れたり表れたり、全貌を見せてくれる。
三瓶山、石見銀山への道で国道184号線というのがあるが、国道という名前に惑わされて入って行くんじゃないよ。他の県道を進んだほうがよろしい。
名前は国道でも過疎の道で、あまりに交通量が少ないので道路に落ち葉が積もっている。
落ち葉が積もると、腐って道が滑るおそれがあるのですよ。道幅も狭いし、この道は通らないほうがよろしい。
琴引スキー場への入口はここからなんですよ。琴引山に登るには、こっちからなら、スキー場からがコースなんですよ。
ここが頓原の町、大万木山へはここから入って行くのだよ。
頓原の町から坂道を登れば、道の駅頓原、いえね、なにも道の駅が目標というわけじゃない、一応の区切りに、ここまで、としたのですよ。
別に名所ポイントがあるわけじゃなし、引き返そうか。
引き返す帰り道、蕎麦屋が気になるなぁ。ガイドブックなどでは名店と書いてあるのですよ。そば処一福。
もともとわたしは蕎麦屋には肩入れしていません。
昔、信州、木曽で名物の蕎麦屋に入ったことがあるのですよ。
蕎麦が出るまで待たせるし、代金は恐ろしく高いし、蕎麦の味は、蕎麦は蕎麦だよ、飛び切りうまいとは思えない。
蕎麦なら、値段が高くても、高姿勢でも通用するのだ、うどんは、高かったらだれも寄り付かないぞ。
名物の蕎麦屋ということで、昔のトラウマがあるから、おそるおそる入っていったのですよ。
値段は普通の値段だった。味は、蕎麦は蕎麦の味だが、おつゆがうまいね、複雑な味だね。
蕎麦の世界は、蕎麦打ち名人とか、蕎麦道場とか、道を極める勢いだが、自己陶酔しているみたいで嫌いなんだよね。
来島の町、国道は歩道が狭いのだよ。肩身狭く走るのは嫌だから、旧街道を走ろう。
ふたたび国道と合流して、まもなく、県民の森への道、朝には霧に包まれていたが、今は琴引山が見えている。
小田川の谷を奥へ奥へと進んで行って、ここが県民の森の入口、琴引山へはここからも登れるのだよ。
さぁて、戻ったぞ。県民の森、研修棟が奥に見えて、オートキャンプ場の施設が手前に見えている。帰ろう、帰ろう。
島根県民の森 研修棟 県民の森(中央道)は通行止め
国道54号線との出会い 54号線から見る琴引山
琴引スキー場への分岐 道の駅頓原
そば処一福 来島の町、旧街道へ
54号線から離れて県民の森へ 小田川の向こうに琴引山
県民の森入口 研修棟の手前から
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