三次、安芸高田間を往復(県道64号線国道54号線)

10年9月3日

三次から中国縦貫道沿いに高田インター、吉田から国道54号線で三次に戻る
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
どこか適当サイクリングコースはないものか。地図をながめていて、三次・安芸高田の間が目に入った。ここは自動車では動いても、自転車で動いたことがない。
ここがええな。さっそく行ってみよう。
三次市内に福祉センターと図書館が同居している複合施設があります。ここの駐車場に車を置いて出発しよう。
市内を抜けて、可愛川えのかわを渡る橋の名前が寿橋。
三次の橋の名前は異様に美辞麗句の名前が多いのですよ。旧三次の周辺に、時計回りに、旭橋、巴橋、祝橋、新しく出来たこの橋の名前が寿橋。
さらにこの上流に、錦橋という名前の橋がある。帰りに渡るから、その時、これがそう、と伝えますね。
三次大橋の手前で、国道を離れて県道に乗る。県道64号線なんですよ。
これだけ目出度い名前の橋が集まっているのだから、平凡な三次大橋ではなくて、うんと目出度い名前にすればよかったのにね。
可愛川えのかわの屈曲点を迂回するから峠道を登らなきゃならない。ここが最高点、寺があって粟屋神社がある。
目の前の川が可愛川えのかわ、国土交通省の扱いでは江の川ごうのかわだが、地元では可愛川えのかわと呼んでいる。
対岸に、中国縦貫道の江の川PAがあるのだが、木立に包まれて、こっちからは見ることができない。
このPAは上り線、もう少し行くと、かなり離れているのだよ、3キロも行くと、下り線の江の川PAが見えている。
ここは江の川から離れているので、PAから見える流れは支流なんですよ。
標識が安芸高田市甲田町、続いて高宮町、地図を確認すると、甲田町が牛の角のように割り込んでいるのだ。
高宮町の標識に続いて中国道の下を潜る。
ゆるい上り下りがあって、高宮町から美土里町に変わる。甲田町、高宮町、美土里町、そのほかいろいろ一緒になって合併して、安芸高田市になったのですよ。
高田インターの前を通って、県道をそのまま行くよりも、ショートカットの道があると林道を行ったのですよ。
林道の名前がふるさと開発連絡林道大峠線、林道は山の中を進むのだよ、距離は短いが、高度差にして100メートルほど余計に漕いで登らなきゃならなかった。
しょうしょう遠回りでも、自転車ならなんちゅうことはない、峠越えを選んだのは悪い選択だったなぁ。
えっちらおっちら漕いで登って、途中で振り返ると、美土里町、高宮町が見えていて、向こうの山々は島根県の山々なんですよ。
ここが大峠、是従南吉田町、と石碑があって、ここが旧美土里町と旧吉田町の境界だったのだね。
ここからは一気に下りの道で、再び県道に合流する。
郡山が見えてくる。郡山城があって、毛利元就が世に出た城なんだよね。
吉田の街を抜けて、国道54号線、甲立に出る。甲立洞門があって、自転車歩行者はトンネルは行けない。外の庇の下を通る。
そのまま進めば、安芸高田市と三次市の境界なんですよ。
三次市に入って可愛川を渡るが、橋の名前が錦橋、近所に錦という地名はないのだ、美称、美辞麗句、これが命名基準なんだろうね。
川と山の間に余地がなくて、またも洞門を掘ってある、青河洞門、自転車歩行者は外の庇の下を通る。
川が屈曲して、まだまだ間が狭いあたりに三次大橋がある。国道を新道にして新しく橋を架けたのですよ。
自転車は辺鄙な道を進むほうがええ、旧国道をたどって行こう。
そのまま市街地に入って、裏道を抜けて、出発地点のふれあいセンターまで戻ってきたぞ。あぁ、暑かった。
三次福祉センターと図書館の融合施設 寿橋、可愛川を渡る
江の川パーキングエリア、中国道下り線 安芸高田市と三次市の境界
高田インター 大峠林道、北側を振り返る、島根県の山が見える
ふるさと開発連絡林道大峠線、ここは大峠 郡山、全山が郡山城址
甲立洞門 安芸高田市と三次市の境界
青河洞門 三次大橋の手前で旧国道へ
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