庄原、比和、西城、庄原市北部一周

10年10月4日

庄原からスタート、比和へ、東に向って西城へ、そして庄原に戻る
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
先だって、庄原市比和の福田頭に登ったんですよ。
そこで思ったのは、比和と西城は案外近いぞ、庄原から比和、西城、そして、庄原に戻ってくる、これは自転車ならじゅうぶんやれる距離だ。
即実行、庄原のショッピングセンタージョイフルに隣接する駐車場に車を置いて出発しよう。
庄原の市街地から坂道を下って西城川まで下りて行く。
たいがい、都市の誕生は港にあるもんですよ。川の場合は舟便だよね。庄原は舟便の設備は設けなかった。
三日市の地名が示すように、岡の上から町は始まったのです。川があっても利用しようともしなかった不思議な例です。
その西城川を渡って、国道432号線は山のほうへ進んで行く。行きたくない。あっちへは行きたくない。
この先に、大きな峠を越えて、さらに、トンネルを二つ抜けなきゃならないのだよ。
少々、迂回路にはなるが、西城川から比和川の川沿いを進む道があるじゃないか。ちっとは遠くても、くたくたに疲れるよりはええと思うよ。
比和川大橋を渡って、ここが口和と比和との分岐点、右折して、比和川の谷に入って行くのだよ。
以前は、川に沿った細い県道だった。段々と改良工事が進んで、川の湾曲に関わりなく突き抜ける道路を建設して、いつのまにか、全線開通している。
上空に橋が見える。あの橋が国道なのだよ。トンネルを抜けて、空中を渡って、国道が川沿いで合流するのだよ。あんな道は走りたくもないね。
比和川は、いつものことなら清流なのだが、昨日の大雨で濁っている。川の中は大きな岩が散乱していて、いかにも上流の風景だね。
庄原と比和の境界を抜けて、比和の町に近づいて行く。
比和の町は、普通に国道を進めば、バイパスで迂回して通り抜けてしまうのですよ。
今日は、国道を進まない。旧街道を進んで商店街を通って行く。
商店街とはいうもののね、店の扉が細くしか開けてないのだよ。何を売っているのか解らないし、覗き込むのがえらく無作法にみえる。
馴染みのお客だけ相手していればええのだよ。見ず知らずの人間は相手にする気はないのだよ。
結局、比和の商店街で買ったのは、農協のストア、入りやすそうな店はここしかなかった。
旧街道の突き当たりに、西城22キロと看板にある。そっちへ進もう。
カサベルデ、運動公園と案内があるあたりで、巨大な山が見えている。
福田頭の山なんです。福田集落の頭にある山だから福田頭、国土地理院の地形図には毛無山という名前で載っている。
閉鎖になった三河内小学校の前を通り、小和田の集落を過ぎたあたりで、どっちへ進むべきか悩む分岐に差し掛かったぞ。
広い道が谷の頭から反転している、真っ直ぐな道はあまりに細いぞ。
ここは、細い道を進むのが正解なんだよ。広い道は市道、細い道が県道なんだよ。
ひょっとしてここが境界か、と迷う峠がふたつほど、次の峠が比和西城の境界で、坊地たわというのだよ。
西城側の斜面は一挙に降りて行くばかり。谷向こうに新しい道路を新設しているのだが、こっちはアスファルトがひび割れだらけで、新しい道を行きたいよなぁ。
幅広の道に合流して、西城の市街地に入ってきた。
このまま国道を進むと、そうそう、今度は国道183号線に乗ったのですよ、このまま国道を進むと、トンネルを抜けなきゃならない。
狭いトンネルだから避けたいものだね。避けるには、西城川右岸の市街地を行けばええのだ。
十日市の地名があり、信用金庫の支店、警察の駐在所、郵便局がある。
たぶん、西城はここから始まったのだ。なにしろ、地名が西城町西城なのだ。
比和町比和も西城町西城も、どっちも川辺に立地しているのだよ。庄原の市街地は、東本町中本町西本町と、丘陵に位置するのだよ。そこが不思議だ。
西城町西城の通りを進めば、突き当りから橋を渡って、自然にトンネルを避けて国道に合流できる。
あとは、一気に庄原まで自転車を走らせればええよ。
ただね、川筋から離れて丘陵地帯に登って行くのだ。微妙な登り下りで足が進まなくなるのは覚悟しなきゃね。
上野公園上野池の前を通って、朝、止めた駐車場まで帰ってきたぞ。
見積もりではもっと時間がかかると思っていたが、案外に早く戻ってきた。
国道は大きな峠を越える、嫌だから、川沿いの道を行く 比和川に沿って進む、ここで右折する
国道と合流する、峠を越えてトンネルを抜けて来る国道 比和川、昨日の雨で川は濁流
旧庄原と比和の境界 比和の商店街
旧街道の突き当たりに方向標識 福田頭
大きな道は市道、正面の細い道が県道、西城は真っ直ぐ 比和と西城の境界、坊地峠(たわ)
西城の市街と西城川、この先が西城の発祥地 庄原へ戻って、上野公園
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