三次の高谷山、ヒルクライミング、一周
2011年10月4日
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三次町尾関山公園から高谷山、高北広域農道から江の川に沿って帰る |
今日は出かけてもええとお許しが出たが、午後の早い時間までには帰ってくるように、このような条件が付いております。
そんなに遠くへは行けないね。近所でそこそこ満足感を味わうとしたら、なおかつ、短時間でストレステストを浴びるとしたら、高谷山でヒルクライミングだろうね。
三次の尾関山公園、ここの駐車場に車を置いておこう。
公園を抜けて、江の川に架かる祝橋を渡って行こう。
ここが祝橋、西城川に架かる橋が旭橋、市内中央の橋が巴橋、可愛川合流点の橋がことぶき橋、さらに上流の橋が錦橋、地名に無関係の、美称、愛称の名前がこんなに集中しているのですよ。
祝橋の向こうに高谷山、何度も車で登ってはいるが、自転車で登るのは始めてなんだよ。
そのことぶき橋の交差点まで進んで、ここから高谷山への道は始まるのだよ。
けっこう急な坂なんですよ。通常の道路はただいま工事中、昔ながらの道を進んで行くのだよ。
高谷山への矢印があるからそれに従えばよろしい。最初の分岐はねぇ、高谷山に行かずに高北広域農道に入るのもチョイスの内なんですよ。ここでは、そっちは選ばなかった。
次の分岐にも高谷山への矢印がある、誰に向けての案内かというと、車を運転している人向けなんですよ。ここは自然歩道なんだが、歩くひとは少ないよ。当然だろ、舗装路ばっかりで足の裏が痛くなるからね。
ここまで高屋山の山腹を南に向かって進んだ、ここで反転して北に向かう。
今までは自転車を漕いで漕いでがんばって登って来た。いよいよ立ち漕ぎ、体重を乗せるだけだから体力を使わない、そう思うでしょ、ところが息が切れる。
立ち漕ぎで踏み込んでいるのは、階段を登っているのと同じ状態だから、階段の段差がペダルとペダルの落差と同じなんだから、そりゃぁ疲れるよね。
もうだめだぁ、自転車から降りて、押すしかない。頑張れば、もう200メートルか300メートルの距離なんだが、どうにもならない。
ちょっと傾斜が緩んだので再び自転車に乗る。頭上に展望台が見えていて、駐車場までは近いのだね。
はい、ここが駐車場。ここから先は車両進入禁止、自転車も車両に含まれるのだったよね。歩かなきゃしょうがないね。
展望台まで登ったぞ。へぇ、展望台の屋上まで階段が出来ていて、屋上から展望できるように改造してある。前に来たのは改造前のことだものね。
三次市街地はそれほど興味がない。外周部の遠い山々は、あれは何だろうね。次は、20万図を持って来て比較しなきゃならんね。
駐車場まで降りて、先を進もう。
高北広域農道に合流して、新しい道路を進んで行くのだよ。
広域農道と農免道路の区別はよくわからないが、農免道路ちゅうのは、地面の高低差を埋めることなく平気でアップダウンのジェットコースター状態にさせるんだよね。ここの広域農道もその気配が濃厚だよ。
何度かのアップダウンの末、高宮町の境界標識がある。安芸高田市高宮町なんだよね。峠ではなく、山腹の中途だから、えらく中途半端な境界だよ。
自然の境界とは違う境界を示した場合、中世の地頭がああだこうだと講釈を垂れるのが毎度のことなのだが、今日は止めておくね。毎度毎度の繰り返しでは顰蹙を買うからね。
ここからの直線が凄いのだよ。真っ直ぐに一直線、地図に物差しを当てて測ってみた、1200メートルはあるよ、続いているよ。飛行機の滑走路みたいだよ。
さて、場面が変わってきた。稜線がカクッと折れ曲がって、山続きの高原から里に下りていくのだよ。
どんどんと坂道を下りてきて、県道と合流した。高北広域農道と交通標識にはあるが、高北広域農道は切れ切れに続いているのだよ。あっちとこっち、あそことあっちゃ、全部を合算して高北広域農道と言うのだそうな。
ここからは生田川が流れている。安芸高田市美土里町に生田という地名がある。そこから流れているのだから川の読み方は生田川なんだろうな。
江の川まで出てきた。三江線の鉄橋が見えている。江の川の右岸は国道だが、左岸は県道、こっちのほうが味があるから県道を行こう。
三次市の境界のあたりがダムになっている。このダムの水は、下流に熊見発電所というのがある、そこまでトンネルで貫いているのだよ。
熊見と言ってもわからないか、江の川カヌー公園作木がある、そこに隣接しているのだよ。それも知らないの?ええとね、うんと下流にあるのだよ。
このへんがダム尻か。
川の流れがダムの静水面と接する、その境界をダム尻と言いたいのだが、言っているのはわたしだけ、Wikipediaでダム尻を検索してみると、わたしと同じ意味で使っているのは他に一人しかいませんでした。
川の流れの流水とダムの平坦な静水の接点を何と呼ぶんでしょうね。あるいは、名前が決まっていない。そんなことでもええです。おぅい、教えてくれぇ。
国道54号線まで戻って、ここが尾関大橋、尾関山の下流にあるから尾関大橋、こういう命名なら誰もが納得の命名だよねぇ。
橋を渡って、川の反対側に進んで、もうちょっと進めば尾関山公園、さぁ、戻ってきたぞ。
もっと時間がかかるかと思っていたが、思いのほか、短時間で戻れた。
高谷山の登りはてこずったが、登ってしまえばあとは下りばっかりだもの、短時間なのは当然のことなのかな。
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尾関山公園駐車場、ここに車を置いておく |
祝橋、対岸の山が高谷山 |
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高谷山展望台 |
展望台から三次市街を |
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高北広域農道に合流 |
三次市粟屋町と安芸高田市高宮町の境界 |
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ひたすら真っ直ぐな直線路 |
高北広域農道、ここの部分での終点 |
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江の川沿いの道と合流 |
安芸高田市高宮町と三次市粟屋町の境界 |
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江の川ダム |
尾関大橋 |