![]()
![]()
吾が妻よ、イザナギが呼ぶ吾妻山
|
画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます |
先週、比婆山に行ったからには、その真向かいの吾妻山にも行かなくちゃね。
大池、ひょうたん池、原池、ほかに小さな無名の池がある。大池から順に原池のほうへと渡って行こう。
原池の名前のとおり、ここからは広い原っぱが広がる。国民宿舎の本館がそびえているよ。高笑いの声がするが、おばちゃんたちのお泊りがあったんだろう、繁盛してるのはええことじゃないか。
やらなきゃならないのだよ、放っておくと、ススキなどの背丈の高い草に覆われ、潅木に侵食され、背の低い花々は埋もれてしまうのだそうだよ。草刈でお花畑が維持されているんですよ、その点、北アルプスなんかとは訳が違うんだい。
ベンチがあって休みたいところだが、先客が占拠しているから素通りしよう。そんなに休みたいような難路ではないものね。
この山の名前が吾妻山、国生み神話のイザナギ・イザナミを思い出してちょうだい。
途中を省いて先を急ぐよ、火の神を生んでイザナミは火傷で死んでしまう。そこで比婆山に葬ったということなんですよ。
あっという間に頂上まで登ってしまったよ。これじゃ、昼食前にもとの駐車場まで戻ってしまうぞ。
とんとんとんと登れば烏帽子山、いや、ほんとはね、見栄張りました、頂上の手前で坂が急になってあごを出したよ。
大膳原のゆるゆるとした登りはこたえるね、草原で陽が照りつけるせいかな。
どんどん降りて行くと、南の原、もともとここは放牧の原っぱだったんだそうな、牛を放すのを止めたので潅木のやぶに変わってしまっている。もう、原とは言えないね。|
OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。 |
| カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。 |
| 前ページへ | ![]() |