2000年7月21夜行22,23日
しぇるぱとよめさん
山域:八ケ岳

八ケ岳、赤岳は釣り鐘そっくり

 

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美濃戸から阿弥陀岳を9時だぜ、そろそろ出かけようか、夜道に車を走らせるのだが、あまり遅くなると明日に差し支える。
真夜中零時になった、ここまでだな、中央道恵那峡SA、ここで車を停めて寝ようぜ。
朝だ、出発。着いたよ、諏訪南インター、八ケ岳にはここから行くのさ。
インターを出ると左折、そのまま真直ぐ真直ぐ、どこの信号も直進して、落葉松林の中の道を行くと、三叉路に突き当たります。鉢巻道路。
ここを左折して、道の果てが美濃戸口、そのまんま狭い地道に突っ込むと美濃戸への道です。
行者小屋途中に工事途中の道があるので、ここに迂回して駐車、美濃戸へはここから歩くことにしました。
帰り道できっと迷うと思います。
鉢巻道路から戻るには、「八ケ岳ズームライン」のアーチを潜ると、諏訪南インターに真直ぐに戻れます。

ここが美濃戸山荘かぁ。ここから赤岳がよく見えるはず、なんだけど、今日はガスに覆われていて、よく見えないのねぇ。
先々週、ここまで来たのさ、その時も台風で全然見えなかった。
南沢から入っていくのね。
文三郎道の網籠の階段沢から離れて斜面を切りあがっていくのね。苔に覆われた森ねぇ、モミノキかな。
また流れが出てきたよ、ここを渡るのか。まだまだ水量は多いな、ということは先はまだ遠いということだな。
すみません、行者小屋はもうすぐですか。
30分はかかりますね。
どうも有難う。おいおい、まだ先のようだよ。がっかりしたな。
文三郎道から行者小屋を広い川原に出てきたよ、なんていうの、白河原、しらっかわらと言うのか。
お、小屋が見える、行者小屋だ。
小屋からの展望は、ガスがかかって山頂はよく見えないね。どの道を行くの。
右手の文三郎道から山頂、天望荘に泊まって左の地蔵尾根から降りるつもりだよ。
文三郎道とは、あのまっすぐ駆け登っている道なの。急な道なのね。
山頂直下の岩場モミノキ、ダケカンバがハイマツ、ナナカマドに変わってきたやろ、この辺が森林限界なんだね。
うへぇ、あれ見て、縦まっすぐの梯子道、行者小屋から見たとき、異様にまっすぐな道だと見たが、大変な道なのね。
ほんとだな、鉄の網の蛇腹蛇籠じゃないか。鉄網の下がすかすかふわふわで心許ないなぁ。
左の西壁を見てみな。荒れた風景だなぁ。
風が出てきた。吹き飛ばされそう。
赤岳山頂やっと稜線に出たよ。ここからは岩場の連続だね。
へぇ、縦まっすぐにこの岩場を登るの、はるか上に先行者がいるよ。
着いたよ、山頂。
ガスの中、なんにも見えない。
山梨県はガスが開けたよ、長野県側はなんにも見えない。
山の上から山梨県を見たのは初めてだよ。
赤岳の夜明け天望荘へ向かおう、急なくだりだな。けつまずかないようにな。
こんにちは、お願いします。
さてと、晩御飯、へぇぇ、バイキング方式なんだ、食器は発砲スチロールだぜ、水がないから洗わないようにしているのだ。

赤岳天望荘おはよう、明けて23日、またバイキングの朝食だね。
外へ出よう、赤岳は今日もガスをかぶっているね、真下を見てみな、行者小屋が見える、あの尾根が文三郎道なんだ。
あれ、富士山が見える。今までは北アルプスから小さな富士山を見ていたが、ここからは大きく見えるのね。今朝は山梨県側も長野県側もよく見えるよ。
さてと、出発、分岐にお地蔵さんがある、バンダナをかぶっているぞ。
行者小屋から赤岳全貌それで、地蔵尾根という名前なのね。
ジグザグに屈折した道だな。木の柵なんだが、こっちは折り返す余地のある尾根なんだね。
いやぁ、こっちも転げ落ちるように遠慮なく急な道だな、やっと降りついたぜ、行者小屋。
振り向くと、赤岳のガスが晴れたよ。やっと全貌が見えた、どっちから登っても急登急下降の道なんだね、ほんとに釣り鐘みたいな山だなぁ。
稜線に天望荘が見える、昨夜はあそこに泊まったのね。
ここ行者小屋のの水はうまいな、水を土産に持って帰ろう。
美濃戸山荘まで帰ってきたよ。
ここはアブが多いね、払っても払っても纏わりついてくる、痛い、刺された。
あとは下界ももうすぐだね。


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