2000年7月9日
しぇるぱ単独
山域:奈良県室生

室生深谷竜鎮渓谷

 

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室生ダム朝早く目が覚めてしまったな、昨夜は八ケ岳の麓で10時間眠ったから、眠りは短時間でええのかな。よし、出かけよう。
自転車を室生寺の駐車場の柱にくくりつけてと、車は反転して室生ダムに向かうわけです。山から降りたら、自転車で駐車場所まで漕いでいく予定です。
竜鎮渓谷の入口に、適当な駐車場所は無いがな。引き返して堰堤のふくらんだ場所に停めるしかないね。竜鎮渓谷入口
ダムの水際を見ると、釣り人がたくさんいるね、ざっと見たとこ20人、目の届かないとこにも大勢いるとすると、ダム全体で何人いるんだろ。
最初の入江の谷が竜鎮渓谷、ここから入って行きます。はるかな昔、ここを通ったことはあるが、忘れてしまった、印象もまた新ただね。
ここは東海自然歩道の枝道なので、葺き石がしてあるが、仕事が丁寧、まっ平、ここまで平らな葺き石は他にはないね。谷底に竜鎮神社
谷底にお宮がある、その名前が竜鎮神社、ぼんぼんぼんと滑滝が連続して、うむ、神寂びた雰囲気で、宗教的感銘を受けて祭る気になるのもよくわかるね。
本来、この谷の名は深谷で、この神社から竜鎮渓谷と呼び慣わされたものなんだね。
いやぁ、草むした道だね、草刈などの手は全然入っていないぞ、朝が早いので露しとど、ぐっしょりと濡れてしまった。地面を見ると、靴跡がたくさんあって、誰もが草を押し分けて渡って行ったんだね。何度も何度も橋を渡る
ひゃぁ、斜面全部の杉が倒れている、一昨年の台風の所為なんだね、その時は室生寺の五重塔も倒木で大被害を受けたものね。
橋を渡り、また橋を渡り、10回近くになったなぁ、勘定できなくなったよ、未開人で勘定できる限度があるが、わたしも未開人並になってしまった。
ここの流れの水は飲めるか、お奨めしないね、谷の上流は溜池なんですよ、支流の水ならともかく、本流の水は飲まないほうがいいでしょう。どこまで歩いても豊富な水量
道は左右に分かれる、古いガイドブックでは、右は初心者、左はベテラン、と書いてあるが、左の道も道が太くなって初心者でもじゅうぶん行ける道だよ。
ここからは、橋はない、渡渉するのだが、何回渡ったかな、ごめん、未開人並なので勘定できません。
山道に取り付いて登り上げていく、カシ、ツバキなどの照葉樹林の中で、今までの植林の中と違ってええ感じやなぁ。腰折れ地蔵
ぽんと広場に出たぜ、分水嶺という感じだが、それは間違い、眼下の谷はまだ上流を示している。
広場と見えたのは林道終点なんだね、ここから道幅が広がっている。道は水平、流れも水平、底は岩場で滑の連続だね。
どこまで水平道は続くんだろ、流れはまだまだ豊かで、水の供給は途絶えることがないね。あれま、コンクリートで3面巻き立ての愛想のない水路になってしまったぞ、谷の終わりはもう近いのだね。室生寺を眼下に
出ました、三叉路、右が仏隆寺、左が室生寺、ここからすぐに腰折れ地蔵があります。
草葺屋根のお堂に腰折れ地蔵は鎮座しています。この先は車道は止めよう、ショートカットの草道がある、あとは道に従い、室生寺へ。
室生寺の入口で、「五重塔の落慶法要は何時あるんですか」
「10月に予定されています」室生寺、五重塔
「あれ、新聞では完成したと出ていましたが」
「足場は外しました、完成はまだまだです」
そうなのか、とりあえずのお披露目なのかい。
おぉ、出来てる出来てる、朱の色も新鮮な復活だなぁ。
あとは自転車、その昔、このバス道をポクポク歩いて草臥れ果てたが、今回はスイスイだね。ダムへの登りはさすがに無理、押して歩こう。
いやぁ、早かった。8時から歩き始めて、12時前にはもとの場所まで帰って来たよ。涼しい時間帯に歩けて満足、満足。


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カシミール展望図をつけました。


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