2017年12月4日
しぇるぱ単独
山域:広島県北広島町

北広島町大朝の文蔵山、密林なので諦める

 

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天気予報は午後から雨ということだが、それでも敢えて強行する。雨が降る前に山を下りているだろうという見込みなんですよ。
毎日が日曜日だからいつでも山に行ける、そうでもないのですよ。よめさんが、この日は病院に連れて行ってね、この日とこの日はポイントが5倍、10倍だから買物に車を出してね。
あの日はどこそこへ行くから体を空けといてね。けっこうアッシーで使われているのですよ。そんな、バリバリ自由というわけじゃない。
ということで、獲ち取った自由は存分に発揮しなきゃね。少々の雨ごときでひるんでなるものか。
高速道路浜田道の大朝インターで降りる。インター前交差点を直進したので、ここからは混乱が始まる。新庄高校の前を通過して、可愛川を渡る。
地図を見て事前演習したところでは、可愛川は渡らないはずだ。やり直して、新庄高校の裏道から進んでみる。可愛川は二度渡るのですよ。
地図で道を研究したのとは反しているが、道のままに進んで行くと自然に誘導される。二度目に渡る橋が真っ赤な欄干の橋なら、それで間違いがないのだ。大ひのきの樹と標識がある。
街道は道が膨れているところがないので車を停めようがない。岩戸集落の集会所がある、ここには停めても差し支えないのかな。その先に、八栄神社の駐車場がある、ここに停めよう。
やさか神社はスサノオが祭神で、八坂神社、素盞雄神社、祇園社、牛頭社、馬頭社、八栄神社もスサノオの別名でしょうね。
八栄神社の前からも文蔵山が見えている。前山に遮られながらも、街道から文蔵山の頂上は見えている
ここが明円寺、寺の駐車場があるが、駐車場は本堂から丸見えなんですよ。ここに駐車する度胸はない。
次の枝道が林道なのだ。街道から離れて林道を進む。
最後の民家までは幅広の道だが、そこを過ぎると、道は狭くなる。いかにも林道らしい道になるのだ。S字形のカーブがあって高度を稼いでいく。
道は大きな回転場所に入って行く。トラックはここで方向転換して、V字形に折り返して林道を登って行くのだ
現在でも使用中の道で、草刈も施してあって、健康な地道の林道なのだ。
ここから先は未整備林道、轍の間には草が生え放題で、森林組合もここのところからは手を入れていないね。
それでも、林道であるのは足触りでわかる。道の真ん中は草で覆われているが、轍の跡を踏んで行けば間違いない。
木の棒を渡した木橋のあたりから道は怪しくなってきた。この先は若木が中心なのだ。植生がびっしりと詰んでいて、密林状態になっている。
樹が成長して老木になったら極相林で、下生えもなくなって歩き易くなるが、まだまだ若木の競争状態で、こういうところは木と木の隙間も狭くて通り難いのだ。
これはあかんな、引き帰そう。
帰る道々、どこか疎林はないかいな、あった、ここなら木の間が広がっている。
林に入って、進むと、昔の作業道に出た。うん、まぁ、歩き易い。昔の杣道が残っているわけだ。
ここで作業道終わり、この先は植林になっている。ははぁ、植林のための作業道だったんだね。
稜線のてっぺんまで植林が続いている。過去の経験では、往々にして、植林の先は密林、こんなことが多かった、植林の先を辿るのは止めにしよう。引き返そう。
作業道は、朝に歩いた林道に合流した。ここからは登って来た道を引き返すのだ。
草生した林道から草刈が行き届いた林道に変わる。このへんで記念写真を撮ろうか。本来なら頂上で撮るのだが、しょうがない、証拠写真なら、ここでもええさ。
地道の林道が舗装路の林道に変わる地点、V字カーブというか、反転カーブというか、折れ曲がり地点まで帰って来た
GPSの軌跡が、行きと帰りでえらくずれているが、そこは気にしないでね。電波受信の不調です。みちびき4号機を打ち上げたが、まだ正式運用には至っていない。これからを期待しましょう。
舗装路の林道を歩いて、街道まで戻って来た。
明円寺の本堂は円形のコンクリート建築でガラス張りになっている、田舎の寺にしては超モダンだよねぇ。
街道をぽくぽく歩いて、八栄神社の駐車場まで帰って来た。
八栄神社の大ひのきが名高いのだそうな。ついでに神社に寄ってみよう。
これが大ひのき、根元が凄いね、根が浮き上がって露出して大蛇のとぐろのように波打っている。幹の太さより根元に目を奪われるね。
石段から境内に入ると、手水舎があって、奥に拝殿、コンパクトな境内だよね。
さて、帰るかね。ちょうど今頃になって雨が降り始めた。雨が降る前に山を下りる予定だったが、ドンピシャリ、うまいこといったね。
いやぁ、それにしてもねぇ、これで連続三回、山頂に登れていないのですよ。無理して登る気がないから、これでもええのだよ。
文蔵山にはリボンもテープも見当たらなかった。よっぽど不人気の山なんだろうね。不人気の原因は、あまりにも里に近過ぎるせいか、若木が密植していて、入りにくいせいなのか。
八栄神社 明円寺 ここから林道に入る 舗装路末端
いよいよ林道は草生してくる これ以上進むのは難しい ここからなら、疎林を行ける 作業道あり
植林の先は難しいかも 林道に戻る 刈り込まれた林道 八栄神社の駐車場

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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