2017年11月20日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市

近郷近在、布野の高山2、またも登れなかった

 

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ざっと10日前、布野の高山に登ろうとして、登れなくて引き返したことがありました。心残りだよね、もう一度トライしてみよう。
国道54号線を布野の横田、天狗トンネル(南)の信号交差点を左折、すぐに右折、国道の下を潜って、市道を進む。道の分岐はあるが、吸谷つりぼりの道標に従えばよろしい。
到着、ここが吸谷のつりぼりです。釣り客が駐車するために道幅を広げてあるので、そこを利用することにする。
前回は、地籍を測量するひとのお薦めで、上流に向かうことにした。測量で草木を切り開いてあるが、いかにも遠い。諦めて引き返した。今日はつりぼりから下流に戻ることにする。
山田橋がある。橋の近くに仕事小屋があって、山田さんとこの小屋じゃなかろうか。橋の名前もそこから来たのじゃなかろうか。地名じゃないと思うよ。
橋の手前に通行止めの看板がある。通行止めは自動車だけのことだろう。歩行者なら入って行っても差し支えないだろう。看板に横谷高暮こうぼう線とある。
入口から少し進むと、道が分岐してる。右の道にはバリケードがある。左の道には矢印があって、進むならこっちと推奨しているようだね。
左の道は高杉線右の道は横谷高暮線、どっちも林道なんだが、メインストリートである右の道を進むとするか。
幹線林道らしくて、平成8年度横谷高暮線広島県と銘板がある。ということは、少なくても20年以上掛けて林道建設に予算を注ぎ込んでいるのだ。
平成10年度ふるさと林道緊急整備事業横谷高暮線の銘板がある。2年間で距離を稼いだな、建設の度合いがスピードアップしている。
崖崩れだ。斜面が崩落して道を塞いでいる。こういうことがあるのだよねぇ。建設する片方で崩落して修繕していかなきゃらない。
ここは土砂を乗り越えて進まなきゃならない。地籍調査の測量のひとも土砂のデブリを乗り越えて進んで行っているよ。
アズマヤがある。横谷生活環境保全林整備事業の看板があって、その一環でアズマヤを建てたものらしい。
看板によると、ふるさと林道横谷高暮線は高野町に抜けるものだそうな。高暮ダムは庄原市高野町にあるのだから、まず、君田町の神野瀬川近くまで抜けなきゃならないよなぁ。
道の傍を見ると、笹の葉に雪が積もっている。下のつりぼりの近辺では小雨だったのですよ。登るにつれて雨は雪に変わり、道には積もってはいないが、笹の葉の上には雪が積もっている。
道にバリケードがある。このふるさと林道は中間に崖崩れがあって通行できない。下にバリケードあり、上のここにもバリケードがあって、その間を封鎖しているのだよ。
坂道を登り切って、この辺が今日の最高地点だな。
道は切り通しになっていて、とてもじゃないが高山に登る取り付きなどありはしない。もうちょっと先に歩いてみようか。
車が駐車してある。一台はなにわナンバー、地籍調査の測量の人で、大坂の会社から出張して来ているのだ。もう一台は林野庁近畿中国森林管理局の車、コンビを組む何事かがあるんだろうね。
国有林借受標識があって、ここは三次市君田町櫃田、借受人は三次市長で、用途は林道敷地となっている。
へぇ、そうなのか、高山は布野に属すると思っていたが、ほんとは君田に所属する山なのか。それではタイトルと反するなぁ。ま、ええさ、登山路は大部分が布野なんだもの、これでもええだろう。
ガードレールが木製なんだよ。縦の柱も横の差し渡しも材木で出来ている。ガードレールは鉄製という常識がここでは覆されている。林道だもの、地産地消でええのだよねぇ。
この辺は鞍部で、ここから高山に取り付けるかもしれない。だけどね、笹が雪まみれで、ズボンがビショビショに濡れるのは目に見えている。止めた、引き返そう、ここまで来たことで良しとしよう。
平成11年度横谷高暮線広島県の銘板がある。さっき、平成10年の銘板を見たところだ。ずいぶん工事が進んでいるね。
グーグルマップでは工事の痕跡は見えております。グーグルアースを見てちょうだい、こっちでも神野瀬川へ下って行く工事の痕跡が見えております。
今日のコースの最高地点を越えて、分岐まで戻る。右は高杉線の林道、正面は横谷高暮線、バリケードが置いてある道、登って来た道なんだよ。帰りは右の高杉線林道を戻る。
高杉線林道の最高点がこのあたりか。振り返ると、高山の稜線が見えている。もうちょっと登れば行けるのだが、道なき道を進むのは気が進まない。雪で濡れていることだしね。
下に舗装道路が見えている。あれは横谷高暮線、別名ふるさと林道、登って来た道なんだよねぇ。
下の道は崖崩れで通れないが、この高杉線はよく整備された道で、本来はサブコースなのだが、メインコースに格上げされてどんどん車が通っている。
傾斜の緩いところは砂利道、地道なのですよ。急斜面になると舗装してある。砂利道ではタイヤのグリップが効かないからだろうね。
高杉線、ふるさと林道の分岐まで帰って来た。林道を一回りしたのだよ。
山田橋の分岐を過ぎて、つりぼりまで帰って来た。目指す高山に登れなくて残念だったろう。いいえ、残念感はないよ。林道歩きばっかりだったが、じゅうぶん山の味は味わえたと思うよ。
弁当は車の中で食べる。雪で濡れた地面で食べるより車の方が快適だもの。短時間・短距離のコースだったが、満足していますよ。
吸谷のつりぼり 通行止めなのだが 分岐、右から入って左から戻る 崖崩れ
崖崩れを乗り越える バリケード 最高地点 このへんで引き返す
道の分岐 林道高杉線の最高地点 道の分岐まで戻る つりぼりまで帰った

 

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