1999年10月11日
しぇるぱとよめさん
山域:鳥取県
大山て、こんなに風が強いの?
また来月やって来るね。それじゃねぇ。 おかぁさん、お体お大事にねぇ。大阪に帰る前に大山に寄って来まぁす。 広島三次の生家を出発したのが7時、中国道経由で溝口インター、9時15分、9時45分には大山麓の駐車場、さて、念願の大山に登ろうぜ。 ここから頂上は見えないのねぇ。インターを出てから大山に近寄る時、山頂は雲の中だったねぇ。 そうだな、雲が走る、走る。南から北へ次々に飛んでいたなぁ。 |
土産物屋の長い通りね。前に観光で来たことあるから大山寺は省略して大神山神社へ向かうのね。日本一長い自然石の道だって。杉林のなかで雰囲気は充分よね。 ここが大神山神社か。賽銭で登山の安全を祈るとするか。 神社かお寺かよくわからない混然とした建物ね。 登山路はここから入るのか。 これで登山のメインコースなの?細い道ね。もう降りてくる人がいるよ。 こんにちは、早いですね。 はいはい、もう山頂に行ってきましたよ。これから宮崎に帰るとですよ。 気をつけて。 6、7人のおばちゃんグループね、元気なもんだ。大山も全国的なのね。 |
あれま、これはなに?広い川原ね、そう、砂防ダムなの。
ここが元谷、すごいザレ谷が2本流れこんでるな。 道はどっち?道標がないよ。地図によると、この川原を横断するのね。 行者コースと言うらしいよ。夏道コースを目指してるようだな。 ブナ林の中を進んで行くね、大きなブナだね、黄葉にはまだ早いようだね。 なんで夏道なの。秋だけど夏道、冬にはどうするんだろ。 夏道コースに合流したよ。こっちの道は広いなぁ。やっぱりこの道がメインルートなんだろな。 |
すみませぇん、6合目避難小屋はあとどのくらいですか。
えぇと、4分30秒かな。 どうもありがとう。 おいおい、もう、4分30秒は過ぎたぜ。ただのウケネライだったんだ。やっと着いたよ。 頂上まであと1時間半はかかるよ、ここで昼食にしようよ。腹が減っては戦にならない。 さぁて出発、階段と石を詰めた蛇籠の道だな。傾斜はきついし、階段の段差は大きいし、楽な道じゃないね。ここは伯耆富士、富士山と名のつく山はたいていきついよね。 麓を見てみな、あそこから登ってきたんだよ。日本海、弓の浜、中海、宍道湖は霞んで見えないね。 |
あら、風が強くなってきたよ。木道になったよ。 ハイマツのようだが、ダイセンキャラボクと言うんだそうだ。 うわぁ、風が強い。踏ん張ってもよろよろするよ。 おろ、ほんまやな、こんな強い風は経験がない。麓で見た時、雲が飛ぶ、と見ていたが、むちゃくちゃ強い風だな。 あの崖を見て、風に飛ばされて帽子が三つ、とても取りに行けないね。 |
やっと頂上小屋だよ、ちょっと休憩。鉄骨の頑丈な小屋ね。この小屋の中でもなんか体がゆれるぜ。長い木橋だったからね。さぁ、頂上へ行こう。ここが大山頂上、弥山だよ。方向板があるよ。なに、石鎚山、剣山。 晴れた日には石鎚山、剣山まで見渡せますよ。 ほんとですか、この霧の中じゃ何も見えませんね。 三角点は?この先50メートル、危険防止の柵の中か。 三角点ハンターもちょっと行けないのね。 この風だ、さっさと降りようぜ。 |
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