2016年10月19日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

安芸高田市高宮町、簡単に登れる大仙山

 

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地図を見たところでは、簡単な山に見える。頂上に通信鉄塔があるから建設の道路があるはずだ。メンテナンスするためその道路は維持しているはずだ。
25000図を子細に眺めると、北からの点線がある。東からも点線がある。そっちの道は使えるかどうか調べてみてはどうだろう。
登山口と下山口を別々にして、両者を自転車で結ぼう。ということで、自転車も積み込んで出発しました。
おおむねこの道から入って行くはずだよなぁ。おばあさんがいた、聞いてみよう。
大仙山に登るのはこの道ですよね。頂上から、北への道、東への道は今も生きてますかね。
大仙山へはこの道よぉ。山から他に道があるか、言うてんかいの。ちゅうにありゃぁせんよぉ。今も昔も、ついぞありゃぁせんよぉ。
徹底的に粉砕されてしまった。[ちゅうに]とは[宙に]と書くのかな。絵空事、架空、全く、全然、完全否定の用法の場合に使うのですよ。
それでも山の裾を一周回って確認してみよう。
東の山道があるところ、全然道がありそうな気がしない。北の山道があるところ、分岐点に近づくことさえ出来なかった。この道には入らんほうがええ、頭の中に警告ランプが点灯するのですよ。
山の麓をぐるっと回って、登山口まで帰ったが、このへんで駐車できそうなところは、そうだね、近所に高宮温泉たかみや湯の森がある。そこの外の駐車場に停めることにしよう。
温泉の施設に第一、第二の駐車場があって、そこが満車の場合、外の街道沿いに駐車スペースが線を引いて区分してある。そこに停めよう。
高宮温泉でも、日帰りの施設はこっちにあって、宿泊の施設は福寿荘という名前で隣にある。看板の向こうに大仙山が見えている。
ぽくぽく歩いて、分岐にはAngelエンゼル乗馬クラブと看板が出ている。
ここから舗装路が分岐している。頂上に通信アンテナが何本も林立しているが、アンテナを建設するための道路、メンテのための道路なんですよ。
麓の最初の家には驚く。寺院かと思うほどの豪邸で、屋根の棟瓦が分厚くて、あれは寺院建築だよねぇ。どこの御大尽が、金満家が、大富豪が、お住まいになっていることやら。
その豪邸の次の家がエンゼル乗馬クラブなんですよ。どうなんだろうね、大金持ちが趣味で乗馬クラブを経営しているのかもしれない。あるいは、お互いに無関係かもしれないよ。
頂上へ向かう道なんだがね、道の両脇から枝葉が繁るがままに突き出して来る。草刈などのメンテをやっていない感じがするね。頂上のアンテナ会社が相談して人を雇えばええのにね。
道に沿ってNTTの通信線がやってきて、南の麓から中電の電力線が真っ直ぐ斜面を伸びてきて、ここで電柱が一緒になって上に伸びて行く
道が分岐したり合わさったりは珍しくなないけれど、山の中で別々の電線がまとまって伸びて行くのは、あんまり見ることはないよ。
ここが上の大曲り、ここで大きく方向転換して頂上を目指すのだ。
頂上に到着して、最初のアンテナが安芸高田市消防本部の消防無線、次にあるのがデジタルテレビ塔、NHKも民放も。ちょっと離れてKDDIの電波塔があって、その先に違う塔も見えている。
麓でおばあさんに聞いた時、ちゅうにありゃぁせんよぉ、と言っていたが、なるほど、山道などないね。
舗装路が下に向かっているので寄ってみる。
神社がある。離れて神楽殿があって、拝殿と本殿が繋がっているが、本殿の神殿は破壊されているよ。あるいはこういうことかな、維持できなくなって、神降ろしして御神体は別に移し、抜け殻になっているのかもしれない。
この山の名前が大仙山なのだから、神社の名前も大仙神社なんだろうね。伯耆の大山から勧請した分社、そこまでの筋目ではなく、地元の牛馬の神さまだということじゃなかろうか。
さて、降りようか。
上の大曲りを過ぎて、下の大曲りを過ぎて、とんとんと麓に降りて行く。
乗馬クラブで馬を覗いてみようか。おぅ、いるいる。馬小屋の下に馬場があって、障害を越えたりできる砂場になっている。
もとの登山口まで降りてきたぞ。えらく簡単な山だったな。廃道を行けばヤブコギになるだろうから、そっちは無理、舗装路を単純に登って降りるしか他に道がないね。
たかみや湯の森まで帰って来た。ここで弁当を食べて帰ろう。
高宮温泉たかみや湯の森 大仙山へはここから こんな道 上の大曲り
大仙山 神社がある 下の大曲り 取り付き点へ戻る

 

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