2016年9月24日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

安芸高田市高宮町、今度は登った、面山めんざん面山めんざん城址

 

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前回、面山に登ろうとしたが、全然見当違いのところから取り付こうとしていた。よくよく地図を点検すると、面山からはるかに南に離れて登ろうとしていた。思い込みと錯覚のなせる結果です。当然、登れなかった。
安芸高田市高宮町で、高宮町の北半分は、東から、船木、佐々部、川根と並んでいて、その佐々部の野部集落を目指すのだよ。
安芸高田市高宮町支所から国道433号線に乗って高北広域農道と交差する。そこからは北側に流れる斜面になる。次の集落が目指す分岐なんですよ
集落名が野部、バス停も野部で、国道を離れて野部集落の急な坂道を登る。登り坂の分岐には道標いっぱいあって、面山城跡(登山口)の案内もある。ここから入るのだよ。
農村風景というと、散村を思い起こすでしょ、違うのだよ、農村でも密集した集落なんですよ。急な坂道に沿って並んでいる。
集落を過ぎて、嘘じゃないかと疑いたくなるほど坂道を登って行く。舗装路は峠まで登り詰める。面山城跡の立札がある。ここに駐車すればええのだ。
峠は変形五差路になっていて、余裕を持って駐車可能だよ。立札が誘導するのが南、そっちに面山城跡、北に向かえば面山三角点、まず最初に三角点に向かおう。
林道は軽トラも通える道で、砕石を敷いて植物が生えるのを邪魔している。林道敷設から年月が経過したので、道の両側から草木が迫り出し、道の中央には草が繁っている。
本来はこのように砕石で覆って草木も生えない道なのだが、露だらけの草にずっと邪魔されて、ズボンもシャツもぐっしょり濡れてしまった。
ところどころ、リボンが垂れ下がっている。このリボンは、山主が設置したのか、登山者が目印に残したのか、どっちでしょうね。登山者にしては雑なんだよね、山主の目印だろうと思うよ。
山の峰を越えて下り斜面になる。そこで林道はお終い、ここからは歩きの杣道になる。
植林の間伐が行われて、伐ったまま地面に放置してある。ここは道沿いだから歩くスペースを空けてあるが、中腹では伐ったまま放り投げで、足に絡んで歩きにくいのだよ。
鞍部に降りて、そこは四差路、どっちに進むべきか悩むが、取り敢えず右折してみる。
峠の登り詰めで、面山側は自然林で植生に隙間がない。こっちからは取付けないなぁ。引き返そう。もとの四差路まで帰って、登山口から来た道からすると直進の道を行く。植林の中を進むのだよ。
植林の中、間伐材を切り捨てたままなので歩きにくいが、もともと林床に草が少ないので見通しがよくて、進むべき進路は簡単に定まる。
ここが面山三角点、三角点のところだけ植林するのを遠慮している。三角点標石にチップを埋め込む作業を続けているが、ここにはまだ埋め込まれていない。
さて、戻ろうか。
頂上に登るのは脚に任せて登れば登れるが、下山はどっちに向かっているか怪しいのが普通だ。GPSを持って歩いているんですよ。登った軌跡に沿って降りるようにしている。
鞍部の四差路まで戻って来た。四差路をこのまま直進すればええ。
来た道を引き返して、舗装路の峠、五差路のところまで帰って来た。駐車した場所のことだよ。
面山城跡のほうへ向かおう。尾根を
り抜いて、歩き易いように工事してある。
道は植林の中を行く。山腹を進んでいて、尾根のところに城址らしいものが見えている。
山腹を行く道は峰を通り過ごして、反対側の尾根道と同じ標高までになってきた。このへんで道は尾根に合流する。
引き返して稜線を登る。道などないが、とにかくえんやえんやと登って、頂上部まで登って来た。
凸427m面山城址と立札がある。凸とは標高をあらわす象形文字のつもりなんだろうなぁ。じゅうぶん伝わる。
山の上は平らに削って土木工事してある。ここは面山城跡
甲の丸つめのまるなんだろうなぁ。毛利も尼子も城の最高地点を甲の丸つめのまると呼んでいました。
ここは城の最高地点にしても、異様に突き抜けた最高地点で、坂を下るのに物凄い傾斜だ。毎日登り下りするのはオオゴトだったんじゃないかね。
下に曲輪の群の敷地がある。かなり多数の棟数だったと思うよ。あちらに平地、こちらに平地があって、それが倉、兵舎だとしたら、相当兵員を動員できたんじゃなかろうか。
尾根を伝って城址から出て行ったのだろうと思う。塀や石垣が見当たらないから、どこまでが城跡なのかよく判らない。
尾根をこのまま進むと自然林に入る。草葉が体に絡んで歩きにくいから植林に逃げよう。植林を下って、山腹を巻く道に合流した。この道を引き返せばええ。
駐車場所の五差路まで帰って来た
ズボンが泥だらけなのだよ。草が露を含んでいて泥を
なすりつけるので汚れ具合が、まぁ、ものすごいよ。
落ち葉の腐葉土をズボンに
なすり付けたので、帰りの車の中は肥しの臭いが満ち満ちていた。肥しの臭いとはちょっと違うか、泥の臭いだね。
さぁ、帰ろう。
参考
2016年_9月24日 安芸高田市高宮町、面山めんざんに登れず
峠の駐車場所から 林道はここまで 四差路 こっちの道からは入れない
面山三角点 四差路へ戻る 今度は面山城跡へ ここから城跡へ取り付く
面山城跡 下の曲輪 植林へ逃げる 来た道に出合う

 

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