2017年7月14日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

烏帽子山は登れた、多治比猿掛城跡へは行けず

 

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登ってみようと目星を付けたのだが、ネットで検索してみると、実際に登ったとあるのは1件だけです。
それはね、「里山をたずねて」のブログで、「烏帽子山と猿掛城跡」、実際に登った人がいるのだから、行けばなんとかなるだろう。
多治比猿掛城跡の入口付近に自転車を置いておく。烏帽子山を縦走して、猿掛城からここへ下りてきて烏帽子山の入山地点まで戻って行こう、という段取りです。
県道319号線まで戻る。県道を進むと、土師ダムへの分岐がある。そこを入って、さらに分岐があって、橋を渡って入って行く。
工事現場のプレハブがあって、道路わきに空き地があるから、なんぼでも駐車し放題。ここへ停めよう。
この道は中馬トンネルに入って行く道で、街道の左側に建設用の取り付け道路が残っている。段々と中馬トンネルに近づいて行き、中馬トンネルと銘板が見えてくる
トンネルの上部で、トンネルの左から右へ渡って行き、森林の際に山へ入る道が見えてくる。
最初は道なのやら踏み跡なのやら怪しげだが、やがて、立派な道に合流する。
突然、立派な標識に出会う。[至土師ダム、至上中馬]、どうやら、広島県自然歩道堂床・土師ダムルートの一部分らしい。
標識の裏に、平成十五年度広島県自然歩道利用促進事業とプラスチック銘板が貼ってある。へぇぇ、自然歩道もちゃんと面倒見てくれているのだ。
そうか、この幅広な道は自然歩道と重なっているのだ。その自然歩道は峠に差し掛かる。峠には水道施設のタンクが設置されている。どっち側の集落に水道を供給しているのだろうねぇ。
水道タンクの横手から山に取り付く。尾根を歩くが、ちゃんと道になっている。
送電線の鉄塔に到着する。
送電線巡視路は山腹を下っているみたい。そっちには向かわず、登りの斜面のほうに歩いて行く。
急な斜面に出会う。踏み込んで踏み込んで、どんどん登って行く。
山頂に出た。ここは烏帽子山の山列の最初のコブなのだろう。ここから数えて三つのコブを越えて行く。
道はあるような、ないような、ただし、極相林なので林床は歩き易い。たまに、倒木があって樹冠が開いて、すかさず若木が成長して行く。成長林も混じるので、そこは歩きづらい。
灌木で封鎖されているが、この灌木の向こうが三角点のようだ。灌木を突っ切って突破する。あった、烏帽子山の三角点はここにあるのだ
最近は、三角点の標石にはチップが埋め込まれているもんだが、ここはまだその作業が追い付いていない。
さらに灌木を突破して進行方向へ向かう。灌木帯を突破すればあとは歩き易い。
ここから先は中国電力の送電線巡視路を当てにしていたのですよ。烏帽子山の山列から南の山列を越え、三つめの山列を今歩いている。
火の用心の短冊を見つけた。この短冊は送電線巡視路の目印なんですよ。
送電線鉄塔に出会った。この送電線は、烏帽子山の南側の送電線か、東側の送電線か、判断が付かない。
たいがい鉄塔の下には次の鉄塔への矢印案内があるもんだが、ここの鉄塔の案内はないのですよ。どっちへ進んでええのか見当が付かないのだ。
火の用心の短冊があるからには、来た方向が中電巡視路なんだろう。引き返そう。
足に任せて歩いて、家に帰って、GPSのログを地図に落として、始めて判ったことなんだが、ここで進む方向を間違えたのだ。
自然に谷の方向に進みたくなる。そこを敢えて次の山列に移るべきだったのだ。似たような風景なので、ここがポイントとは見当も付かない。
極相林の中だから快適に足は進んで行く。眼下には広い谷が広がっている。
谷が狭ければ、さらに、植生が密集していれば、進むのをためらうのだが、谷は広くてチョロチョロと水が流れている
多治比猿掛城とは違う方向に進んでいると思う。判っては来たが、もうここまで降りたからにはこのまま進むしかない。
民家が見えて、イノシシの柵が待ち構えている。どこかで柵が開くところを探さなきゃならない。
墓地がいくつか見えている。墓参りするのに、柵の入口がどこかにあるはずだ。民家が二軒見えている。その間に進んで行こう。
柵の入口があった。針金で止めてある。針金を開いて、出てから、再び針金で結んでおこう。
舗装路へ出た。山裾の道を歩いて、多治比猿掛城跡の入口の前に立つ。ほんとは、烏帽子山から山伝いに、物見丸、出丸、本丸と巡るはずだったが、パスするしかしょうがない。
近くにデポしておいた自転車で引き返す。
いつものロードバイクではなく、ミニベロ、折り畳みの小径車を使うことにする。たまには使ってやらないと、錆びたり油が固まってしまうものね。
県道の街道を行かずに、さっき歩いた山麓の道を行く。多治比川の曲橋を渡ると、県道に合流する。
しばらく県道を行って、分岐があるから左へ進む。この道は県道ではないが幅広の市道なのだよ。土師ダム堰堤の方向へ進むのだ。
さらに分岐があって、左折する。朝に駐車したところまで帰って来たのだよ。
 
駐車した場所 中馬トンネル 道がある
最初の鉄塔 最初のコブ 烏帽子山三角点 またまた鉄塔
ここで方向をミスした 廃屋の間に出口がある 多治比猿掛城跡への入口 駐車場所に戻った

 

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