2017年6月19日
しぇるぱ単独
山域:広島県東広島市

東広島市河内町の義庵坊

 

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沼田川沿いで、登り残した山があるのがなんとなく引っ掛かる。どんな山か登ってみようじゃないか。
福富ダムから沼田川を下って、大渡橋西詰の交差点信号で、国道から離れて県道33号線を下る。嶽ヶ城への分岐を過ぎて、義庵坊の山麓へ近づいてくる。
県道は膨らみが少なくて、迷惑を掛けずに済む適当な駐車場所が見当たらない。県道の側道のような盲腸部分がある。ここなら世間に迷惑は掛けないだろう。
駐車場所から、来た道をバックして戻る。義庵坊らしい山は見えていて、前山が立ちはだかっていて、頂上近くしか見えていない。
草が城山という案内標識がある。ここから5KM先にあるのだそうな。5KM先となると、はるか遠く、板鍋山の近くまで行ってしまう。そんなに遠くを指差しているとは思えない。
5KMが間違いだろう。500Mの書き間違いじゃなかろうか。義庵坊の前山で、目の前に見えている山のどこかに草が城山があったというなら納得できる。
河戸こうど地域センターの前を通り抜ける。図上演習では、ここの駐車場に車を置かせてもらおうと思っていたんですよ。駐車場が狭い。ここに駐車したら迷惑を掛けてしまう。それで駐車場所探しに迷ったんですよ。
県道33号線と県道348号線との分岐が近い。いや、別に意味はありません。地理的にどこかを示すのに、県道の分岐を示せば見当が付くと思ったのでね。
この先で県道が二つに割れている。集落内を通る旧道と、川沿いをバイパスで走る新道とに分かれる。どっちも県道33号線なんですよ。その旧道のほうに進んで行く。
駐車場所としてずいぶん遠いところに駐車したが、ここの分岐の近くに廃止したガソリンスタンドがある。その近くなら道が膨らんでいるし、ここなら駐車しても文句は言われないかも。
事前に図上演習したところでは、このあたりで県道の旧道を離れるべきなのだ。義庵坊(仮称)古墳の看板がある。5KMとあるが、ほんとかね。5KMなのやら500Mなのやら。分岐の目印にはもってこいだね。
曲がり角の向こうに谷の奥が見渡せる。谷の奥の山が義庵坊の方向なんだろうね。
最後の民家の背後を抜けて、アスファルト道と地道に分かれる。地道を行くのだよ。アスファルト道は砂防ダムの工事用の舗装道路でそっちへ行っても行き止まりなのだよ。
2万5千図の地形図では、今歩いている道は実線になっている。実線ということは、自動車も通れるということだが、それは無理だ。でも、幅広で歩き易い道だよ
谷の流れはナメになっている。滝と言いたいが、水流のジャンプがなくて岩に沿ってシャラシャラと流れているのだもの、滑、ナメ、滝の近隣だね。
道は大きく迂回して切り上がって行く。ふたたび流れに沿って歩いて、流れを登り詰めると、池に至る。
池の水は抜いて池の底が見えているのですよ。池の堤が崩れると水害になる。もう、たんぼの水はそれほど必要ではないのだから、池を干して、水害のもとを断つ、これでええのだと思うよ。
道は池沿いに進んでいるが、中電道が急傾斜を登っている。ここは送電線監視路の中電道を歩こう。
ぐんぐん登って、最初の鉄塔、続いて、二番目の鉄塔、送電線の真下を進めば登ったり下ったりしなきゃならないが、並行する稜線伝いに進むので自然な登り道を行っているのだ。
二番目の鉄塔のヤブの際を観察すると、草の間に踏み跡が見えている。取り付いた最初は草に覆われているが、すぐに踏み込まれた道に変わる。
ここが義庵坊の三角点、松の樹は倒れやすくて、倒木が三角点を塞いでいる。
地形図によると、南に道があるはずなのだが、探してみたが草木に覆われて進めそうには見えなかった。
引き返そう。
二番目の鉄塔からそのまま真っ直ぐ進んで、あれ、登るとき、こんな風景はなかったぞ。幅広の道なのだが、このまま進んではまずいみたい。試しに踏み込んで見るのテストを繰り返す。これは違うな。
引き返して、中電道の鉄塔案内を見つけた。NO93、NO94、NO95、ここでは鋭角で曲がらなきゃならんのだ。登るとき、反転するほどの鋭角で曲がったのを思い出した。
広い道がそのまま続いているので、錯覚してそのまま進んでしまうのだ。
最初の鉄塔を過ぎて、急な坂道を下って、池のほとりまで降りてくる。
ここからは幅広の道だよ。ただし、竹やぶの中を抜けるので、竹の枯れガラに邪魔されながら潜り抜けて行くことも覚悟しなけらばならない。
最後の民家まで帰って来た。ここからは舗装の道を歩く。
県道沿いに歩いて、駐車場所まで帰って来た。
県道に沿って側道のような道が残してあるのは、バスの停留所のためらしい。バス停の名前が峠条たおじょう、ここから山を見上げると、義庵坊、横から見る姿になって、特徴的な姿を示している。
 
駐車した場所 河戸地域センター 県道の分岐 県道の旧道と新道、分岐
ここが登山口 谷の奥に義庵坊が見えている 地道を進む ナメ
第一の鉄塔 第二の鉄塔 義庵坊三角点

 

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