2002年1月2日
しぇるぱ単独
山域:大阪

外院尾根から最勝ケ峰

 

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古くからの巡礼道今年初めての山なんだがどこへ行こうか。近場にしよう、北に穴場があったな、そこにしよう、外院尾根から最勝ケ峰。
千里中央に着いたがバスのダイヤがよく解らないな、タクシーにするとしてもバス停の名前がうろ覚えだ、えい、歩こう。
車ならあっという間なんだが、箕面船場のところはやたらと風が吹き抜けるところだなぁ。
淀川方面の展望へぇぇ、会社の看板は船場で見るものとおんなじだわい。植民地とおんなじだね。
たしか、バス停の名前は新家だったな、ここを曲がるのだ。ぅむ、勝尾寺参詣道の石塔がある、これで間違いなし。
帝釈寺を過ぎ、やっと市街地を抜けたな。畑の向こうに山が近づいてくる。
山道に入ると印象的なのが道のえぐれなんだよね、雨水に掘られて底の岩が現れてもうこれ以上はえぐれないというところで安定したんだね。
丁石、1番ここまで来ると昔の記憶と重なってくる、この道なんだと安心するね。
何度か淀川方面が開けて見えるところがある、正月は空気が澄んでいるので、どこまでも見えるぞ。
遠くに見えるのは南山城の山だなぁ、北河内から続く生駒の山、年末に南端から縦走したよな
はちまきに巻いて山を迂回して峠、ここからは真っ直ぐに山腹をたどることになる。
さっきから大勢のひととすれ違っている、初詣を山道からという善男善女なんだね。
勝尾寺道々に石塔があるが、摩滅してよく読めないね。キリークと書いてあるがなんのことやら、梵語だね、摩滅していなくても読めるわけがない。
太鼓の音が聞こえてくる、勝尾寺の祈祷の太鼓だね。いちんち打ち続けると難聴にならないのかしら。
勝尾寺にはいい印象がない、寺で土産物売り場を経営し、入退門する時には必ずそこを通るように設定されている、ゼニを落とすように仕組んであるぞ。
東海自然歩道に出ただから勝尾寺はパス、右の明治の森へ行こう。
ここには営林署の施設があって広場がある、山道は再びここから始まるんだね。
階段がいっぱい、階段がいっぱい、階段がいっぱい、真っ直ぐは階段、傾斜がゆるんでも稲妻に切り替えて登るんだね。
開成皇子の御陵その昔、山の初心者の頃、東海自然歩道を歩いたもんですよ、その時、最勝ケ峰の傾斜には音を上げたもんですよ。
それが刷り込まれていたせいか、ここには再び来る気もしなかったんだよね。
なるほど、傾斜はある、それからもっと苦しい傾斜の味も味わいましたね、再び来てみると、こんなの並だよ。
稜線に出た、東海自然歩道と合流した、さすが第1級の歩道、道幅が広い。
御陵の迂回路開成皇子(かいじょうおうじ)の御陵が稜線にある、鎌倉時代末期にひとだそうだが、都から外れたこんなところに葬られるとは何か事情があったんだろうね。
ここが最勝ケ峰、稜線に御陵があるから、そこを迂回するように桟道が横に付けてある。
あとはどんどん降りるだけ、このまんま行くと箕面の滝のほうへ行ってしまう、自然観察道を探さなきゃ。
下を透かすと道がある、これだな、ショートカット。
稜線は植林に覆われていたが、ここは自然林が多いんだね。
自然研究路の出口車道に出た、このまんま勝尾寺までたどるとするか。
さて、バス停、ええっ、交通が混雑するのでバスは運休、これは知らなかったよ。
なるほどね、自家用車が殺到してすれ違うのも大変だね、これじゃ大型バスが入るわけがない。
しゃぁない、朝来た道をそのまま帰るか、とほほ(^^;;
日が暮れそう、新家のバス停からバスに乗って千里中央まで帰るとするか。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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