2004年7月14日
しぇるぱ単独
山域:広島市内

植物公園から呉娑々宇山ごさそうやま

 

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今日は休園日呉娑々宇山ごさそうやまへ行きたいもんだが、広島市内から郊外に向かうようにガイドブックには書いてあるな。県北の住人にはそんな手間のかかることが出来るかい。北からそのまま呉娑々宇山に取り付いてやろ。
地図を見ていると、呉娑々宇山の北側に緑化植物公園がある。ここから山に入れないはずがないだろう。
JR上深川駅のあたりで、植物公園の標識、ふむ、こっちへ行けばええんだな。
ずうっとたどって、高速山陽道を潜って、このまま流れに乗って行けば広島高速道路1号線へ入ってしまうがな。料金所直前で植物公園の標識を見つけた、左折して、高速道路へのコースから抜けるんだね。
すり鉢状の谷住宅地から山際の道に変わって、ええ感じだな。
あれ、門が閉まっている、本日休園。これは参ったな、ネットで調べたところでは入場無料とあったので、いつでも入れるだろうと思い込んでいたよ、休園日があるなど思いもしなかった。
門の脇に地図がある、地図では、ここから呉娑々宇山へ直に向かう道があるようだぜ。こっちから入るとするか。
真っ直ぐな舗装路だね。そういつまでも舗装が続くわけもない、ね、地道になってきた。谷川を渡るんだが、暗渠の上を歩いたり、流れをそのまま渡渉したり、道は何度も分岐してるが、なるべく太い道を選んで来たつもりだよ。
尾根で邪魔する岩谷のどん詰まりで、広場のようなところに出たぞ。地面にはバイクのタイヤの跡がいくつも見える。自転車のバイクじゃないよ、モーターバイク。
斜面を縦横にタイヤでかき回すので、下草が無くなってすり鉢状の崖になってしまっている。
谷のすり鉢をまっすぐに登ってみるが、道は途絶えたよ。横に迂回して尾根から登らなきゃしょうがないね。
道はあるといえばある、これが道かと念を押されると返事に困るね。踏み跡はあるんだが、木の枝がからまって、歩きにくいったらありゃしない。
電線の保安の切り開き尾根道を岩が塞いでいるよ。正面突破するには背が届かない、横へ迂回するしか先へ進む方法はないね。
広島市と彫ってある測量の石の杭があったよ。杭の前後を透かして見ると、谷を直登しているぞ。
さっき、あきらめて尾根に迂回したが、あそこは真っ直ぐ進むべきだったのかな。でも、これは垂直の嫌な壁だよ、おら、あんな道いやだぁ、あんな道ぃいやだぁ、正しい賢明な道を選んで来たと思んうだがね。
しまった、地図を失った。木の枝と格闘しながら登ってきたんだが、どこかで落としてしまったらしい。ここはどこなんだろうねぇ。
広島市の杭は横手へと誘導するよ。尾根から山腹を渡って次の尾根、さらに山腹を渡るように誘導するんだが、これは違うんじゃないかい。
新しい道を建設中尾根をまっすぐ登るほうを選択しようよ。古い踏み跡も見えることだしさぁ。
尾根を進むと、人工物が見える、へ、電柱じゃないか。空中に電線が透けて見える。頂上の通信設備へ電力を供給するんだろう、心強い証拠だね。
切り開きに出た。電柱と電柱の間の立ち木をばっさりと伐採して保安し易くしてあるんだ。
切り開きの奥に道があった。あっち、呉娑々宇山、そっち、水分峡、安心して進める道にやっと出会えたなぁ。
道はどぅんと下へ下がって行くよ。下りたら、そこは工事現場じゃないか。新しい道を開いている。
呉娑々宇山頂上重機が動く現場に入るわけにはいかないね、ドハの上に歩道があるみたい。古くからある道なのか、新しく付け替えた道なのか、どっちなんだろうね。
反射板がある、向かい合わせに別の反射板、電波は見えないけど、どんな反射の具合なのか想像してみたりなどしてね。
山頂らしきに電波塔がある、でも、山名標識がないね、あ、この向こうのこぶがそうなのか。
こぶの上には三角点もありました、山名標示もありました。ここが呉娑々宇山の頂上です。
海が見える、坂町の岬を渡る橋も見える、金輪島が見えて、宇品があっちの方向なんだな。
呉娑々宇山と尾根道さっき来た道を引き返すかい、GPSがあるから復路をたどることは簡単だが、あのやぶの中を戻って楽しいかい。標識は藤が丸山を誘導してるじゃないか、そっち経由で帰ろうよ。
道を建設しているので、山肌を断ち割って大きな崖を作ってしまってる、危険立入り禁止、当たり前だい、そんなところに近寄るもんかい。
でも、おかげで展望はええね、谷向こうの尾根に大屋根が見えるが、森林公園の設備なんだろうね。
藤が丸山にかかるポイントに来たみたいだよ。尾根を越えて山腹へ下りるのかい、谷を渡って別の尾根のこぶがそうなのかい。
止めた、下りて登っての繰り返しをしなきゃならんのなら、別に行きたくもないよ。
藤が丸山管理センターへの道をたどろうか。
舗装路に出た。管理センターからの舗装路が呉娑々宇山の真下へと新しく道を伸ばしているんだね。呉娑々宇山の尾根を越えて山の反対側に伸びているが、いったい、どこを目指そうというのかしらね。
管理センターへの道はこの舗装路しか無いんだろうか。山道の案内は見当たらないねぇ、このまま進むしか方法がないみたいだね。
登りの道は、道だかどこだかわからないところを押し渡ったもんだ、帰りは、炎天下のセメント道をぽくぽく歩かなきゃならない。
あと1、2か月で新しい道の舗装が完成すると思うよ。そうなれば、呉娑々宇山の頂上に登るのは簡単なもんだ。
駐車場ゲート植物公園からの登るコース、来ては見たけど、お勧めは出来ないね。今でも面白くない、将来、さらに面白くないだろうさ。
やっと駐車場ゲートの管理センターまで来た。
この先、まだまだ舗装路を歩かなきゃならんのだよ。
やっと戻れた。入場無料ということで、休園日でも、入り口ゲートには、ひとが通れる幅は確保してあるものね。いやぁ、お疲れさま。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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