2001年9月22日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:丹波

亀岡の行者山から瑞巌寺廃寺へ

 

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行者山への取付き地点西国巡礼の第21番穴太寺も巡拝をすませた、さぁ、ご近所の山を訪ねるとするか。
目星をつけたのが行者山、ここに行くことにしようよ。
山を抜け出るところが湯の花温泉なんだよ、まずここに自転車をデポするよ。そのまま山陰線の千代川駅まで道をたどるよ。
山に入る地点は配水タンクのところなんだそうだ、京都縦貫自動車道越しに見えるあれがそうだな。
このまま行くと京都縦貫自動車道に入ってしまうよ、まずいんじゃないの。
うん、これではうまくない、とにかく山沿いの裏道を行こう。縦貫道の20番潜函、ここがどんぴしゃり、ガードを抜けたところに行者山への立て札がある。ここに駐車することにしよう。
参道の鳥居ほんとね、大きな配水タンクが5箇所、これを目当てに来れば解り易いのね。
石塔がある、文化12年だとさ。
鳥居があるよ、この先は神社なの? そうか、神仏混交の名残りなのか。
道は広くて迷うことはないね、子供がきたよ。
こんちわぁ、ぼくひとりかい。
おにいちゃんとおとうさんとで3人。
ちょっと聞きますが、この山のどこで水晶が出るんでしょうか。
水晶が出るんですか、詳しいことは何も知らずに来たんですよ。
すみません、足を止めまして。
行者山の頂上巨大な岩やなぁ、岩の足もとにお堂がある、剣尾山の行者山とおんなじだなぁ。
岩の横を登れば頂上、ここが行者山431m
ごみひとつ無い静かな山ね。道の整備状況からして大勢登ってるはずなのに、雰囲気を壊さないよう誰もが守っているのね。
この先がとこなげ観音と案内がある、先を続けようか。
軽い登り下りが続くのね。
おっとこれは、道の真ん中に水晶の露頭だぜ。さっきのおとうさん、行者山の頂上で引き返したんだ、ここまで進めば水晶に出会えたのに。
引き返して、ここにあるよ、と教えてあげれば(^_-)
とこなげ観音ふかふかの道をとんとんとんと下れば、あれ、林道に出たよ。
標識の矢印は林道を下れと指している、このまま行こうか。かなり来たぜ、どこまで林道をたどるんだろう。
ここ、どうしよう、道が分岐している、あっちは行き止まりこっちは参道と案内してるね、素直に従おうか。
寺の石段に出た、登ってみると、独鈷抛山千手寺(とこなげさんせんじゅじ)、とこなげ観音とはここの寺のことだったんだ。独鈷とはどっこ、ここではとこと音便化して読んでいるね。山中に似げない大きな寺だな。
寺に並行してそのまま林道を行こうか、石段を下へ下へと下りるとコースは終わってしまうからね。それではつまらない。
あんた、道は墓場に突き当たったよ、あ、墓場から反転する道があった。奥条と書いてある、湯の花温泉のことよね。
めちゃめちゃ蜘蛛の巣の多い道ね、最近誰も通ったことがないんじゃないの。
瑞巌寺廃寺の迷路竹やぶに入ったなぁ、瑞巌寺跡、山門跡、という標識が見えるよ。
松島ぁぁの、さぁよぉぉ、瑞巌寺のほぉどぉの
えんやぁとっとえんやとっと、そうか、あの瑞巌寺か、え、もういっぺん言って、ふぅん、中国に瑞巌寺があって、それにあやかってあちこちに瑞巌寺という名前の寺があるのか、なるほど。
庫裏跡、本堂跡、どうもおかしいよ、このへんから道が消えてしまった、引き返してみようよ、こっちに道がある、あれ、この道も墓場で行き止まりよ。地図を見てみてよ。
地図では道は下へ続くはずなんだ、こっちへ来るのは間違いのようやな。引き返そう。
あった、見つけた、道は急角度で曲がっているんだ。瑞巌寺跡、山門跡の標識に注意が向いて、曲がり標識を見落としたんだ。
やれやれ、迷路から脱け出せてほっとしたよ、廃寺とは気持ちの悪いものねぇ、物の怪が取り付いているようで馴染めないねぇ。
間違った屈折地点麓の瑞巌寺の住職が元の瑞巌寺の墓場伽藍跡を供養に来ているんだろう、それで踏み跡が自然に出来ているんだな。
やっと竹の落ち葉道から普通の落ち葉道に戻ったぞ、広い竹林だったな。
やれやれ、集落に出た、引っ越した今の瑞巌寺もここにあるのね。
ここからは国道を湯の花温泉まで歩くことになる、はい、湯の花温泉到着、自転車で登山口まで行って、車で戻ってくるからここで待っててな。
今日は風が強いな、向かい風、ひぃひぃはぁはぁ、登山口まで戻るのに1時間かかったよ。
さぁ、すぐに引き返すぞ。お待たせぇ、随分と待ったやろ。
うん、待ったよ、さぁ帰りましょ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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