2002年2月16日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:南播磨

播磨の小富士山、麻生山

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

播磨小富士山、麻生山今日はどこ行くつもりなの? え、また姫路の山? あんた、ほんまに南播磨の山が好きね、わたしも気に入ってるけどね。
さぁ、ここが高御位山へ向かう阿弥陀交差点、ここから左折して南へ向かうよ。
道路がはっきりとは解らないから、まずは山陽電車の軌道に沿って進んでいくことにするね。白浜の宮駅近辺で道を探すことにするよ。
白浜の宮駅の手前が八家駅、へぇぇ、小赤壁という道路標識がある、ローマ字からしてショウセキヘキと読むんだ。
道が荒れているところがなかなかよろしいここなのか、てるさん助役が通いつめている岩場なのか、海沿いの岩場なんだってさ。今日は海のほうへは向かわないよ。
海と反対に顔を向けよう、あれがそうらしい、小型だけどきゅっと尖った山が見える、播磨小富士なんだな。
山を目指して適当に道を行くね、姫路バイパスを潜って、このへんは道幅が広い、集落の手前で車を停めようぜ。
右のふたこぶの山が麻生山、播磨小富士なんだよ、富士山型、そうなんだがいかにも小型だなぁ。
ここは雌岳、向かいは小富士山左のアンテナだらけの山が万寿山、貧しい潅木の山で、南播磨的な山だが、意欲の湧かない山だね、そっちはパスしよう。
道は三叉路にぶつかるのね、どっちから行こう? 万寿山のほうから登ることにするのね。
藩校跡というのがあるが、跡だけのようやね。詳細は郷土史家に任せて通り過ぎよう。
道が万寿山に向かうカーブのところに山に入る道があるよ、ここがそうじゃないの。
麻生山の頂上は広い広場すぐに峠に出たなぁ。
むふふふ、道は岩と雨水の流路で荒れているぜ、南播磨の山はこうでなくちゃ。
なんでもそこに結びつけるのね、でも、木が低いのでどこまでも見放題で晴れ晴れとするわね。
最初のこぶの頂上だ、ここは雌岳なんだとさ、ここからは海の方向も姫路市街も見えるな。
姫路城はどこ? 見えた、あれがそうなのか、書写山は? 姫路城の裏の方向なのか。
書写山から姫路城は見えるか見えないか見当も付かなかったが、ここならよく解るね。
小富士山から高御位山海の方向は? なんちゅう名前の島かは知らないが、小島も見えるよ。
ははん、解った、今までは姫路のコンビナートと思っていたのは加古川の工場地帯だったんだ、姫路の工場地帯は山の陰に見えるのがそうなんだ。
次のこぶに向かおうか、向かう道々、振り返ると、さっきのこぶの山腹には累々と岩が転がっているんだね。
さて、頂上、頂上というには広場が広々としているなぁ。
小富士山から桶居山南には岩場が切れ落ちているのね、麓の家を見ると航空写真のように見えるのね。
海からきゅいと立ち上がった岬が見える、あそこが小赤壁なんだろうぜ、コンビナートに挟まれてロッククライミングのゲレンデがあるとは思いもしなかったな。
ねぇねぇ、あれが高御位山ね、ぴんと尖ったポイントで解るよ。
そうだそうだ、目を転じると桶居山が見える、ほんとに播磨の槍ケ岳だよ。
鎖場の道頂上広場は寺に続くよ、華厳寺というそうな、飾磨郡西国札所第1番と書いてある、無住の寺みたいだね。
石仏がたくさんあるが、摩滅して顔が見えないのもあるよ、相当古い寺なのね。
参道を降りていこうか、岩場に鎖がかけてある、あえてこの鎖場を通るのが修行なのか、通過の儀礼なのか、そのへんだろね。
たちまち降りて麻生八幡神社、しめなわが飾ってあるよ、2月18日厄祭りとある、あさってなんだ。
短いハイキングだったね、2時間未満、短くてもなかなか面白い山だったわね、さぁ、帰りましょう。

OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。
その時は下の文字、数字をクリックしてみてください。
1 2 3 4 5 6 7





詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる

 囲炉裏へリンク