2000年6月10日
しぇるぱ単独
山域:大阪

天見の旗尾岳、府庁山

 

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島の谷に地蔵堂、ごめん、駐車させて河内長野は天見、そこから旗尾岳へ行こう。これまで旗尾岳には行ったことがない。
天見駅の周辺には駐車できるような空き地はなかったよな。駅の南、島の谷へ行こう。
島の谷の集落の道は狭いよ。他所者が入るのを遠慮したくなる道の細さだね。集落はずれ、谷に橋が架かるあたりで自転車をおろそう。
旗尾岳方面、天見駅から もっと奥まで入れるのだが、はたしてユウターン出来る場所があるかどうか心許ないもんでね。
車はと、止められる余地がどこにもないね。集落の下手はずれに地蔵堂があった、そこに数台は止められる。堪忍、許して。
南海電車の元の線路敷地が遊歩道になっています。マムシ注意の看板におびえながら天見駅に到着。
旗尾岳は天見駅の真裏の道から始まります。谷沿いに林道を登り、おぅ、滝が出てきた。
林道の分岐、ここから山道 滝頭にコンクリの橋がある、ここで標識は旗尾岳と示しているね。この橋を渡って山に取り付くのかい。
昨日の雨で道は濡れている、石が裏返っている、土くれを踏み潰した跡が見える、誰か先行者がいるんだね。クモの巣をはらってくれているから歓迎だよ。
毎週山に行っているからか、少々の傾斜は苦にならないね。出た、鉄塔の広場だ。
旗尾岳肩の鉄塔、岩湧山が見える 振り返ると、あれは岩湧山だな。頂上に特徴があるものね。
汗を拭いたら出発、ここの急傾斜はつらいね、お椀を伏せたようで、ここを越えると疎らな植林、道は平らになって頂上に到着、ここが旗尾岳なのだ。
下りも思い切り急傾斜、また鉄塔広場に到着、さっきの鉄塔とは別系統の送電線なんだね。目と鼻の先にお互いがあるが、頂上で振り分けになっている。旗尾岳頂上
じわじわと登ったり下ったり、おっとっと、思い切り下っていくじゃないか。感じとして、登ったぶん、全部吐き出す気がするね。急な下りの傾斜が長いとそんな気がするだけで、もちろん事実じゃありません。
またじわじわとした登り、旗尾岳と府庁山の間はたいしたことないとなめていたが、けっこう手強いね、登り下りで時間を食います。
府庁山、頂上かどうかはともかく標識はここに やっと府庁山、はてね、ここがそうだったかな。
昔ここに来た時は植林したての時でした。もう伐採可能まで大きくなっている。
雰囲気がまるで違うね。
昔の記憶では、山の肩に山頂標識があって山頂でもないのにこれは変だ、と大いに不服だったもんだがね。
府庁山を望む見渡すと、やはり目の前にさらに高地がある、やはりここは山頂ではないね。それでも、広場が出来てそれなりの風格が出てきたじゃないか、よし、許そう。
府庁の官行植林で、それで府庁山と言うらしいね。
そこでどうだろう、太田房江山というのはどうかね。
岩湧山、旗尾山 「横山ノック山には2回登ったよ、太田房江山にはまだ登っていない」
意味は解るでしょ、府知事が変わると山名も変わる、でもなぁ、不具合もあるね、わたしが最初登った時は、なに山だったんだろ。
山を下るとまた鉄塔広場、ここがこの界隈で一番好きな場所なんですよ。
正面に金剛山振り返ると岩湧山、岩湧山の手前に旗尾岳も加わったね。鉄塔は大好きです、切り開いてくれて抜群の展望が得られます。変わり果てた十字峠
さぁ、帰り道につくか。
十字峠を経て島の谷へと向かおう。
あれれ、稜線に林道がある、不吉な予感、予感は当たったよ、十字峠はすっかり崩されているじゃないか。
セメント舗装で真っ直ぐな道からは十字のイメージなど湧いてこないよ、一文字峠と名前を変えなきゃなぁ。
とっと帰ろう。
今日は自転車は下りのコース、駐車場所まで楽々なショートカットで足も痛くない、時間も節約、満足満足。


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