2005年12月9日
しぇるぱ単独
山域:広島県庄原市

スパイク付きゴム長で比婆山麓

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

スパイク付きゴム長の裏 スパイク付きゴム長の跡 スパイク付きゴム長の姿
2年前だったかな、道後山で、チェンソーを担ぐ、ヘルメット作業服の集団とすれ違ったことがあります。
彼らの足跡を見ると、ポツポツと穴が開いています。スパイク付きのゴム長を履いているのか。山の作業にはこれでなきゃならんのだろうなぁ。
先月、作業用労働用にスパイク付きゴム長を買いました。食いつきが良くて、田畑の畦・斜面にはぴったりです。
これを、雪の山で使ってみるとどんなもんだろ。ちょっと、その気がそそられます。
登山靴の値段はみなさんご存知、このゴム長なら2000円でお釣りがくるんだから、その差はものすごいよね。
比婆山御陵よし、行って見よう。比婆山でスパイク付きゴム長を試してみよう。
北へ向かうと、えらい雪だな。除雪車が片寄せた雪が道の両側にうずたかく、ひとの背丈を越えているじゃないか。
雪道の運転は苦手なので、今まで雪の季節に北の方向へ向かったことがなかった。雪道は始めてなんですよ。
スキーや雪山をやるひとは、この程度の雪道はへっちゃらなんだろうね。まだ除雪してない道でも進入していくそうだから、恐れ入るね。
なんぼ冬タイヤに替えていても、こんな道は怖い。とりわけ、橋の上は雪が凍みついているので、おそるおそる通り抜けるのですよ。
比婆山御陵と烏帽子山比婆山県民の森、管理センターの前までたどりついたよ。
駐車している車は、みんな地元の車ばっかりみたいだよ。スキー場を開く準備の作業員の車だろうな。
今週月曜日から雪が降り始めたのだ。今、金曜日、雪の登山道を踏んだひとがいるだろうか。
土日を挟んでいれば、必ず、だれかが登っているだろうが、ずっとウィークデイだったから、果たしてどんなもんだろうね。
登山靴は家に残してきた。スニーカーからゴム長に履き替える。そのうえから雨具のズボンをはく。
立烏帽子これで裾の紐を結べば雪は入ってこないだろう。ロングスパッツが省略できるというもんだよ。
とんとんと踏んでみると、スパイクが刺さって抵抗感がある、アイゼンも省略できるというもんだよ。
六の原橋を渡れば、スキー場への道と出雲峠への登山路の分岐だよ。
出雲峠へだれかが往復している足跡がある。
それを頼りに進もうかね。だれかの足跡があるというのは心強いもんだね。
毛無山への道標足跡が氷化、固化している。そこに足を乗せれば体重を受け止めてくれるのだよ。外すと、ずぼっと膝まで踏み込んでしまう。
踏み抜くと、足を抜き出すのに余計なちからが必要になる、そぉっとそぉっと足跡をそのまま踏んで行こうぜ。
毛無山への道標があるが、だぁれもそんな方向へは向かっちゃいない、しばらくは見向きもされないコースになったよ。
出雲峠から烏帽子山、それから比婆山御陵へ向かうのがメインコースだものね。
道は谷に沿って曲がりながら登って行く。曲がって、曲がって、絵巻物を広げるように風景が変わるところがええとこなんだよね。
足跡はここまであれ、足跡が建物のほうへ向かって行く。キャンプ場の宿舎のほうへ向かって行くじゃないか。
さては、これは県民の森のメンテナンスの足跡だったのかい。
登山者はここ数日、だぁれも入っていなかったのだ。
一歩二歩、雪の中を踏み出してみると、太ももまで踏み込んでしまう。こりゃぁ大変だ。
一歩一歩ラッセルしながら進んで行かねばならない。
出雲峠への道止めた、ひとりで進んで行くのは無理だよ、ここまでということにして、引き返そう。
さてね、駐車場からどれくらい歩いて来ただろう、500メートルは越えたが1キロまでは進んでいないね。
普通なら、カシミールのページも編集するのだが、これではどうにもならない、引っ込めることにします。
今日は、20分進んで、20分引き返す、このまま車を引き返して、自宅で昼食になりました。
こんな短いコースも始めてのことだね。

OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。
その時は下の文字、数字をクリックしてみてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9








前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる

 囲炉裏へリンク