2004年12月20日
しぇるぱ単独
山域:岡山県

霧は雨に、展望を閉ざす星山ほしがせん

 

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神庭の滝高速道路の中国道は落合インターで降りるとしような。米子道の久世インターというテもあるが、料金の安いこっちを選ぼう。
道は旭川沿いに北上して行くんですよ。途中、真庭市誕生まで100日、というカウントダウンの表示看板があった。真庭郡の町村が合併して真庭市となるんだそうな。
それぞれの町を眺めながら進んでいったが、飛び抜けて中心的な町が見当たらないね。どこに市役所を置くかで揉めることだろうね。
ビジターセンター片方の町には税務署があり、対抗する町には法務局がある、片や新興のショッピングセンター、こなた白壁通りの老舗の町、どっちが市役所を取ったんだろうね。
星山に登る前に
神庭かんばの滝に寄って行こう。
国道から別れて、谷は狭く険しくなってきたぞ。駐車場が何箇所もあって、ここが最後の駐車場なんだね。
へぇ、ここは入場料を取るんだ、切符売り場がある、はい、300円ね、お願いします。
長い年月で、滝が崩壊しながら後退したから広場が出来たんだろうね。かっての滝壷の地面は平らだが、山の斜面は掘り込まれて絶壁だね。
記念植樹 お、奥に見えるのが神庭の滝なのか。なるほど、大きいな、落差もでかいね。うぅむ、立派。
岩が崩壊するおそれがあるので、滝壷までは行けないようになっている。残念だけど、規制があっても仕方が無いことだね。
さぁ、星山へ行くとしよう。ホシヤマと読むのと、ホシガセンと読むのと二説がある。岡山の山らしく、ここは
星山ほしがせんでいきたいな。
最後の駐車場から中間の駐車場まで引き返すんですよ。そこから星山へ登って行く道がある。
かなりの傾斜だよ。ドライブのギア比をロウにして登らなきゃならない。帰りもエンジンブレーキを掛けながら降りて行かなきゃならないな。
すぐに林道の分岐、落石注意とある、林道を進めば神庭の滝の落ち口から奥へ行けるのだが、怖いからそっちへ進むのは止めにしよう。
松林の登山路反転して広い道をそのまま進む。ぐんぐんと登りつめて、道は下へ降りて行く、ガイドブックにもネットのレポートにも道は降りて行くなどとは書いてなかったよ。
その種のものは参考にはするんだが、結局は、自分の目で見て、自分で判断しなきゃどうにもならないのさ。
進め、進めぇ、どれだけどんどん下っても、この先で、いずれ違った局面の展開があるだろう。
集落に出てきた。菅谷の集落なんだね。集落をかすめて、道は登りの道になったよ。
分岐に出た、星山の集落と星山東口登山口に別れている、集落へ行くのが目的じゃないよ、当然、登山口の方向へ向かうべし。
峰道と横道の分岐キャンプ場に出てきた、バンガロー、シャワー棟などの建物がある。まだまだ、この先、アスファルト道は続いて行くよ。
登山者駐車場というスペースがあったよ。広い駐車場だね。バスがたくさん駐車してもまだまだ余裕の駐車場だね。
ここから先は歩いて行こうよ。舗装路をちょっと進めばビジタ−センターの管理棟、今の時期は無人の気配だね。
立て札があるから迷いようもない、ビジターセンターの庭先を突っ切って、ここから山に入って行くのだな。
このコースは東口からのコースだそうな。西口からの道もあるんだが、西口とは、こことは遠い別のどこかにあるんだろうね。
星山・櫃が岳縦走路の案内看板がある、通して歩きたいが、自動車が邪魔になって、往復するしか方法がない、残念だねぇ。
合流する十字路このあたりの風景は、公園風だね。都市近郊の公園と違いがないさ。
へぇぇ、植樹のイベントがあるんだねぇ。大規模な植樹のイベントとは別に、ささやかな記念植樹も受け付けているようだよ。
卒業記念、成人記念は当たり前だね。誕生記念、還暦記念もあるから驚きだね。さすがに菩提供養などというのは見当たらないね。
植樹スペースも通り過ぎたよ。ここから先は自然林なんだね。ほとんどが松の樹だね。その中を、広い山道が貫いている。
道が二手に別れているぞ。ガスに包まれて道の先ははっきりしないが、この先登るコブはただのコブじゃない、あれは峰だ、というくらいは察しがつくさ。
森林限界、最後の松の木ここであえて横道があるということは、コブを避けての迂回路だろうと、誰もが思うことだよね。わたしもそう思う、だから横道をチョイスする。
ゆるゆると登って行く道なんだね。大岩があってその前にカエデの樹がある、カエデが呼んでる、ええもんでしょ、見てちょうだい、それを見に通いだすと、道になるわけだよね。
ぐるっと峰を迂回して峠のタワに至ったよ。ここは十字路なんだよ。
左手、峰のてっぺんから降りてくる道がある、正面、星山集落、西口からの道と合流する、右への道は、星山目指して登って行くのさ。
八合目霧がポツポツ水滴になってくるような気がする。飽和水蒸気が析出したのさ、霧が蒸発したり水滴化したり、繰り返してしているのさ。
ちょっと、あなた、理路整然としたご意見ではございますがね、これを、世間では雨と言うんじゃないのかい。これはもう霧ではないね、別のものになってますよ。
たぶんここが森林限界、この松の木が最後で、あとは笹原だと思うんだがね。ガスの中なので、はっきりそうとは断定しにくいけどさ。
八合目の標示があったよ、あともうちょっとだ。この山の標示はやたら親切で、あと何分、あと何分、くどいほど標示が出て来るよ。
星山頂上やぁ、頂上だ。せっかく登ったんだが、なぁんにも見えない。山頂に方向盤があるんだが、見えなきゃ値打ちがほとんど無いね。
あの山は何? 標示盤と見比べて、ほほぅ、そうかい、と納得する段取りなんだがね、ガスだもの、白い幕だもの、見えやしないさ、ザンネン!
この先、道は櫃が山のほうに向かっている。笹原を刈り取って登山路を開いたんだそうな。
こんなびしょ濡れでは、頂上で食事しようなど、その気になれないね。
戻って、車の中で食事を取ることにしよう。さぁ、帰ろう。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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