尼ケ岳(伊賀富士) 1998年4月29日
しぇるぱ単独
山域:三重県伊賀
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尼ケ岳は草の原
26日に大洞山へ行ったその続き、今日は尼ケ岳だけだからゆっくりと出発、下太郎生バス停着、ここから倉骨林道を峠までいくぞ。
このセメント道をひとりでたどる青年がいる、「もしよろしかったら、乗 りませんかぁ。そうですか、がんばって」手抜きを潔しとしない生き方だ、
歩く限りは自分の足、すがすがしい青年だね。わたしも青年の頃があった、この道を昔2回ほど歩いたんだよ。
登り詰めた、ここで駐車。既に2台とまっているが駐車スペースはいくらでもある。
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さて、歩くかね。しばらくは尾根を下っていく、ここがオオタワ、やっと本気の登り。階段ですか、でもここ南面の階段はラク、以前の経験ですが、北面の階段はただごとじゃないよ。段差はあるし、まっすぐまっすぐで、爪先がひっかかって転げ落ちるかと気になって気になって、それに比べりゃラクなもんだ。
分岐、まっすぐ山頂へと、はちまきの道と。
はちまきの道は楽だけど、今日は山頂を目指してきたんだがね、あと300メートル。喬木が低木へとかわり、笹原になってきた。この道は笹が茂ってるね。笹をよけてふみあとがあっちへこっちへと乱れている。笹の成長のほうが勝っています。
半ズボンなのですねがちくちくするがこれはしょうがない、こうなると判ってやっていること、確信犯。
振り返ると、大洞山がみえる。3日前にここで道に迷ってさんざんだった。詳しくはこちらへ。
そうか、最低尾根がオオタワ、本来、ここに登山路があったのだ。林道がついて大洞山寄りに乗っ越しが移ったんだ。バスでくるひとは林道にはいらず、田んぼ沿いに標識に従ってオオタワを目指すとコースはドンピシャリ、最短で山頂にたどれる。
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ついたよ、頂上。
おう、草原だ。刈り込んだように滑らかな広場になっている。青山高原から名張の方向がよく見える。
津、四日市、今日は高曇りでよくわからない。記念写真できょうはおしまい。
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