2000年2月19日
しぇるぱとよめさん
山域:生駒

瓢箪山から生駒山

 

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瓢箪山稲荷神社どっか行こ、当たり前のごぉく普通の山に行こ。生駒がええな。
んじゃ、そうするかい。生駒の真ん中あたりには連れてってないな。瓢箪山から登ろうかい。
土曜日はすっかりよめさんにキープされてしまったよ、土曜日はよめさんと一緒、というのがお決まりのスケジュールになってしまったな。

各駅停車でやってきました瓢箪山駅、あれれ、橋上駅に模様替えされてるね。踏み切り付きの駅とは大違いだな。
ハイキングレストハウス
駅前に噴水かな、おぅ、瓢箪のかたち、ひょうたんやまぁというのを強く主張してるのね。
賑やかな商店街ね、帰りにまたここを通ろうね。
ほら、すぐに鳥居、ここを曲がると瓢箪山稲荷なんだよ。ちょんまげの往時はえらく流行ったんだよ、辻占という名前で「恋の辻占ぁ」なんぞとおおうけだったんだとさ。今じゃ高嶋易断が卸し元だけど、明治の前はここが全国を仕切っていたんだとさ。
ちいさなお宮でそんな風には見えないね。
どう行くんだったかな、生駒のあの谷を目指せば良かったと思うよ。まずは南へ向かおうかい。
あった、道標、らくらくハイキングなるかわコース、と書いてあるよ。これに従うといいのね。
このあたりにはお寺が多いだろ、寺といっても新興宗教が多いんだよ。ほとんどが拝み屋さんの系統だね。生駒には異様にこの種の宗教が多くてね、加持祈祷、易断相談で教主と信者が直結しているんだよ。
ふぅん、オームと似たようなもんか。

いしだたみの道、水車小屋跡から神感寺跡へ 信者の移動はやたら流動的なんだってよ、あてる教主を目指して信者はころころ変わっていくし、庵主は宗教パワーのアップに懸命なんだとさ、オーラの維持はなかなか大変なんだってよ。
このへんで水の湧くところがあったな、ここだここだ。大勢順番待ちしてるね。水質検査していますが生水は飲まないでください、ってか。
わしら生水飲んでもどうってことないよ、水道の水よりよっぽどうまいがな。
そやそや、淀川の水は飲めしめへんで、あんた、あれは京都の糞しょんべんを濾した水でんがな。
そうですね、山から直に湧いた水が一番ですよね。さいなら。子供の森、後ろは生駒山頂上
標識で道はふたつにわかれてる、どっちへ行こうか。
なるかわ谷とハイキングレストハウスか、らくらくハイキングと書いてあるからレストハウスにしよう。
こんちは、コンチハ、こんちはぁ。
小学校の子供たちだ、なぁ、今日は学校のある日かい、休みの日かい。
学校のある日でぇす。
耐寒校外学習だな。五年生か、元気なもんだな。
これがレストハウスか、いつの間にかこんな施設が出来たんだな。この先はコンクリの管理道が続くね。

客坊谷の降り道、管理道が横切る宗教施設はここまでだな。さぁ、ここから谷に入って登って行くよ。
イノシシ注意の立て札があるよ、はぁあ、ここにもイノシシが出るのかい、芦屋の山でも出るけど、大都市の近郊でイノシシが住むとは生駒も自然が深いというわけねぇ。
水車小屋跡、この先、鳴川峠の道は工事中で通行禁止になっているよ、神感寺いしだたみの道を行くしかないね。
なるほど、いしだたみだ。
なんかあるよ、神社みたい、八大竜王の元締めの神社だって。神社の奥で行き止まりになってしまった。
引き返そう、さっき脇道があった。脇道を入ると、神感寺跡。こんな山中に廃寺があったのか。神感寺と地図にあるから現存の寺かと思いこんでいたが廃寺だったのか。
出た出た、こどもの森、まだ子供があかんぼのころ、暗峠からここまできたことがあったわね。なつかしいな、よぅく憶えてる。
山畑古墳群、郷土博物館は目の前
ここの植木はきれいに刈込んであって市内の公園とまるで変わらないな。山上は芝生だしね。

客坊谷コースを降りるとするか、ここは尾根道で気持ちがいいな。クヌギの林で青葉黄葉の頃はええやろな。
ずっと地道でこのほうがいいな、鳴川谷の道はコンクリートが続いていやだったけど、はるかにこっちがええな。
尾根から谷道に変わってきたよ、お、道が抜けている、気をつけて。
危険個所には柵がしてあるのに肝心なところに柵がない、柵の工事をしたあとで最近山抜けしたのかしら。
さぁて、山を出たよ。もうしばらくで山畑古墳群、そこに東大阪市立郷土博物館がある、大人50円だと、入ってみようか。
縄文弥生の遺跡なのね、ぎょっ、しゃれこうべ、発掘の人体そのまま展示してある、脚をたたんであるよ、屈葬なんだね、まいったね、あまりみつめないことにしようよ。
みてみて、たらい洗濯板と洗濯機が同等に展示してあるよ、もう洗濯機は古文化なんだ、ローラーで絞って脱水する、そんな時代もあったよね。
「むかしのくらしをみてみよう」もらったパンフレットには全部かながふってある、子供向けの案内なんだ。子供にとってはちょっとの昔もずいぶんな大昔になるんだろね。

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