蛇谷ケ峰、98年10月25日
しぇるぱとよめさん
山域:滋賀県

蛇谷ケ峰を最短コースで

麓の広い街道から
蛇谷ケ峰頂上
頂上直下のくだり道

街道をそれると、ほら、あれが蛇谷ケ峰、今日行くのはあの山なんだがね。道がね、あのね。ええとね。
あんた、なにうろうろしてるの、さっきから行ったり来たり、どこから入るの。
蛇谷ケ峰に行くには、南西から入るしか方法がないと思っていたのさ、ところが、北西からも道がある、と解ってきたんだよ。
だから、その道はと、これか、朽木村と道路標識がある、うわぁ、狭い道だね。

朽木スキー場、建物脇から森ぞいに

だめよ、ほら、工事中通行止めと看板が出てるよ。どんづまりでこんな狭い道を引き返すのはいやよ。
ええと、工事期間は4月から10月となってる、大丈夫だい、もう完成してるやろ。行けるとこまで行ってみよう。
対向車は全然ないが、もしも来たらどこでかわそう。
(帰り道、工事は谷奥の砂防ダムとわかりました、問題なし)

さてと、ここが峠、地図では入部谷越となっている、トンネルを越えると、朽木スキー場、ここに車をとめよう。
あの人に聞いてみよう、すみません、蛇谷ケ峰に行くにはどこから取り付くんですか。
はい、スキー場脇の、ええ、見えます、あの公衆トイレのところから入っていくんですか。ありがとうございました。
このスキー場の駐車場は広いね、ススキがいっぱい、なるほどトイレがある、標識があるよ、蛇谷ケ峰まで2.2キロ。短いね。


広い道だなぁ、二人が並んで歩けるよ、ひょっとしたら皇太子殿下が御登山あそばしたんじゃないかね、異常に道がええよ。
イナヅマ形に切り返して登っていくのね、繰り返し繰り返しでたいへんね、まっすぐ棒登りの道だったらもっとたいへんね。

やぁ、水平道、ほら、むこうに頂上がみえる、ぽっこりこんもり、盛り上がっているよ。
このへんの木を見てみ、どれも根元が曲がって立ちあがってる、さぞかし冬は根雪で押し潰されてるんだろね。
最後の急登、どこでも頂上付近は木が低いね、笹原のなかの道はすべりやすいぞ。

蛇谷ケ峰から武奈ケ岳を

おぅ、頂上。たくさんいるね、おじさんおばさんばっかりだよ、平均年齢50歳かな。
あはは、おまえが言うなって?

武奈ケ岳が正面、左にリトル比良、琵琶湖がよくみえるよ、高島の谷がみえる、ああ来てこう行くというコースを取ったんだよ。
10時半ごろスキー場をでて、12時過ぎに到着したんだったかしら、簡単で展望のあるええコースだったよねぇ。
ここにはまた春にでも来ましょうよ。

カシミール展望図をつけました。

 

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