地蔵山 98年12月13日
しぇるぱ単独
山域:京都北山

脇道からはいった地蔵山

今日は地蔵山、昔、芦見峠から地蔵山を越えて愛宕山まで歩いたが、今はどうなってるかね。

越畑の集落
右の松林から入っていきます


池田から山越えで亀岡境、こりゃすごい、亀岡はすっぽり霧の海だ。故郷の広島県三次も霧の海が名物だが、ここ亀岡もたいしたもんだ。
八木から川を越えて山にかかると霧から脱出できた。川霧なんだね、山の中なら影響はない。
さて、着きました、地蔵山西麓の越畑集落。

ここからみるとでかい山だね、集落真ん中に取り付き道のにおいがする、いってみよう。
あるある、ささやかな標識、地蔵山登山口とかいてある。
まっすぐな谷だね。素性正しく曲がることなくひたすら登りを強制するね。
あれだけの流れが腰折れの棚を過ぎると涸れ谷になってしまった。
まだ谷はまっすぐに続くね。
関電の巡回標識があった。谷はあきたね、こっちにしよう。稜線に向かおうぜ。
稜線まで出ると鉄塔、急傾斜を登って二本目、さて、ここで道はどっち?
笹の中だね、塔脚にテープが巻いてある。
ここから道はあるのやらないのやら怪しげになってくるね。
ひいひいはあはあ、なんちゅう急傾斜や。
お、雪がある。里の雨はここでは雪になったんだね。

三角点
947.57M

山頂にでたらしい、フェンスがある。
フェンスの中にはなにもないよ、関電と国鉄の看板がある、設備は撤収したんだね、ついでにフェンスも撤収しろよ。
どっちへいこう、稜線は笹の原で自由自在に道がついてるぞ。
以前、ここに来たのだが風景に記憶はないね、笹は覚えてる。
笹の中を泳いでいるうち、一眼レフのファインダーに笹の葉のかけらが入ってしまった。ファインダーを覗くたびに笹の欠片が邪魔だったね。そんなこともあったな。
フェンス脇に地蔵さんがある。新しい地蔵だね、地蔵山だから名前にあわせて地蔵さんを持ちこんだんだろね。
あっちへ行こう。三角点まできた。
標識がある、あっち芦見峠、こっち愛宕山、あれ、するとわたしはどっちから登ったんだい。
稜線は南北に通っているんだから、ははあ、さてはわたしは西側から直に山腹にとりついたんだな。当初プランとは大違い。

さて、元の道へと降りるか、テープがあちこちにあるから安心、どうも変、こんな風景に覚えがないぞ、道に迷った。
テープは怪しげな誘導になってしまったが、頂上で方向は確認してある、このまんま降りて行っても麓の集落近くに出る事は間違いがない。ともかく降りよう。
あれ、関電の標識、ここで登るとき、道をそれたところじゃないか。
結局、この谷を源頭から降りてきたわけだ。元のところまで出られました。

麓で地図と山とを引き比べてみました。
おいおい、地図でのスタート地点はここではないぞ。ここは越畑、地図では原から始めるようになっている
スタートが狂っているのに道と地図を合わせようと頭の中でつじつま合わせしていたんだね。道理で地図が合点いかなかったわけだ。
結果オーライ、一番きついコースだったが、ちゃんと登って無事戻れました。

カシミール展望図をつけました。
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