2000年1月10日
しぇるぱとよめさん
山域:六甲

鷲林寺裏の観音山

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

鷲林寺本堂
もう砂山とは言えない
明日、どこへ行くかは朝になって決めようよ。夜更けまでパソコンに取り付いているから、目がさめるのが何時か見当がつかない。
おはよう、この時間だ、手近なところで、西宮の鷲林寺裏の観音山に行こうか。
10日戎で西宮のえべっさんは混んでるね、着いたね、鷲林寺。
鷲林寺の塔の後ろに若宮神社がある、ここからコースは始まるんだね。尾根道のAコースと谷道のBコースがあるが、前に行ったとおり、Bコースから始めるかね。
あれぇ、砂防ダムがある、前にはこんなの無かったわね、平成7年完成と書いてある、だんだんと変わってんだねぇ。
谷の風景が明るくなってしまったな。この谷にはね、コブシの花が咲くんだよ。正しくはタムシバなんだかどうだか、とにかく白い花、サクラが咲く前に山の中にティッシュを撒いたように若芽の前にまず始まるんだよ。
もっとましな言いようはないの、でも、見てみたいね。
この滝が旭滝かな、ここから谷を離れて斜面を行くよ。おいおい、岩が崩壊して道は岩くれに埋まっているよ。
神戸の地震のせいかな。
上を見てみな、ひびの入った状態で岩が集合している、雨水が凍結して溶ける、この繰り返しでひびはだんだん大きくなる、いずれは重みで転がり始める、よくあることかも知れないよ。上を見ながら通り抜けよう。
モノレールは何キロも這っている
1989年4月当時の砂山
稜線に出た、ここでAコースと合流するのね。
この先、砂山ばかりの山がある、以前にも行ったよな、そこを目指そう。
ずいぶん来たよ、どこにあるの。
ちょっと解らなくなってきた。奥池への標識、ゴロゴロ岳への標識、はてね、解らん時には食事にしよう。
食事がすんだら落ち着いて探してみよう、ゴロゴロ岳のほうではないわな、引き返そう。
稜線に抜けてすぐのところに、モノレール資材運搬中につき迂回路、という案内があったよな。どうもそのへんだな。
これこれ、これが迂回路、ここから入っていこう。
ほんと、モノレールが長く続いているよ、何のためなの。
何だろね、ここで視界が開けた。ははぁん、そうか。
治山工事なんだ、前に来た時は、山は砂山で潅木が生えているだけの荒れた風景だったろ。
今は剥き出しの砂地など見えないわね。松が規則正しく植えられている。変わったわね。

これじゃ嘘つきと言われるよ、あんた、昔の写真を出してきてね。
わかった、そうとも、10年昔はこうだったんですよ。
東お多福山が見える特異な風景は失ったが、大したもんだね、人間のちからは、不毛の地を緑の地に変えたわけだね。鷲林寺真後ろの観音山 モノレールが四方八方に張り巡らされている、人間のちからというか、お金のちからというか、うぅむ。
ここから六甲がよく見える、あれが東お多福山、むこうが大平山、横切る道は芦有道路。
引き返そうか、Aコースで帰ろう。
ここが一番高いみたいよ、標識がある、観音山か。目の下に甲山が見える、おぉ、懐かしい、あんな低い山でも汗がでるわね。
Aコースは前に行ったよな、南の尾根を降るコースを行かないか。
ひゃぁ、だだくだりに降りて行くコースなのね、岩につかまって足を探らなきゃ、こっちのほうが難度が高いね。
寺の上の砂防ダムに出て、墓場を迂回してやっと鷲林寺に出てきた。

大画面の詳細地図

別の詳細地図

OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。
その時はここをクリックしてみてください。
1 2 3 4 5 6


カシミール展望図をつけました。
次ページへ
あちこちの山へかえる
トップページへかえる
囲炉裏へリンク