2016年11月29日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

安芸高田、甲立、菊山、里山だが深山

 

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里山をたずねて」というブログがあります。その中に、「甲立古墳と菊山」菊山を検索して、唯一登ったという記録です。そうか、この山は登れるのだ。
そのブログとは違うコースの反対側から登ってみよう。国道54号線で、甲立界隈、男山神社の駐車場がある。そこに駐車しよう。
その駐車場、もともとはコンビニがあったのですよ。潰れてしまった。その後は誰も借り受ける人がいなくて、結局、男山神社の駐車場として使われているのですよ。
西へ歩き出して、最初の信号、甲立バイパス東詰、この交差点では曲がらない。曲がれば湧永庭園の方に向かうのだがね。
次の路地を曲がる。狭い道だが軽自動車が走るには差し支えない。トラックは無理だよ。田舎の小道と思ってちょうだい。
四差路に出る。幅広の道に合流する。さっきの信号交差点から来る道だ。合流してすぐ細い道の方へ進んで行く。
民家が尽きて、畑の中の道に入って行く。このあたり一帯は梨畑なのだ。甲立は梨が名産なのだ。
梨畑の中央の道を進んだが、これは間違っているぞ。この先は行き止まりの気配がする。道の先には墓地が見えている。そっちだ、墓地から山に入るのが正しい道なのだ。
引き返して墓地の脇を進む。甲立の墓地は広いなぁ。前回の平佐山でも墓地の脇を通り抜けた。そこの墓地も大きかった。
墓地を抜けると、獣除けの柵があって、扉が設置されている。留め金を外して入って行く。続けて軽トラが入って来た。山の土を運び出すのだそうな。
ここからは山の道、道の脇にはネットが張り巡らされている。黒い網で、農業用のネットではなく、植林の獣害防御に使うのによく見かけるやつなのだ。
ネットはどこまで続くのだろう。うまいことに、東に張り出した尾根のところで曲がって尾根に沿って登って行っている。
ネットを張るために雑木を伐採して作業をし易くしてある。歩くには邪魔ものがなくてこんなに歩き易いことはない。
ネットは上で曲がって横ちょに逸れて行っている。植林を包むためのものだからね。これでええのだよ。
尾根の上は昔からの杣道が残っている。疎林の中にコンクリ杭があるが、山の持ち主の杭だろうね。自治体の地籍調査とは杭が違うよ。
山の頂上に登って来た。テレビアンテナがある。線が切れているから今はもう使っていないのだ。昔のアナログ電波の時代のものだろうね。
三角点があるはずなのだが、どこにあるのか。あった。周囲を常緑樹に囲まれて三角点の周囲が空き地になっている。こんな姿はなかなか見ないぞ。
荷物を置いて、山頂から西側に歩いてみた。杣道はあるにはあるが、か細いぞ。
山頂の西側に縦走しようと考えたが、待て待て、獣除けの扉は閉めてあるだろうか。続いて入った軽トラが閉めてくれただろうか。わたしを考慮して開けたままにしていたら具合が悪いぞ。
引き返そう。登って来た道を引き返そう。
尾根が誘導するままとんとんと歩いて降りて行く。あれ、ちょっと待て。こんな疎林の尾根を登って来たかしら。
持っているGPSを見てみる。ありゃ、違う道を降りている。方向違いだ。尾根を間違えたのだ。
引き返して、こっちの道、ネットに出会った、よしよし、この道でええのだ。
ネットに沿って降りて行く。谷まで降りて、曲がり角を曲がって、杣道を進んで行く。
あ、やっぱり、案の定、扉は開けっ放しだった。軽トラが土取りにまた戻るつもりかもしれないが、ここはきちんと閉めておこう。
墓地を通って、真っ直ぐ進む。湧永庭園へ行く道に合流して、来るとき通った四差路へ出る。ここは広い道に沿って進んで、国道54号線まで戻ってくる。
男山神社の駐車場はすぐ近くなんだね。戻って来た、極めて短時間だった。里山なんだが、里山とも思えない深山の風格があって、ここはええとこだねぇ。
男山神社の駐車場 梨畑の中の行き止まり 墓場の脇を通る 獣除けの扉
ネットに沿って ネットの曲がり角 上のネットの曲がり角 菊山三角点
道を間違えた 再びネットに出会う 下のネットの曲がり角 駐車場まで戻る

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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