2017年4月1日
しぇるぱ単独
山域:広島県世羅町

今度は登れた、世羅の高山こうやま

 

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前回、世羅三山を登りました。高山こうやま早山ヶ城はやまがじょう新山にいやまのことなんですがね。
高山こうやまに登ったものの、手前のコブに登って、そこが高山こうやまだと思い込んでいました。これではマズイね。もう一回登り直さなきゃいけない。
世羅インターを降りて、甲山の街の方向に向かう。最初のセブンイレブンの手前の道を北に向かう。細い道と広い道があって、細い道が県道なのだと言い聞かせながら進んで行く。
山裾で赤屋八幡神社の社殿の前を通れば、その道が正しい道なんですよ。
子育て観音駐車場がある。ここに駐車する。
世羅が雪まみれなのでびっくりした。三次から出発したのだが、南へ進むと雪が積もって、世羅町に入ると、山もたんぼも雪に覆われていて、北よりも南のほうが雪が積もっているとはね。
歩き始めて、報恩寺の参道を進む。報恩寺の門前から山に取り付く。
いかにも登山口、という感じで、前回は山の尾根を登った。今度は直進して山腹の道を進んでみよう。道は幅広く、なんの差し障りもない。
あれ、墓地がある。ははぁ、この道は墓参りの道なのだ。道を逸れて、山の中に入って尾根を目指そう。
歩きながら後ろを見ると、尖った山が見えている。間違えた。こっちではない。引き返そう。尖った山に近づくように進んで行こう。
ただの踏み跡だったのがしっかりした道に変わって来た。山腹の道から尾根道に合流する。報恩寺の裏山のコブから延びてくる尾根に合流したのだ。
倒木を乗り越えて進む。乗り越えたり、潜ったり、グサグサに倒れていて邪魔でしょうがない。
鞍部に下りて、そこが四辻、はっきりした十字路になっている。ここは正面の道を進む。高山の方向に歩いて行くのだ。
登山路は幅広の道、杣道とは思えないほどの上出来の道だよ。
六回か七回か、折れ曲がる。何度も折れ曲がりながら登って行くのだ。
頂上の手前だが、前の段になっている。土木工事の跡がうかがえる。ここは城跡じゃないのかい。ここは郭の跡なんじゃなかろうか。
ここが高山こうやまの頂上、平たく削られて、どう見ても城跡だよなぁ。
もともと世羅・甲山は高野山の荘園で、荘園の警備として、あるいは、荘園に攻め込む勢力として、武士の集団がいたことは間違いない。その拠点に山の上が利用されるのは理の当然です。
早山ヶ城はやまがじょうも城跡の形式と見えた。新山にいやまは開発され過ぎて前時代の痕跡は消えてしまっている。
広場には、石造りのほこらの跡かびょうの跡か、風通しが良すぎて中身がなんにもない。
三角点があるはずなのだが、なんぼ探してもみつからない。雪に覆われているので見分けが付かない。ま、ええさ、三角点ハンターじゃないもの。
頂上広場の全景は一枚の写真ではカバーできないが、これが頂上の風景なのだよ
さて、降りようか。
登るときには雪は問題なかったが、下りでは大問題だよ。落ち葉の上に雪が積もると、滑るのだよ。完全に足許が持っていかれた。滑った、こけた、泥だらけになった。
かなわんなぁ、四月の雪で難儀するとは思いもしなかったぜ。
ここが四辻、正面の道から来たのだ。右に行くとイノシシの柵で道は塞がっている。左へ行ってみよう。報恩寺の裏にはイノシシの柵がなかったことだし、左の道にもイノシシ柵はないだろう。
ほら、幅広の道で、昔からずっと踏み均した道なのだ
民家が見えてきた。
近寄ってみると、上法会館とある。この地区の集会所なのだ。看板の字が達者過ぎて読めないが、ここの地名は上法というのだよ。
県道に出てきた。石碑がある。文裁寺西六丁法音寺南二丁
文裁寺とは南山麓の赤屋集落にある寺、法音寺とは報恩寺のことだろうな、さっきの登りに出会った寺のこと。江戸時代には漢字は適当だったのだろうね。読めればええ、伝わればええ、という感覚だと思うよ。
もとの駐車場まで帰って来た。
高山こうやまに登るなら、上法会館から登れば間違うことがない。低くて小さい山だが、古い道があって、登ってみてなかなか趣きのある山です。わたしは好きだよ。
子育て観音駐車場 報恩寺への参道 報恩寺 墓地
立派な山腹道 鞍部の四辻 高山への登山道 頂上前の段
高山頂上 新山が見えている 四辻へ戻る 上法会館

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

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参考
2017年_3月18日 世羅三山、高山こうやま早山ヶ城はやまがじょう新山にいやま