1999年5月16日
しぇるぱ単独
山域:兵庫県丹波

雨上がりの虚空蔵山


虚空蔵堂
丹波岩

おいおい、大阪市内はぽつぽつ雨が降り始めたよ。宝塚は大雨、三田まで行ってもまだ雨、ともかく麓までは行ってみるかい。
虚空蔵山登山口到着、雨はどうにか上がったね、それではスタートするかい。
登山口はJR藍本駅から裏山を迂回して、里道を高速舞鶴道を越えたところから始まります。
わたしは藍本の手前の相野から里道へ、ここから虚空蔵山を見ると三角錐の形で姿がよい。
登山道は参詣の石葺き道、水が流れたり途絶えたりの涸れ谷に沿っています。中腹の虚空蔵堂、往時は繁盛したんだろね、谷の脇を石で葺き、砂岩に道を掘り込んであるものね。

頂上

ついたよ、これが虚空蔵堂。
門前の灯篭に御宝前と書いてある、ふうむ、当時の御宝と現在の御宝とは意味が違うのかなぁ。 今は古色も着いて落ち着いているが、わたしは、前のお堂、解体再建中のお堂、出来立てのぴかぴかのお堂を見ています、古寂びた雰囲気でいいじゃありませんか。
道は右からお堂の裏へ誘導しているが、この道は直登で滑りやすい道、左へ行こうよ。 道は細いが草に邪魔されることはない、ただね、雨上がりで枝の葉っぱのしずくは誤算だったね。ズボンから下は濡れないが肩がびっしょりになってしまった。
さてと、ここからは立杭からの道と合流して広い道、廃プラの階段、リサイクルの最終兵器だね。
お堂裏からの道と合流、あと300メートルか。
岩場に出ました、丹波岩というんですと。岩の頭に立つと、よく見えるはずだが今日は視界不良、何も見えないね。ここからの秋の黄葉は素晴らしかったね。
ここから頂上までの岩は規則性があるね。みんな南北同じ方向に節理があるよ。まるで瓦を重ねたように見えるね。
頂上到着、頂上は岩場、麓の立杭の里がよく見える。丹波立杭焼の産地ですね。
ここから先、JR草野駅のほうへの道は続くが、昔、行ったことはある。 ちょうど舞鶴道の建設の真っ最中で、工事現場の真ん中を通過した覚えがあるなぁ。
さぁ、帰ろう、今度はお堂裏へ続く道を帰ろうか。やっぱりね、階段はないけど、直登真っ直ぐの道なんだね、登りに使わなくてよかった。


カシミール展望図をつけました。
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