2005年9月21日
しぇるぱ単独
山域:広島県廿日市市

県立もみのき公園、小室井山

 

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もみのき公園入り口中国道は吉和のインター、ここが廿日市市とは驚くよねぇ。広域合併で、瀬戸内の街が島根県山口県とくっついてしまったものね。
インターを下りると、スキー場は見えるわ、別荘が林立しているわ、並みの田舎の風景とはちょっと違うよ。
別荘を分譲して、一時的な転売所得が誕生するのはともかくも、毎年毎年の固定資産税の収入が大きいよねぇ。
無住のひとから税金が取れるんだもの、一般民家の数よりも別荘の数のほうが多いんじゃなかろうか。自治体としては絶好の収入源を得たというもんだよ。
もみのき公園まで5キロという標識がある。その5キロの道筋に別荘がずぅっと点在しているんですよ。
もみのき公園センターガラスが破れて廃墟になりかけがあり、別荘というより定住しているんじゃないかな、というのがあり、人生いろいろだねぇ。
人生いろいろ、って言えばね、もともとは島倉千代子の歌なんですよ、小泉純一郎のフレーズのほうが有名になってしまったね。
もみのき公園の入り口にさしかかったよ。この公園は県立なんだってねぇ。
公園内の地図看板が見当たらないなぁ、地図が見当たらないまま進むと、建物の群れの前に出てきたよ。ここを公園センターと言うんだそうな。
駐車場は広いね、これだけ広いと、どこに止めるようかと迷ってしまう。
小室井山分岐センターから駐車場の奥へ、柵に沿って歩けばええのだろうな。車はさらに奥まで行けるが、行かずに、入り口駐車場に止めとこうね。
ここだ、柵の途中に、小室井山への道標があった。
道の最初は露の草を踏んで行く、このまま細い道かと思ったが、幅広の道になったぞ。
砂利舗装、砕石舗装と言うべきかね、雑草やササも生えることがない、こんな道は大好きだよ。
自然破壊だ、偽の自然だ、と糾弾するひともいるが、仲間入りはしないよ、歩き易い道のほうが便利だもの。きみたち、勝手にやっていたまえ。
モミノキほぉぅ、モミノキだぁ。モミノキの群生地にさしかかったよ。
大木もあるし、若木もずらりと並んでいる。もみのき公園と名付けた由縁が理解できたよ。
駐車場に数本のモミノキがあったので、それが名付けの基かと思っていたが、なんのなんの、これほどのモミノキの森が奥にあるとは思わなかった。
若木のモミノキと杉とが競争して同居している、これらは植林のものではないね、天然の実生のものだな。木の間隔がマチマチだからそうと判るよ。
いったん、コンクリの舗装路を横断するんだよ。横断すると、森のなかに砂利舗装の道が続いている、その道を進んで行くんだよ。
ブナ道は、たらたらと登ってたらたらと下る、またその繰り返し、何度も起伏を繰り返しながら進んで行くんだよ。
10年後にもう一度ここに来たいもんだね。その頃には足腰が効かなくなっていることと思うがね、その頃にぴったりの道じゃないかね。
この道は、クロスカントリースキー、マウンテンバイク、のコースでもあるんだな。雪で埋まったころ、クロカンスキーで歩くのもええもんだろうな。
道の両側はブナの木が目立つようになってきたぞ。
大木もある、若木も育っている、10年後、20年後のこの森を再訪したいもんだね。
小室井山頂上の直前時々、分岐があって、道から逸れるように誘う標識があるが、まぁ、真っ直ぐに行こうかい。
ずっと森の中の道だったが、切り開きの箇所に出てきた。どうやら切り開きのてっぺんが頂上のようだね。
切り開きはススキに埋まっている、森と切り開きの境い目に、頂上がある、三角点がある。ここが小室井山なんだ。
南側、ススキの向こうに山が見えるが、なんという名前か全然判らない。瀬戸内沿岸の山はまるで知らないのですよ。
ここから引き返すのも面白くないね。砂利舗装の道は先へ先へと続いているじゃないか。このまま行ってみようよ。
小室井山頂上この道は、ひたすら下がって行く道なんだね。来た道が登り下り起伏の繰り返しだったのと、大きく違うね。
道と平行してススキの原が続いている、そもそも、このススキの原は何だったんだろうね。
はぁい、牛の放牧地。
そうだろうか、スキー場を開発しかけて、行き詰って、途中で放棄したもの、たぶんこっちのほうだぜ。
スキー場開発が破綻して、泣きついて、広島県で森林公園に買い上げてもらったんじゃないだろうか。
開発跡地のススキきみね、根拠もなく、当て推量でものを言うのは止めたまえ。流言飛語で告訴するぞ。
ごめんなさいね、訴えるのだけは勘弁してね。
砂利舗装の道からアスファルト舗装の道へ出たよ。
今、谷の底を歩いている、見上げると、公園センターの建物が見える。あそこまで登らなきゃならないんだな。
サイクリングコースが延びている、この道をたどればセンターまで戻れることだろうさ。
登れば公園センターはい、戻りました。やはり、サイクリングコースを歩くのが一番近いコースだったようだ。
あんまり高低差がないコースだったが、森の中が面白かったよ。
普通なら、森の中で展望がないとケチつけるもんだが、モミノキの森、ブナの森と、植生が変わるのを楽しめて、文句なしの森歩きだったよ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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