2005年9月9日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:広島県庄原市

道後山、持丸山へはどう行こう?

 

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駐車場から岩樋山を道後山に行こうと言ったまま、何か月も経ってしまったなぁ。台風も過ぎたことだし、出かけてみようよ。
昨日は空気が澄み切って遠くまで見えたが、今日はもひとつだなぁ。湿気を含んでもやがかかって、遠くの景色はぼんやりとしてるなぁ。
庄原、西城と経由して、米子へ向かう国道183号線を進んで行くんですよ。
県境の手前に平地がある、ここで右折して道後山へ向かって行くんだね。
坂道を登り、スキー場のリフトの下を何度もくぐって、さぁ、着いた、ここが月見が丘の駐車場だ。我々が最初、他には止めていないね。
岩樋山頂上ここからは道後山は見えない、前山の岩樋山の斜面がそびえている、そんなにキツイ斜面じゃないぜ、出発しようか。
トイレの横の道を進むんじゃないのね、もひとつ北の道を進むのね。梢が覆ってトンネルの中を歩いているみたいね。
ゴォーバリバリバリギュイィーン なになに、何なの?
岩国基地の米軍海兵隊の戦闘機なんだよ。何度抗議しても、谷と尾根を渡る訓練を止めないのだよ。
広島の県北では、ジェット機の騒音で蹂躙されているのだよ。わたしも何度か戦闘機の騒音を浴びたことがあるよ。
道後山の斜面沖縄の基地を動かそうという動きがあるだろ、沖縄から動かせば玉突きで、厚木の部隊を岩国に移そうという構想があるんだとさ。
今でも協定を無視した訓練を続けているんだぜ、規模が大きくなると、さらに蹂躙行為が増えると思うよ。
なになに、その訓練は、アフガンやイランの谷尾根を想定してやっているって?ここでは使わないけど、機銃やミサイルを使えばホンモノじゃないの。
腹立つから、視線を上空から地面に移そうよ。
地面には青い葉っぱが散乱してるわね。台風の置き土産なのね。普通なら、茶色い枯れ葉が散らばっているのにね。
アズマヤまで来た。ここからは、月見が丘の駐車場が見える、バスが到着したぞ、団体が登ってくるんだろうね。
岩樋山の斜面すぐ南に見える、スキー場がある山は?猫山というのか、いずれ、登ってみたいわね。
ここからすぐで、分岐になるんだよ。左に行って、先に岩樋山から登ることにしようか。
小鳥の巣箱がいくつも架けてあるけど、どれも入り口の穴が小さいよね、何でなんだろ。
カッコウが入れないようにするためかなぁ、託卵と言ってね、他の鳥の巣に卵を産みつけて、育ててくれるのをお任せする、ということだがね。
小さい鳥は入れても、大きなカッコウは穴を通れない、ということなのね。
(へぇぇ、そうなの、と感心してはいけないよ。こんな会話のやりとりをした、というだけのこと、カッコウ対策かどうかは自分で調べてね。)
道後山頂上森林限界を過ぎたよ、風景は強風の風衝で短い笹に覆われている。視界を遮る樹木がないから、360度、全部見えるよ。
石を積み上げたケルン、ここが岩樋山の頂上なのね。
道後山へは斜面を降りて行く、道はいくつもあって、自由に好きなところを通ればええよ。
牛を放牧するので、備後の国と伯耆の国を石垣で分けた、その名残りが今も残っている、ほら、これがそう、ずうっと続いているだろ。
最低鞍部に降りてきた、岩樋山の付け根に分岐がある、岩樋山と水平道の別れだね。道後山の付け根に分岐がある、登り道と水平道の分岐だね。
道後山への登りの道を行こうか。笹原の中に自由に道がある、一番歩き易いと判断した道を行けばええよ。
道後山から持丸山を道後山はふたつの頂上があるのね。最初の頂上は何と言う名前なの。
名前はないと思うよ。無理に名乗ると、県境の山かなぁ。
最初のコブが三角点より高い、ここを道後山頂上と言えばええのにね。三角点が鳥取県側に食い込んでいる、それでも、三角点を道後山頂上と誰もが呼ぶのだよ。
最初のコブに全然マークがないんだもの、たらたらと斜面を下りて、道後山三角点に進むしかないよね。
さっきは大山が見えていたけど、湿りがますます増したようだね、全然見えなくなったぞ。
持丸山への分岐道後山から北に続く峰が見えるだろ、今日の目的はそこにあるんだよ。アズマヤが見えて、そこからどう歩けば行けるんだろうね。
三角点から東に突き抜けて山を下って行こう。ほら、分岐になった、左に行けば持丸山と書いてある。
道は広いけど、草が繁ってきたわね。あまりひとが通わない道みたいね。
そうよなぁ、それでも草刈り機で手入れをしてある、鳥取県側から直接登れる道だからね。
たらたらたらと下りてきて、アズマヤまでやってきたよ。強風で瓦が剥げて、みすぼらしい姿になってしまっているね。
道の両側はササヤブが密集していて、どこから持丸山に入る道があるのかしらね。どんどん先に行くしかしょうがないわね。
廃道入り口だいぶ歩いたぞ。道は下がってばっかりだぞ。おかしい、このまま進むと、鳥取県側の里に出てしまいそうだ。
おかしいわね、引き返そうか。戻り道で眺めても、入れそうな脇道はどこにもないわねぇ。アズマヤまで帰って、さらに戻るのね。
あった、朽ちた道標があった。多里大山と書いてある。地面に棄てられた板に、持丸山と書いてある。赤いリボンが繁みに見えるよ。
えぇ、このヤブに入って行くの?地面の踏み込みは硬いわね、道なのかなぁ。進んでみようか。
ヤブが濃くて、どこを通ればええのか解らない。諦めようよ、この道は廃道になってしまったんだぜ。だから、道標も朽ちていたんだよ。
夏は無理だね。残雪の春先ならなんとかなるだろうがね。
大池道後山の県境ピークを見てごらん、団体が歩いているのが見える、こっちは木の陰だもの、向こうからは見えないだろうね。
元の分岐まで帰ったよ。このまま道後山の中腹の道を通って帰ろうよ。
ほとんど水平な道なのね。ここが大池か。窪地に湧水がたまっているのか、大池は大袈裟よね、でも、小池では謙虚過ぎるしねぇ。
道後山の付け根の合流点まで戻ったよ、この先、岩樋山の付け根の分岐で水平道を行こう。
アズマヤまで帰ったよ。ここから見ると、駐車場には止まってる車の数が増えているねぇ。
さぁ、戻ったぞ。あとは我が家に帰るだけ。

参考 一面の草原、道後山 2003年11月7日

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カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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