2018年_3月29日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

小津古山2、今度はちゃんと

 

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前回、小津古山を目指しましたが、取り付き地点を間違えて登れませんでした
本郷パーキングエリアから登り始めたのだが、実は、本郷パーキングエリアは中国道の上り線下り線で二つあって、両者は大きく離れているのです。間違えて下り線のPAから登り始めてしまったのだ。
本郷パーキングエリアの上り線を目指す。本郷PAは谷の南側にあって、谷の北側を県道が走っている。県道からは谷を隔てて、小津古山、本郷PAが見えている
給水塔が見えている。そこに近づくには、道は自由にコース取りして近づいて行けばよろしい。コースを間違っても、給水塔に近づくように道を選べばよろしい。
PAの外に駐車場がある。PAで働く従業員のため、納品のトラックのための駐車場がある。そこに停めさせてもらおう。
場外駐車場からは小津古山が見えている。きゅっと背丈を伸ばした山で、山の方向を見定めてから出発する。
PAへの取り付け道路を降りて行く。降りたところに、地道に進む分岐がある。地道だが、タイヤ跡がある。現役の道だね。
行く手に中国道が立ちはだかっている。道路の下に道が突き抜けている。こういうのは、トンネルとは言わない、カルバートと呼ぶのですよ。
獣が里に出て行かないように扉が設置されている。開けたら必ず閉ざして置かなきゃならない。
カルバートの地面にはヒヅメの跡が見えている。シカやイノシシが山から里に出ようとして、扉で隔たれて引き返すしかないのだ。効き目があるのだね。
高速道路の下を潜り抜けて、西の方向へ向かう。PA沿いに歩いて、側道はいったん下がって行く。下がり切ったところに分岐がある。
高速道路の下を突き抜けるカルバート、高田19とプレートがある。ここは十字路で、階段が山の方に向かっている。当然、この階段を進めということだろうな。
階段を登り切ると、水道タンクがある。パーキングエリアに給水するタンクなんだね。そのタンクの横にはっきりした道が延びている。
その先には、水源地、谷の水を井戸輪に集めて、ここからパイプを地下に埋め込んで水道タンクまで引いてきているのだ。
谷は二つに分かれている。どっちに行こう。右の谷と左の谷、見比べて、右の谷の方が歩き易そうに見える。そっちに行こう。
谷は広い谷で、今は冬枯れで草は見えてはいないが、夏には草が立ち込めてさぞかし歩き難いことだろうね。
時々プラスチックの赤い杭を見る。地籍調査とは書いていないし、山主の境界を示す杭なんだろうね。
谷は行き止まりになった。稜線へ壁を登る。横に逃げると傾斜を稼いで登り易い。
やれやれ、ここからは稜線歩きだ。登り切った稜線の樹に赤いリボンがある。ふむ、先に歩いた者の痕跡があると心強いね。
この稜線、なかなかに傾斜がきついよ。爪先しか効かせられない、爪先で踏ん張るだけで踵は浮かせたままで登らなきゃならない。
頂上は近づいてきた。ここが頂上だ。小津古山だ。ここには三角点はない。Google Map を見てちょうだい轍でも同じ。そこでは、小津古山は離れた場所に表示してある。
ここから500メートル東に三角点がある。 Google Map はそこを小津古山と認識している。国土地理院の三角点名には野登路とある。ま、それぞれがここが小津古山と主張するのは好き好きだけどね。
頂上には赤いリボンがあって、極楽登老会 30/3/3 とある。へぇぇ、今月初めに登ったのだ。
さて、下りようか。
登るときは稜線が集まるから間違うことはないが、下るときは稜線を一本間違うとずいぶん離れたところに降りてしまう。
うかうかと稜線を間違うところだった。GPSの軌跡に従って降りて行くのです。縮尺を粗くして原寸に近づけると、登って来たコースとずれているのが見えてくる。
これではまずい、横にコースを変えて、こっちの稜線から別の稜線に乗り換える。
赤いリボンが見えてきた。ここが稜線から谷筋に転進するポイントなのだ。
登るときには、谷の頭の壁に正面突破で取り付いたが、そんな無理をしなくても楽なコースが見えている。ジャンケン後出しと同じで、結果が判っていればそれに従うのは当然だよね。
谷の中央を歩いて、水源地の井戸輪のところまで戻る、ここから水道タンクまでは歩き易い道が続いている。
カルバート、高田19の交差点まで戻った。ここからはPA沿いの道を戻る。カルバート、高田18まで戻る。獣除けの扉を雑に閉じていたのを今度はきっちりとカンヌキを掛ける。
ぽくぽく歩いて本郷パーキングエリア上り線まで戻った。ここでうどんを食べた。朝飯前ではなく、昼飯前の子津古山というわけでした。
参考
2018年3月18日 小津古山、取り付き地点を間違える
本郷パーキングエリア ここが登山口 カルバートを潜る 次のカルバート分岐
水道タンク 水源地 稜線にリボン 小津古山頂上

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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