1999年3月28日
しぇるぱ単独
山域:北摂

久しぶりに中山連山

清く正しいごく普通のハイキングをやりたいな、ここんとこ聞いたことも無い山の話ばっかりで、懐かしい山に行きたいな。
なんとエスカレーター、中山寺
左が高代寺山、右が妙見山

やって来ました、阪急中山、ここは西国札所の中山寺の門前の駅です。
中山寺にエスカレーターがついたという話を聞いたが、ほんとかね。
あれまぁ、ほんとだよ。鐘楼の階段わきに一基、本堂の前に一基、さすがに妊婦の信仰の中山寺、ここまでサービスするんだねぇ。
好い悪いはともかくも、カスタマーサービスもここまで徹底するとすがすがしいね。
中山頂上
連山最後の岩場

鐘楼を右折、信徒会館をみすごして墓場に入っていきます。
墓場の入り口に「すくおくのいん」と石標があるが、「すく」とは「まっすぐ」の意で時間の「すぐ」じゃないから読み違えないでね、江戸の昔はこんな言い回しをしたんだよ。
墓場の出口に、東尾根とみんなの広場を示す道標がある、どっちにしよう、今日はポピュラーハイキング、東尾根はやめて普通のコースにするかね。
この階段がつらいのだが、階段の片方は住宅地、住民は毎日この階段を使うわけだ、大変だね。苦情は言うまい。
広い山道の横にはもうツツジが咲き始めている、サクラに先駆けてる、南斜面だものね。
夫婦岩園地到着、いつもここで思うんですよ、夫婦岩には見えないね、見たてにちょいと無理があるね。
先へ進もう、あれ、大きな林道が出来ている、ハイキング道が林道を横切るのだが、フェンスで林道の上下をふさいでるよ、鍵までかかってる。遮断機が降りっぱなしの踏切だね。

頂上到着、道に案内はありませんよ、頂上というのは最高地点、道標がなくとも高さを見比べていればわかることだね。標識が無いので行き過ぎた、どうしてくれる、とい言うのは無しね。
ゴルフ場越しに大峰山が見えるが、名前に導かれて訪問しても途惑いますね、京都の天ケ瀬ダム沿いに大峰山がありますが、ここも同様。
吉野大峰山を想像しちゃいけません。ごく普通の山なんです。
北攝、丹波の山の姿形ははっきり見えるが名前は何だろうなぁ、大船山だろうとその一つに見当を付けました。
先を見通すと連山の終点ははるかに先、ゴルフ場が尽きるその先、送電線のさらにその先です。先は長いよなぁ。
稜線に忠実に昇ったり降ったり、このへんからは道の両脇に金網フェンスが続いて、自由の制限が徹底的だね。
送電線鉄塔の見開きからは北が良く見える、妙見山はどこかな、鉄塔が特徴的なのが高代寺山、高代寺山発見、ならば妙見山はその隣と決定。
さあて連山の終点も間近、楽しみは最後の岩場なんですよ。格別ロッククライマーに親しまれてるわけじゃない、ただの荒地なんだが、ここの降りは毎回楽しい。
岩場は適度に摩擦がきいて危険は無いのに、眼下の住宅地ははるか真下に見える、安心して岩場渡りを堪能したね。
バス停満願寺はすぐそこ、バスで帰ろう。


カシミール展望図をつけました。
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