二上山 1996年10月6日
しぇるぱ単独
山域:二上山


ここは雌岳、うしろが雄岳。あまりにあついのでズボンをまくりあげて半ズボン状態であるきました。ブルーマみたいでみっともないね。でもこれはチョイチョイやります。

すこしシブメの二上山
二上山はポピュラーでにぎやかな山と相場がきまっていますが、ひとけ(人気と書くがにんきとよまず)のすくないコースを紹介します。
大阪側から登るのですが、取り付きまでくると、今日は太子町の町民運動会、ガードマンに車はだめとおいはらわれて太子温泉までひきかえす。(交通機関は金剛バス、上の太子、あるいは喜志から六枚橋下車、太子温泉まであるき)
にぎやかな運動会を横目に、グラウンドの隣の池の脇、杉林の中に小道がある、それをたどると稜線はダイヤモンドトレールです。
はて、ダイトレはどんずるぼうからまっすぐ谷道で、雄岳雌岳の間の馬の背にぬけるはずだが、いつのまにか、変わってしまった。わたしのダイトレ貫通の記録は道が変わったのでムシクイが生じてしまった。
木の階段のワビサビの程度をみると5年前くらいか。もう10年もすると古色がついてリッパな古道になりますよ。
センセイ、焼き物の鑑定じゃないんだから。
新道もいいですよ、切り開き、透き刈りがあって展望はひらけています。
さて頂上、ここはにぎやかです。だれもが知っているからここの語りは省略。
降りは鹿谷寺跡をめざします。岩を乗り越え乗り越え、鹿谷寺(ろくたんじ)十三重の石の塔があります。5メートルくらいか、岩を掘り下げ、刳り残したものとか。線刻仏も三体。
ここから道を右にとって廃れたフィールドアスレチクを横目にあずまやの角、右の谷にはいります。
これがろくわたりの道。角々に標識があってまようことはありません。
峠をこえて道をたどると、降りの稜線は伐採のうえ、山火事にあってマルハダカ。半年前は緑の森だったよ。焼け跡に草もはえていないから、火事はつい最近のことでしょう。こんなこととはしらなかった。
はだかの斜面をおりるとあとは水平道、街道にでるとろくわたりの道について解説板があります。
このコースはテープもなく、あまりしられていないようです。ろくわたりの道では人にあうことはありません。
逆コースの注意点、ダイトレから町民グラウンドにまがるポイントは、二本目の鉄塔、その直前のタワミです。ここには標識がない。その前に降りながらみていると木の間越しに体育館がみえるから、まちがいようがありません。


鹿谷寺跡、石塔。岩を表面から削りおろしたというからおどろきです。

カシミール展望図をつけました。

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