西穂高 1997年6月7日〜8日
しぇるぱとよめさん
行程 : 高速中央道→松本→新穂高温泉→ロープウェイ→西穂山荘→独標→下山→富山→北陸道
ここ3年、毎年梅雨時に西穂高にきています。ここはいいですよう。あんまりいいので、よめさんにみせてやりたくなりました。
西穂高、天気は絶好、抜群の展望
なぁ、西穂高へいこうよぅ 。なぁ、ええやろ。
疲れてんのよ。先週、法事でくたくたや。あんた、ひとりでイッテ。
そんなこと言わず、いこうよぅ。
(ただいま、よめさんを口説いています)
西穂高はええぞう。ロープウェイでかんたんにたどれるし、笠ガ岳と上高地がうらむこうで同時にみられるぞぅ。今年は雪がすくないそうな。西穂山荘の手前、ちょっとしか積雪はないとおもうよ。独標まで、その先はいかない。梅雨が明けると小屋はむちゃくちゃこんでくる、今のうちにいこうなぁ。今度の土日、夕方までには帰れるよ。
なぁなぁ。
(すきにしてというか、くるりと背中をむけるか、五分五分です)
FYAMAの情報によると、安房峠が交通規制で時間帯通行のようですね。去年まで峠の交通規制など全然なかったのに。トンネル工事が進んで規制せにゃならない事態になったのでしょうか。松本からは行けないかなあ。
ロープウェイから谷越しに西穂山荘をみる。
6時だ。支度はできたかい。松本から安房峠をこえていくよ。交通規制は よくわからんが、いってみるか。
どうってことなかったね。ただの片面通行だ。
さぁ、ここが新穂高温泉、 ここからロープウェイにのる。その前に、駐車場はと。村営駐車場にいこう。
こんちわ、いくらですか。はい、山にはいります。
え、ただ?いいんです か、ありがとう。
観光客からはキチンともらうのよ。登山客にはヒイキしてるの。好意はそのままもらっとき。
ロープウェイ終点。ほら、谷越しに山小屋がみえるやろ。今夜はそこにとまる。
園地にみずばしょうの花がさいていてね、ありゃ、まだ芽がでたばかりや。 去年まではもっと遅い時期にはいってたからな、いつもより残雪が厚いねぇ。
アイゼンは便利だが、岩に上では不便ねぇ。ゲタはいて歩いてるみたい。
さあ、ついたよ。お願いします。えっ、夕朝食こみで8800円?
予想以上だな。 これじゃ数年で一万円とっぱするね。
部屋はきれいね。布団もヨシ。今夜は6人定員に5人か、尚ヨシ。
朝食すんだ、さぁ、登ろう。天気はええなぁ。ガスひとつなし。
ほら、向かいが笠ガ岳、振り向くと上高地、焼岳と乗鞍岳がそこ、あ、白山がみえる。
ほんまに一望の下やね。よかったわぁ。
あれが独標、ペンキの○×さえ気をつければ大丈夫。
わぁ、登った。この先は?
むこうの三つ目のピークが西穂高らしい。ここから先はいかない。
まあ、ここでも満足満足。よかったあ。
さあ、おりようか。おりて、村営の無料公衆浴場があるから、温泉で汗を流して帰ろう。
富山経由でかえるよ。
さぁ、帰りました。7時。約束どうり夕方には帰れたやろ。
事故の渋滞はしょうがない。1時間値引いて6時に帰れたことにしてちょうだい。
山荘まであとすこし、ロープウェイ駅と山荘の間のたわみにだけ残雪があります。
わたしがしぇるぱだ。ここは西穂山荘。
朝日に照らされる笠ケ岳。山荘の窓からの好展望。
独標から西穂高を、三つ目のピークが西穂高
独標から下山道、遠く焼岳、乗鞍岳がみえる。上高地と大正池も。
カシミール展望図をつけました。 |