2009年1月17日
研さん、鴨さん、みーとさん、ほーちゃん、しぇるぱ (お山歩くらぶ)
山域:広島県東広島市

東広島、志和の生城山おうぎやま

 

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北から見た生城山さぁて、今日はお山歩クラブの新年オフの日です。
時間はゆっくりめの集合だから、急がずに行こう。
芸備線沿線の県道を走って、JR志和口駅前の信号から山の中に入って行く。
鎌倉寺山の前を通って、谷の間を抜けて、ぱっと開けて盆地が見えたらそこが志和町だよ。
駅の名前が志和口と言っても、はるか離れたところに志和はあるのだよ。無関係なくらい離れすぎているよ。
盆地の中を進むにつれて、盆地の真ん中にある山が嫌でも目に飛び込んでくる。
それが
生城山おうぎやまなんです。
光源寺への分岐集合場所は
生城山おうぎやまの西側?東側?東側と聞いております。東側へ向かおう。
生城山おうぎやまを北の方向から眺めると、端正に稜線が尾を引いた山なんですよ。
東から眺める、つまり、近づきすぎると稜線が崩れてごちゃごちゃとして見栄えが悪くなる。
見栄えが悪くなるあたりで、光源寺を案内する石標がある。道の反対側には生城山城跡と看板がある
光源寺の前に広い道のような駐車場のような広場があるので、ここに駐車させてくださいね。
光源寺とは大きな寺で、石垣の石組みを見ても、本堂の棟瓦を見ても、このあたりでは群を抜いて立派な荘厳です。
かれこれしているうち、全員集合、出発しようかね。
生城山光源寺寺の石垣に沿って谷の奥に入って行くんですよ。
林道のどん詰まりでボーリングしているよ。2本掘っている。地質調査なのか、井戸を掘っているのか。
ここからは、昔はトラックも往来したのだろうが、もう役目を果たして休眠に入った林道なんだね。
谷に沿ってどんどん登り詰めて行く。
ずいぶん深く掘ってあるが、山の芋を求めてのことだろうね。靴の跡があるから、これはひとの仕業だよ。
池の堤が見えて来て、石の看板がある、金玉水、湧き水なんだが、もう涸れそうで、命脈が尽きるころなんじゃなかろうか。
金玉水にふりがながあって、きんぎょくすい、そりゃそうだね、見たまま読んだら怪しげな水でしかないものね。
登山道分岐名前がよくない、恥ずかしがって、自ら水脈を絶ってしまったのかもしれないよ。
池がある。旧来の土の土手に加えて、コンクリートで補強してある。これほどにまで過剰に補強する必要があるのかね。
背後にゴルフ場があるのだよ。池を補強することが開発の交換条件だったんだろうね。
池からゆるゆると登ると、トタン板で万里の長城を築いてある、ゴルフ場なんだね。
ここに登山口の標識がある。直角に右へ曲がるのだね。
鳥獣保護区の看板があるから鉄砲のタマは飛んでこないが、ゴルフのタマが飛んでくるかもしれない。
尾根を掘り抜いて、切り通しになっている。
ゴルフ場との境界これはゴルフ場開発の交換条件ではないよ、昔ながらに営々と掘り抜いた努力の賜物なのだよ。
登山案内があって、子生城を経て登山口へ、とある。
ここのこぶが子生城山、男生城と女生城の中間地点なんだそうな。
三瓶山に男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶とあるが、ここの生城山は、気分は三瓶山と肩を並べているね。
子生城のチョイ手前まで、ほーちゃん、自分で歩いて来た、ここからはとうちゃんの背負子に乗って登るんだね。
今日はかなりの長距離を自分で歩いたことになるよ。お疲れ、お疲れ。
木の間越しに生城山おうぎやまが見えてはいるのだが、写真に撮ってもカタチにならないのだよ。
亀岩今は、西の山腹を巻いて、北に向かって行っているのだ。
山麓と頂上を結ぶ直登道にぶつかって丁字路になっている。ここから頂上めざして登って行くのだ
ここからはぐいぐいと登る道で、補助ロープが設置されている。
亀岩、振り返って見てください、と石標にある。後ろを振り返るのかい。
おぉ、なるほどぉ、これは亀岩だ。頭があって甲羅があって前足がある。なかなかの姿だよ。
登って登って、この岩が面白いのから登ってみて。岩が平らになっていて、ほほう、柱の穴をふたつ穿ってある。建築の土台に使ったのだ。
よその古城でも、旗の穴、というのを見たことがある。建物を建てるのは無理がある、旗を立てるのに使ったのだろうな、と見立てたのだろうね。
生城山頂上さぁ、頂上に到着したよ、
生城山おうぎやま
頂上に岩の上に鉄の櫓があるが、これは登るのはかなり危険だよ。鉄がどの程度腐食しているか判らないもの。
北に金明山が見えて、建物のような通信塔があるのは野路山、南の山はごちゃごちゃしていてどれがどれやら同定出来ないんですよ。
白木山の頂上が見える、ということは、前を塞いでいる山は安駄山と高鉢山。
帰ってから地図を見ているからそう判るのだよ。20万図を持って行くべきだった、現地で20万図と引き比べるべきだった。
深く反省して、今後の
いましめとしよう。
さぁて、降りますか。
下山道頂上へは西から登ったのだが、東へ降りる道がある。え、これ、えらい急な道じゃないの。
西の斜面には城の遺跡は見当たらなかったが、こっち、東の斜面はひな壇になっていて、建物があったのが推察できる。
ちょっと、ここ、霜柱の融けたあとだよ、滑るよぉ、ほら、滑ったぁ。
霜柱が出来る露出した地面は一箇所だけなんだよね。おおむね、落ち葉を蹴立てて進んで行く。
ここ何週間か、人間は歩いていないよねぇ、ケモノがミミズを求めて掻きまわした跡ばっかりだ。
どっちに進もうか、ところどころ判断に苦しむ分岐があるが、なんとなく正解が見えてくるもんだよ。
墓場が林の中にあちこち見えるようになって、光源寺の背後に出てくる。
光源寺の背後へ寺の背後には大きな庭があって、盆踊りをするなら大勢のひとを収容できるよ。
ぐるっと正面に回って、もとの駐車した場所まで戻ってきた。
光源寺の境内にお参りしてみたが、本堂は重厚で荘厳豊かで立派なものです
縁側の厚板の側面を白く塗って、直線を目立たせて荘厳を増している、こんな技法は他では見たことがありません。
お疲れさまぁ、また遊びましょうねぇ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


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