2015年10月4日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市

里山の登山路は難しい、三次市三和町、鬼が城山

 

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ネットで眺めているうち、鬼が城山を見つけました。[里山をたずねて - Yahoo!ブログ]NAOさん編集、その中に、鬼が城山(441m) があります。猿が馬場(354m)に続いての発見です。
登れるものなら登ってみよう。出かけてみよう。
三次市三和町、下板木の交差点を下流に向かって、進んでいるうち、下水処理場の施設があります。農業集落排水事業下板木地区処理場という看板があります。
要するに、下水処理場です。そこの前の道ばたに広いスペースがあるので、ここに車を停める。
歩き始めて、すぐの分岐、道しるべと案内があるので、それを頼りにする。
案内には、「右 藤根原道、左 志和地駅 と記されている。昭和初期、芸備線鉄道が開通した当時に建てられたものである、その当時、藤根原を通リ志和地へと道は開通していた。」
帰ってから地図を見ると、藤根原の先に志和地駅がある。ほぼ同じ方向を指しているので、解釈に苦しむなぁ。
この道でよろしい。
集落を離れると舗装路は地道に変わっていく。
一般民家用とは違う送電線が新設されている。通信塔が建ててあるが、その電源として新しく敷設したものだ。
動力線を見送って、そのまま道を進む。通信塔の資材運搬用に道は改良されて、砂利を埋め込み、伸びた枝葉を切ってトラックが通い易いようにしてある。
道は分岐する。通信塔のほうへ道は右折するが、そちらには行かない。少し心細いほうにの林道を直進する。
放置された廃車がある。NAOさんの内容には、この近くに入れそうな道があるということだが、見かけないなぁ。このまま進んでみよう。
最初の橋を渡って、二番目の橋を渡って、三番目の橋は崩れ落ちている。
道が行けないなら、小川に沿って下ってみようか。だめだ。川沿いは湿地帯で足を踏み入れると沈みそうだ。川から離れて進むにはヤブが分厚い。
引き返して、あちこち入れそうなところを試してみる。結局、廃車近くに赤い杭があって、そこから入るとなんとかなりそうだ。
入ってみると、目印はある。登山者の目印とも思えない。山主の目印か、測量時の目印か、どちらかなんだろうな。
鬼が城山の東にこぶがあって、そのこぶと鬼が城山との間の鞍部を目指すつもりで進んでみる。
流れが幾筋もあって、流れと流れの間に湿地帯が広がっている
最初はヤブも薄かったのだが、だんだんと分厚くなってきた。成長期のヤブ特有の、競い合って密植状態になってきた。これはもう進めんなぁ。
意地と強情で突破する方法もある。そこまで無理をすることもない。楽しいか、楽しくないか、こっちの基準のほうを優先しよう。やめた、引き返そう。
流れに沿って降りて行く。獣のヌタバもあって、ここは野生の王国だね。
赤い杭が見えて、その先が林道だと判る。
林道に出て、廃車を横に見て、林道分岐がここ、この先は野生の王国から人間世界を歩いているわけだ。
県道まで出て、下水処理場から先に鬼が城山を眺める。たぶん頂上は見えていないだろうな。見えているのは鬼が城山の前山なんだろうな。
難しい。杣人の入っていない山は難しい。とりわけ、里山は見捨てられていることが多いので植生が密植状態でどうにもならない。
ポケットがゴソゴソするので手を入れて見ると、枯葉・枝の折れなど山のゴミがたくさん詰まっている。悪戦苦闘した証しです。

 

下水処理場 ここから入る 地道に変わる この分岐は直進
廃車 三番目の橋 杭を頼りに入ってみる 目印
ここで撤退 林道はすぐそこ 林道分岐 鬼が城山はこの方向

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

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