2003年3月29日
しぇるぱ単独
山域:奈良、宇陀

東の大宇陀から音羽山系を

 

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又兵衛桜近辺から経ケ塚山熊ケ岳まくら
桜井、大宇陀の境の音羽山山系、西から行っては面白くない、と円さんもさたやんも言っていたな。
はるかな昔に行ったことはあるが、もう一回行こうかな。西からが面白くないなら、東から行けばどうなんだろう。
音羽山の肩に電波塔がある、そこから行けば道はあるかな。
又兵衛桜、そこから谷を登って、本郷集落、ここからどう行けばええんだろ。今日は予行演習、行けるとこまで行ってみるさ。
林道をどこまでも行ったらなんとかなるかな。舗装の道が終わって山道になった、谷沿いに仕事道はあるじゃないか。
この先で仕事道は消えてしまった。ここからは、谷から尾根へよじなきゃならない。
雪で斜面が滑ってどうにもならんな。止めた、止めた。
帰って、GPS記録を見て検討しよう。 
その結果、大外れ、熊ケ岳から大峠への稜線を目指しているじゃないか。止めて引き返して正解だったね。
本郷集落の中心から西山岳(固有名詞)との撓みを目指すべきなんだ。次回に持ち越しやね。
抜ける道として、宮奥ダムの上手に自転車をデポしといたんですよ。
発見は、大峠から宮奥ダムへの道が利用できると解ったこと。そこには近畿自然歩道の標識があるじゃないか。
出口が確保できたんだから、入り口さえ探れば、なんとかなるぞ。次の課題として残しておこう
林道、終点ほんぺん
まくらで失敗と書いたのは、3月8日のこと、あれから3週間経過した。今日こそは、なんとかルートを見つけるぞ。
例によって、自転車を宮奥ダムの奥にデポしとこう。ここから駐車場所まで自転車で帰るとしよう。
本郷集落の入り口に又兵衛桜があるんですよ。あたり一帯、三角帽子のカラーコーンが置いてあって、駐車禁止。
まだ桜は咲いていないので人出は無いよ、来週に持ち越したらえらい目にあうところだった。
植林地から登山道は近いカラーコーンがもう置いてないところ、このへんならもう駐めてもええやろ。
聞いてみよう。音羽山の電波塔なんですがね、この先の道をたどると行けますかね。
はいはい、行けます。どこへ行くの?へぇ、音羽山へ登りますの?道はおまへんで。やれやれ、好きなんですね。
あははは、どうもぉ。  こりゃもう笑うしかないね。そうそう、好きとしか言いようがないわな。
集落の中の分岐、さらに奥の集落に行くか、田んぼ沿いの道にするか。ええと、どうしよう、田んぼにすべい。
笹原をやっと抜けた悪い選択だったかな、北へ行くべきを南下し始めているぞ。まずい、この辺りから山道に入ろう。
踏み跡があるような無いような、怪しげな道だね。お、谷向こうにちゃんとした道がある。乗り移ろう。
これなら満足な道、なるほど、関電の巡視路なんだ、順調、順調。
稜線の鉄塔から道はどっちだろ、左右どっちも踏み込んでみたが、方向としては左が正しいようやね。
でもなぁ、踏み跡の薄い道やね、関電道としてはこんなに粗末な道は始めてだぞ。関電道じゃないかもしれない。
経ケ塚山頂上谷向こうに林道が見えた、これが電波塔への道なんだろうか。
林道はどんづまりになってしまった。電波塔への道ではないことが解ったね。いよいよフリーなコースと確定したね。
突き当たりの滝の上から尾根へ続く道がある。案外にしっかりとした道だぞ。
靴跡がある、パターンを見ると、これは地下足袋だなぁ。仕事道なんだね。
稜線に乗ったぞ。ありがたい、スイスイ歩ける道だ。お、伐採地、植林の苗を植えてある。そうか、この道は伐採植林の仕事道だったんだ。
熊ケ岳植林の斜面の向こうには山と山の撓みが見える。あそこまでは案外近いじゃないか。
ここからが大問題、植林地が尽きると、笹の斜面を漕がなきゃならない。笹の下には放棄したままの伐採木がごろごろしている。
笹を分けなきゃ下が見えない。歩きにくいな。イテテ、イバラ。油断できんなぁ。
やっと道に出た、ここは縦走路だね。ネット検索で探しても、大宇陀からの東からのコースは探せなかった。ネット初出だぞぅ、しぇるぱ新道とでも命名するかね(^_-)
ところで、ここはどこなんだろう。
熊ケ岳頂上とりあえず、北の峰を登ってみよう。南の峰は、ここから見ると綺麗に富士山タイプに見えるねぇ。
頂上に出た。石塔がある。ははぁん、ここは経ケ塚山なのか。大きな広場になっている。
セメントブロックに経ケ塚山と書いてある、マッシュさんの担ぎ上げたものだな。裏を見ると、マッシュ白鳳と書いてある。
これから音羽山に行くかい、止めとこう、撓みまで下りてまた登らなきゃならんもの。さらに、ここまで引き返さなきゃならんのやぜ。
戻って、熊ケ岳に向かおうか。
大峠熊ケ岳の斜面は倒木が邪魔をするなぁ。道は笹に埋もれている、経ケ塚山の斜面に笹は薄かったのにね。
さて、熊ケ岳頂上。ここは笹で覆われた狭い広場なんだね。材木が転がっている、座って食事にするか。ここにもマッシュブロックがあるよ。
さて、立ち上がるとするか。南斜面は風倒木だらけやな。潜ったり、跨いだり、アスレチックの世界だね。
倒木を迂回する道があるが、まだ踏み慣らされていなくて、笹の根がまだ生きているじゃないか。
近鉄の反射板を過ぎると、だだ下り。向こうには竜門岳がよく見えるよ。
宮奥ダム下りたところが大峠、たいていのひとがここから西の針道へ行くが、わたしは東へ下りて行くんだよ。
道は、谷の流れと一緒になって、ごろた石と水の流れを踏みながら続いて行くよ。
里に出たところで振り向くと、大峠トンネルというのがあるよ。宇陀郡からのバイパスなんだな。まだ使用開始していない。
近畿自然歩道の標識があった。この先は竜門岳へ向かうようだな。始めに思っていたのと違ったね。
宮奥ダムの奥、デポした自転車のところまで来た。ここからは自転車でもとの駐車場まで帰ろうかね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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