2017年1月26日
しぇるぱ単独
山域:広島県尾道市

尾道市木ノ庄町畑、竜王山

 

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里山をたずねて」という名前の山のブログがあります。どこで発見したんだろう、発掘したんだろう、ブログ主は世間で知られていない山に登っています。
その中で、「竜王山(366m)」他では紹介されていない珍しい山です。そこへ行ってみよう。
尾道自動車道で北尾道インターで降りる。御調の市街地を通り抜けて、国道184号線を行く。御調と尾道の間の峠を登って、峠のピークの手前に分岐がある。永正寺の案内看板に誘導されて進む。
このまま永正寺まで自動車を乗り付けてもええが、それではあまりにもコースの距離が短い。ちょっとでも歩く区間を伸ばそうぜ。
消防団の車庫がある。車庫の脇に駐車できるスペースがある。車庫には、木ノ庄西分団器具庫とある。昭和29年に木ノ庄村は尾道市に合併した。木ノ庄村は江戸時代以前の昔から由緒は深いんですよ。
ここから歩き出そう。やたら交通頻繁な道で、それもそのはず、この先に老健施設の尾道サンホームがある、そこへの送迎の車がひっきりなしに通っている。
峠を登り詰めて、馬の鞍、この先はどぉんと谷が開けて、高鉢山が見えている。最初、あれはこれから登る竜王山かなと思った。違った、竜王山は手前右の山の陰にあって、ここからは見えていないのだった。
馬の鞍には幾つも道が分岐している。老健ホームに向かったり、寺の墓地に向かったり、ももは左の下り道に進むのだ。
永正寺の案内に従って進む。寺の門前に至る。大きな石灯籠が出迎えてくれる。浄土真宗睡虎山永正寺と石碑にある
浄土真宗で睡虎山は馴染まないだろう。真言宗には睡虎山なになに寺というのがある。昔々は真言宗の寺じゃなかろうか。どこかで真言宗から浄土真宗に宗旨を変えたのなら納得が行く。
道は、寺の中に入らず、石灯籠の前の道から入って行く。軽トラも通れそうな道で、永正寺の塀の下を進んで行く。
ぶどう畑の脇を通って行く。連続して二ヶ所のぶどう畑の傍を通り抜ける。
軽トラが通れる道幅だが、軽トラが反転できる余地はない。農耕用、林業用のキャタピラ付きの運搬車なら通れると訂正しよう。道の脇の草刈もしてあって、よくメンテナンスの行き届いた道だよ。
ほぼ水平の道が続く。永正寺から山腹を巡って、大きく登り下りすることなく道を拓いてある。
ここからは尾根道、岩のザレ場になっていて、正面に山頂が確認できる。山頂に杉を残して頂上を針のように見せつけてある。
尾根道から山腹を登る道にいつのまにか変わっていた。ここで反転する。確かな尾根道を登って頂上の広場に到着する。
ここが竜王山、三角点はない。広場になっていて、焚火ができるスペースがある。
昔々は雨乞いの山、現在は初日の出を迎える山のようだ。夜明けが寒いので焚火をして暖を取るのだ。
瀬戸内海沿岸には雨乞いの龍王山・竜王山が多くて、三原市に2ヶ所、尾道市に2ヶ所、福山市に1ヶ所、笠岡市に2ヶ所、浅口市に2ヶ所、倉敷市に2ヶ所、あちこちで雨乞いをしたのですよ。
頂上には祠がある。当然龍王社だろうな。別の名前で、高霎たかおがみ神社、貴船神社という場合もある
高速道路の山陽道が見えている。その向こうには尾道の海も見えている。
さて、帰ろうかな。
尾根のザレ場を下ると、あとはほんまに水平な道だ。これほど道をメンテしてるのは初日の出を見るために頑張っているのだろうな。
ぶどう畑のあたりで竜王山の頂上がよく見えている。登りの時はあそこが頂上とはわからなかったが、下りの今ならよくわかる。
永正寺の本堂の横顔が見えてきた。石灯籠の前の道の分岐まで戻って来た。あとは参道をたどって舗装路を帰ろう。
馬の鞍の手前で老健施設の尾道サンホームが見渡せる。あそこは尾根の上だから、尾道側・御調側、どっちも遠くまで見渡せるのだろうね。
馬の鞍を越えて、消防団器具庫の前まで戻って来た。
ここの竜王山は道に迷う惧れもなく、ええ山じゃないか。なんで紹介されることが少ないのだろ。あまりにもコースが短い、こういうことだろうな。
消防器具庫横の看板 木ノ庄町畑から高鉢山を 木ノ庄町畑の馬の鞍 永正寺本堂
永正寺の下の道 ぶどう畑 竜王山頂上が見える 尾根のザレ場
竜王山頂上 あれが竜王山 老人介護施設尾道サンホーム 消防団車庫まで戻る

 

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