錫杖ケ岳

三重県錫杖ケ岳 1996年 10月20日
しぇるぱとよめさん
山域：三重県

錫杖ケ岳、鋭角的にとがった山です。

錫杖ケ岳三重県関町
８時すぎた。いこ。選挙の投票済ませてからな。
さあ、ついたで。１０時４５分。駐車スペースは充分や。
（これでは、話が少々乱暴なので補足説明。わたしたち夫婦が目指すのは三重県関町の錫杖ケ岳。名阪国道を向井出口から１０分あるいはＪＲ加太（かぶと）駅から３０分、登山口には２０台以上おける駐車場あり）
頂上まで１時間半と案内板にかいてあるね。てっぺんでおにぎり、たのしみ。
谷がきれいや。あれが滑滝、さんずいにほねと書く、すべりだいの滝のこと。
あ、またホネタキがある。
それをいうならナメタキ。
ぬけた。尾根まででた。ここが柚の木峠。むかいは伐採されて見晴らしがいいね。
ここからはね、斜めにたてかけた鋸の歯をいくつも越えていくようなもんだ。
歯をイチイチ越えずに横手を回っていく道がある、ありがたい。
さあ、あのピラミッドのようなでかい歯が山頂だ。
岩だよ、クサリがあるよ。今まで急な坂だったが、これはタイガイじゃないよ。
さあ山頂や、岩ばっかり。見晴らしがいいね。海がみえる。
あれは伊勢湾？
そう、四日市から名古屋、海のむこうは知多半島、左が鈴鹿の山、右はなんだろ、しらん。
頂上からのおちこみようはすごいよ。あんた落ちんといてね。ああ黄葉が始まってる。
おにぎりがうまい。こないだまで水筒は冷水だったが熱いお茶で正解だったね。
（蛇足あるいは付け足し、わたしはこの山３回目です。だんだん道がよくなってきてます。今日は２０人以上の登山者とであいました。山頂は狭いのでよそのひとと寄り合って食事します。以前は人影まばらな山でしたが、えらくメジャーに出世してなんだかうれしい。ＪＲ関西線名阪国道を通ると南にとがったゴリゴリの山がみえます。東海自然歩道を歩いていると、南に異様な姿をみかけてとりかかった山です。ガイドブックでみるより先にわたしのみつけた山だぞ、と自慢の山です）

頂上は狭い岩場

おう、伊勢湾がみえる

錫杖ケ岳頂上、遠く伊勢湾がみえます。