2003年7月24〜25日
しぇるぱ単独
山域:北アルプス立山

称名滝から大日岳へ

 

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称名滝とネハンの滝まくら
娘の結婚式が先週あったんですよ。結婚式で、花嫁花婿ふたりの生活史のスライド上映 、ここに大日岳のスライドがありました。
当時は、まだ子供ふたりは小学生、立山から別山を経て、大日岳から称名滝へ縦走したもんです。懐かしいなぁ。
ようし、行こうじゃないか。逆のコースで、称名の滝から登って行こう。
猿ケ番場からほんぺん
立山駅に到着、称名滝行きのバスがちょうどうまい時間、トイレに行ってくるからね、待っててね、戻るとバスはもう出たあと、キビシイなぁ、容赦なしだよ。次のバスは一時間後、この差がのちのち響いてくることになるんですよ。
称名滝の終点に到着、滝に近づくと、滝つぼの滝見台は工事中、代わりに、八郎坂を登って、そこの仮滝見台から見るんだとさ。
牛ノ首乗越八郎坂を登るのは初めてだな。称名滝とネハンの滝が両方から落ちてくる、雨が多いので滝の水量は多いね。
かれこれ1時間近く時間を費やしてしまったよ。この遅れがあとで効いてくるんだよね。
滝からすこし下がったところが大日岳への登山口、取り付いてみると、広くて大きな道だよ。
弘法平から美女平へ半島状に突き出すんだが、振り返ると、その絶壁の壁がそびえている。八郎坂の滝見台はあそこあたりだな。
その半島の上のバス道と水平なところまで登ってきたぞ。
牛ノ首ここを20年前に降りた時、よめさんが爪を痛めたことがあった。結局、爪は潰れて、再生するまで何か月もかかったなぁ。
ずっと尾根を右に見ていたが、乗り越えて、今度は左に見るようになってきた。
ここが猿ケ馬場、真向かいはすごい絶壁だね、振り返ると、ネハンの滝が見えるから、この絶壁は称名滝の滝頭の続きなんだ。
すぐに、岩場の乗っ越し、狭い岩場で、岩の向こうにザクロ谷が見える。谷の水流はすぐ近くに見えるよ。
大日平ここが牛ノ首なんだが、狭い尾根だね。片方は称名滝へ落差500メートル、片方は数十メートルというアンバランスなんですよ。
牛ノ首の岩場を登って、登って登って、道はやっと平らになってきた。ここからが大日平なんだね。
木道がずっと敷いてあって、大日岳の登りの取り付きまで延々と敷いてあるんですよ。当時はこんなものはあったかしら。
ガスに包まれて、パラパラと水滴が落ちる、世間一般ではこれを雨と言うんだろうね。雨になってしまったよ。
草原の真ん中に古材木が積み上げてある、ここが大日平山荘の跡地なんですよ。
大日平山荘そう、昔、この前を通ったんだが、草原の真ん中にあったという記憶があるよ。
現在の大日平山荘はもっと山際、林の切れ目のあたりにある、ほら、これがそう。
引っ越したのは、雪崩の被害で倒壊したからということだって。こんな緩い平原でも、雪崩は起きるものなんだねぇ。
道は大日平山荘から谷間を目指す、木道が誘導しているから間違いようもないさ。
登りながら振り返れば、大日平山荘からわずかで称名川なんですね。称名川の裂け目の向こうに弥陀ケ原、バスが動いているのが見える。もう、こっちのほうがはるかに高度が高いぞ。
大日斜面の谷を道は沢沿いの道なんですよ。沢を何度も越えるんだが、何回渡ったことだろう、10回以上渡ったと思うよ。
大日平山荘までは順調に来たんですよ。ところが、大日岳の沢の道になると、足が動かなくなった。
岩を渡るのに、足運びが即座に出ないんですよ。ああやって、こうやって、頭でのシミュレーションばっかりで、体がさっさと動いてくれない。体重のせいか、年齢のせいか、両方だろうね。
最後の水場、やれやれ、これで沢から離れられるぞ。なになに、立て札、ここから小屋まで60分、とうてい時間通りには行くまいて。
弥陀ケ原を遠望沢から離れて斜面の壁をジグザグに登る、登る、やっと尾根を乗り越えたぞ。
大日岳の南斜面を巻いて行っているのだが、どこまで歩けばええんだろ、果てしなく斜面を渡っているぞ。
霧雨のなかにうっすらと山の姿が見える、中大日岳だろうな、ということは- - - - -
やれやれ、期待どおり大日小屋が見えてきた。時間は? えぇっ、6時だよ。
こんにちわぁ、お願いします。
遅いね、どこからっ?称名滝ぃ?出発時間は?11時ぃ?遅い足なんだからぁ、見切りを付けてぇ、大日平山荘に泊まるべきだったね。無鉄砲なことをしちゃいかんよ。
何度も沢を渡るで、泊まりますか、食事も要るの?
客に威張れる商売は山小屋のあるじに止めを刺すな。教育的指導、マナーを教えながら商売しているんだものな。
言われてもしゃぁないな、これほど時間がかかるとは思っていなかった。バスを逃した1時間、滝見台の工事で余計な1時間、足の遅いのに、さらにこんなマイナス要因が加わるんじゃ、当初の計算から外れっぱなしだね。
明けて朝、雨が降っているよ。目の前の大日岳に登るのは止めにしよう。
雨でうっとうしいし、前にも登ったことがある、パスしても惜しくはないね。
大日小屋斜面を登れば、中大日岳、岩場が累々とあって、このあたりを七福園と名づけているそうな。
雨だもの、ゆっくり鑑賞する余裕なんかあるものか。先を急ごう。
中大日岳からの下り斜面はいやらしい、何度も岩場を渡らなきゃならない。
こんなところを20年前に家族登山で小学生が行ったんだなぁ。初心者が入門するにはずいぶん厳しいところから入ったもんだな。
雷鳥がクウクウと鳴いている、こっちへ寄って来る、あらら、わたしの足許に雛がいるよ。
散った中大日岳雛を呼び集めているんだ。見渡すと、6羽の雛なんだ。通してちょうだいね、道から離れてちょうだいね。
奥大日岳の最後の登り、岩のペンキ印を見失ってあせったが、通常ならこう登るはず、うむ、道を見つけた。
奥大日岳の頂上は、縦走コースからわずかに北へ張り出したところにある。
頂上からは何も見えない。それでも、最高地点だからゆっくり楽しもうかい。
室堂側からパーティが登ってきた。記念写真ですね、お安い御用です、はい、チーズ。
パーティ一同、奥大日岳缶ビールを開けて、カンパーイ。ふぅむ、こんなのもええもんだね。
お先にぃ。これから先はハイマツの稜線を行くばかりなんだね。岩場を渡る荒々しい逆のコースに比べて、こっちは天国の道だね。
雨さえなきゃ、もっと素晴らしいんだがね。ガスの切れ間に雷鳥平の小屋が見えるよ。
さきほどの奥大日で会ったパーティが引き返してきた。どうぞどうぞ、お先に行ってください。
先を行くパーティの最後尾が突然よろけた、斜面から落ちた。
別山大日岳間の尾根5メートルばかり滑り落ちて止まった。草をつかんで這い上がったから安心したよ。
雪の頃なら、谷底の称名川まで一直線だね。草の繁る今の季節で良かったね。
ひとのことは言えないよ、わたしも、あのひとと同様に、何の問題もないところで落ちたことが何度もあるさ。
室堂乗越は通行止め、ちょっと登って、新室堂乗越から降りて行くんだね。
何回も雪渓を渡る、ここの雪渓は、アゴが開いて滑落したら谷底へ、といったカタチじゃないから余裕で渡れるね。
谷底に下りた。ここで、剣御前と大日への道が別々に分岐しているんだ。
称名川の雪渓立て札がある、大日への雪渓は雪が多いのでアイゼンを必携のこと、あらら、アイゼンなしで降りてしまった。
この谷底は称名川の上流、雪が深いね。雷鳥平のキャンプ場にかけて雪に覆われているよ。
橋を渡ってキャンプ場、ミクリガイケ道、地獄谷道、室堂へはどっちから行こうか。距離の短い地獄谷道にしよう。
雷鳥平から室堂ターミナルまでが長いんだね。もう着いたようなもんだ、というところをエイエイと登らなきゃならん。
雷鳥平への橋やっと室堂ターミナルまで戻ったよ。
予定では、もっと滞在するつもりだったが、雨でつまらん。着替えも濡れてしまったし、もうこれで切り上げて、帰ることにしよう。

参考 立山 20年前に大日岳に登った家族の姿があります

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




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