2008年1月14日
お山歩くらぶメンバー
山域:広島県竹原市

竹原、吉名鷹の巣山、多島海の展望

 

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椿谷の駐車場鴨さんとみーとさんが始めた、お山歩くらぶのメンバーに加入しました。
今日が、そのお山歩クラブへのわたしのデビューです。
竹原市街地のホームセンターの駐車場、ちょっと早めに来すぎたかな。ホームセンターのトイレに寄って車に帰ると
あれぇ、みーとさん、お久しぶりです。こんにちわぁ、あ、ここでは名乗りは鴨さんか。車の中にほーちゃんがいるんだね。
ぴっちさんご夫妻、始めまして、よろしくおねがいします。研さんとととろさんも到着、始めまして、よろしくおねがいします。
道が狭いよ、とのことだったが、なんとかなるだろ、全員の車を連ねて山の麓まで行くことにしました。
JRで言えば、竹原駅の次の西の駅が吉名駅、そこの観音谷の道を進めばええのだということです。
耕作放棄田の道を脇道に入るといきなり狭い。狭いといってもきちんと舗装はしてあって、秩序正しい狭さなんだよね。
集落も終わりのころになると、奥から車が来たら、どこで交わせばええだろうと、先の気配を感じ取りながら進まなきゃならん。
道は坂道で、舗装のセメントはひびが入って、凸凹になっている。ちょっとは道幅が広がって、ましになったように思う。
昔々、砂防ダム建設で道路を敷設しながら工事をしたものなんだろう。セメントが黒ずんでいるから、だいぶ昔のことなのだろうね。
谷間の広場で、ここが駐車場、10台くらいは駐車できるだろうね。
ツバキの木が山肌にあって、ここの名前を椿谷と名付けてある。
車をここに置いて出発、ほーちゃん歩く、足取りのペースはほーちゃんに合わせなきゃね。
滝観音看板があって、滝の観音堂マデ600M、天龍池マデ1000M、鷹の巣山山頂マデ2500M、ふむふむ、それだけの距離なんだ。
道の傍には石垣があって、もともとはたんぼなんだが、全部耕作放棄、山に帰りつつある。
谷を渡る道が次々とあるが、これは山仕事の道なんだろう。これほど現役の道が点在しているのも珍しいね。
見たところ、植林はあっても採算の合うロケーションではないし、サカキ・シキミなどを採集する踏み跡なんじゃなかろうか。
山あおく水きよし、次々と看板が現れてくる、ちょっと自己陶酔気味だが、嫌味とか押し付けの感じはないね。
道は草刈りをしてあるし、愛情を注いでいるのが見て取れるからね。年寄りがくどいのは、世間のどこでもあることだものね。
深谷橋、へぇぇ、コンクリート橋で立派なものじゃないか。
天龍池ここが滝観音堂、案内の看板には子宝・安産にご利益があると書いてある。創建1000年と書いてあるが、どうかねぇ、ほんとにそんな昔からあるのだろうか。
滝は、観音堂の下に下りて行くのだよ。間違えた、滝頭に出てしまった。道を進み直して、滝の前、小ぶりの滝なんだね。
だいたいに、滝とは、観音の滝か、不動の滝が普通だよね。阿弥陀の滝とか、薬師の滝というのは見たことがないなぁ。
次に渡る橋が天龍橋、なんで名前が天龍なんだと疑問を残したままで進んで行こうか。
ネットで囲って保護してある植木がある。桜の木なんだろうが、鹿の食害対策なんだろうね。
麓の畑で、背の高い鉄網を見たが、鹿に悩まされているのだろうな。猪は高さ1メートルで足りるが、鹿は高さ2メートルの防備でも足りないからね。
このあたりから傾斜が増してきた。ほーちゃんが歩きづらくなったところで、背負子におんぶ、ここまでよく頑張って歩いて来たね。
桜谷の道天龍池分岐、登山道は右へ、左に進むと天龍池がある。
さっきの橋の名前の由来が判ったぞ。この池の名前から、そのまんまリネームしたものなんだ。
こんちわぁ、池の土手でチェンソーを使っているひとがいる。
堤に木が繁ってのぅ、切ろうにも、なかなか、
しごぉされるくたびれるんよぉ。橋見台?この先にあるがのぉ、見晴らしは頂上のほうがええよ。
橋見台とは道が付け変わる以前のビューポイントのようだ。天龍池から谷沿いに新しく道が付けられたのだそうな。
小屋があって、愛する奥山、という作詞作曲の愛唱歌が壁に取り付けてある。
ここが吉名のここが吉名の あぁ・・ 愛する奥山よ うぅん、ちょっと引いてしまう、勘弁してね、同じ体温にはとてもなれない。
朝日山の展望ここが桜谷、きっと山桜が多い谷なんだろうね。
石がゴロゴロの道だが、いかにも近年に開削したという感じの道だねぇ。石ころを横に片付けてある、奥山友の会の奉仕活動の成果なんだろうね。
稜線まで出たよ。峠というかタワというか、コルに出た。
ここからは稜線を行く、石ころのない土の道なんだよね。ここは旧来からの道をそのまま使っているからだろうね。
斜面の途中に展望が開ける窓を切り開けてある。朝日山展望とある。
相撲に朝日山部屋というのがあるよねぇ、軽口をたたきながら朝日山を見る。朝日山には通信アンテナの取り付け道路・管理道路がはちまきに巻いていて、あんまり登りたい意欲は湧いてこないぞ。
ここからは、ぐいと傾斜が増して、がんばって登らなきゃならない。
吉名鷹の巣山の頂上登ったところが取りあえずの頂上、南へ200Mと標識があるのだが、指している方向は下がり方向だよ。
その太い道に関係なく細い道に入って行く。林の中に広場が透けて見えて、そこは切り開きの広場だった。
広場には三角点がある。広場の真ん中にはアンテナらしいものが立っている。
避雷針で地中に電流を誘導しているのはともかく、ソーラー電力の設備もないし、受信・送信の器具もあるようにはみえない。
うんと背の高いアンテナなのに、これはどんな役目を果たしているのだろう。
引き返して道を下がる。
頂上まで後なんぼ、標識のこの数字がどんどん減っていくのだが、下がって行くと頂上がある、これは理屈に合わない。ねぇ、ヘンだよねぇ。
奥山の展望地下がって行って、岬の突端のように切り開かれた展望の場所に出て来た。
祠があって、鷹の巣山と標識があって、祠の後ろには奥山と標識もある。
さっきの三角点が鷹の巣山なのだろう。ここは奥山と呼ぶのが正しいのだろうさ。鷹の巣山と名前を横取りしてしまったのだ。
ここが山の頂上と宣言したもので、標識で案内するのに高度が下がって行くというケッタイなことになってしまったのだ。
正面に見える大崎上島は合併して大崎上島町。豊島、大崎下島、上蒲刈島、下蒲刈島は呉市に合併。陸続きの安芸津町は東広島市に合併。竹原市はどことも合併することなく単独路線。
左に視線を移すと、島影に見える長い島が大三島で愛媛県、大崎上島の背後に四国の山が霞んでいる。
西に視線を伸ばすと、野呂山であそこは呉市、でかい山だねぇ。
お山歩クラブ、新年オフ正面に見える、大崎上島の手前の小さな島、契島というのだそうな。煙突から煙を出していて気になって仕方がない。ゴミの焼却場なのだろうか。
帰って、地図で確認しました。東邦亜鉛精錬所なんだそうな。
ははぁ、亜鉛を精錬する時、有毒ガスを排出するのだ。それで、無人島に工場を建設したのか。
冗談で、通勤は船だから、早引けなんか出来んよねぇ、建物の一部は宿泊施設なのかねぇ、アルカトラス島だぁ、とはやしていたが、ほとんど全部当っていたよ。
岡山県の犬島、香川県の四阪島、直島、大分県の佐賀関、廃墟・現役も含めて、瀬戸内海にこれほど非鉄金属の精錬施設があるとは驚きました。
使い勝手がええのだろうね。
ととろさんは抹茶の野点、ほーちゃんが興味深そうにみつめて、茶筅で掻き混ぜるのをお手伝い。おいしくいただきました。
景色も堪能したし、ぼちぼち山を下りるかねぇ。
たったかたったか、下りる時はあっという間です。
駐車場に車が見えてきて、さぁ、戻ってきました。ここで解散、お疲れ様でしたぁ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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