2000年3月26日
すぐりさん、まるいさん、しぇるぱ
山域:京都

京都北白川から瓜生山、狸谷

 

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地蔵谷バス停に不動の寺 地蔵谷の道は広くて明るい
おはよう、すぐりさん、まるいさん、もう来ていたの。京阪三条のバス乗り場を捜し回ってさ、うろうろしてやっと見つけたよ。
このコースの出典は「納税月報」だったんですね。わたしもコピー取ったりして楽しみにしてるんですよ。固い雑誌なのに、なかなか面白いコースの案内がありますよね。
バスが来た、比叡山行き、鴨川ぞいにたどって京都大学の脇を通って、山道にかかったよ。ここここ、地蔵谷のバス停、さぁ、おりようか。
ははぁ、ここは不動の寺があるんだね、バス停から数メートルで谷の入口、ここから入っていくようだよ。
道はしっかりしてますね、しぇるぱさん、怪しげな道と言ってましたが、確かな道ですよぉ。
ほんと、ほんと、谷底は白砂で覆われている、これが白川砂として採取されるんだろなぁ。
地蔵谷の白砂、水の流れも清澄です 尾根道に到着、ここからは展望がある

案内板がありますよ、北白川愛郷会、地元のひとが整備してくれているんでしょうね。山道はあちこちに分岐している、んだって、迷い易いのかな。
分岐があるが、谷を渡って尾根にあがるんですよね、あった、谷のどんづまりに案内がある。
なるほど、急な道だな、手すりなどもあって安心な道だ、さぁ、尾根に出た。東山トレイルの標識がある、谷むこうに見えるのが瓜生山なんだろな。
おばちゃんが3人来たよ、こんにちわぁ、どこまで行きますか。
比叡山のケーブル駅まで、あなたがたは?狸谷まで?あはは、それは短い。
さよならぁ、おいおい、笑われてしまった。確かにショートコースやな、たちまち終点まで行ってしまいそう。
尾根道から見える瓜生山 瓜生山頂上、奥の院、狸谷不動の地主神
見晴らし台を迂回して行こうか、見晴らしはと、宝が池から岩倉方面が透けて見えるね。市内方面は木が邪魔でよく見えない。
北山はあれが桟敷ケ岳かな、斜面に雪がつもってるね。
先へ行きましょうか。ここが奥の院ね。瓜生山はここなのか。
くだると、道には36童子の祠が並んでいる、童子の祠をたどれば着くのだから迷いようはないのね。
谷のむこうに狸谷のお寺が見えるよ、すぐそばなのに谷を大きく巻いて行くんやな。これが、下り道なのに登りになるというガイドブックの意味なのか。
ギシギシ、腐れかけた丸太橋、ロープをかけた禿げ地があるよ、岩場は砂利玉だから滑らないようにね。
ぐるっと祠の道をまわってきた、この先はお寺の境内だよ。ここで昼食にしようよ。境内に入るとそこでコンロを沸かすのはヘンに見えるからさ。
禿げ地の岩場を通過、36童子の祠道 本堂舞台は高い、こんな谷奥によく建てたもんだ

そうしましょうか、あ、雨が降ってきた。
食事がすんだら狸谷の境内に入ろうか。大きな寺だな、下から見上げると舞台が突き出しているね。
見て見て、これ、優勝阪神タイガース監督吉田義男と石碑がありますよ。
ほんとだ、阪神タイガース小林繁なんてのもあるよ、へぇ、中村錦之介、中村賀津男なんてのもある。
吉田監督、小林コーチの石碑下に降りるとここで自動車のお祓いを受けるんだ、下まで寺が出張してきているのか。京都では狸谷のお祓いのシールを貼った車をよく見るが、ここでやっているのかい。
正面に愛宕山、振り向くと、あらら、山は雨みたい、みぞれになっているのかな。
怪しげなコースという始めのふれこみだったが、道は確かなもんだったね、北白川愛郷会の標識があちこちにあって何の心配もない、怪しげという疑惑は払拭されたね。
ちょっとミニコースでしたよね、もうちょっと距離があると満足できたのにな、でも、雨の前に降りてそれが何よりでしたね。

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