99年2月27日
しぇるぱ単独
山域:京阪府境

天王山、二度も登っちまったい

天王山頂上
淀川と桂川の合流点
ちょっと上流で宇治川と木津川が合流します

土曜日だが今日は出勤日、昼までだから昼からどっかいくぞ。簡単コース、天王山にしよう。

阪急大山崎下車、JRの踏み切り越えてこっちだったかな。
道なりに歩くがどうもおかしい、うん十年前の記憶と違うぞ。踏みきりまで引き返し、まっすぐの坂道がそうだった。
宝積寺をこえてやっと山道、広い道だね。運搬用のモノレールがずっと一緒に続くね。
旗立ての広場に到着、あれぇ、ここから三川合流の風景が見えたもんだが、見えないよ。樹々が成長してしまったんだ。
京都方面の展望台がある、なになに、山崎の合戦の布陣が地図になってる、ほほぅ、合戦は天王山トンネルの東側出口のへんであったのかい。てっきり、西側だと思っていたよ。
なぜ、明智陣営は山を背後に布陣しなかったんだろ、こんな京都側の平地に布陣したんじゃ、突破されたらみやこを明渡すのは目に見えているじゃないか。
双方数万の軍勢なのに、ずいぶん狭い主戦場だったんだね。

酒解神社、風が強いね、梢がびゅうびゅうゆれている、すごい音だな。
風の音にしては変、そうか、名神高速道路の天王山トンネルがこの真下を通っているのだ、重低音の波打つ音だね。
頂上到着、城跡の遺構がよくわかる。さて、記念写真、さぁ、戻ろう。

駅に着いて切符も買った、ベンチに座って本でも読もう、あらら、ない。しまった、頂上で記念写真を撮るとき、木の上にのせてそのままだった。がっくり、もう一度頂上まで引き返そう。自分の本ならあきらめてしまうよ、図書館で借りた本なんだよ、引き返さなきゃしょうがないでしょ。

あった、あった、再び頂上まで登り返してみつけました。漢字の多いこむつかしい本だから残ってたんだろね、だれの興味もひかなかったみたい。
頂上へ忘れ物して戻ってきたのは何回目だろ、教訓が全然身に染みてないね。
次からはもっときちんとしなきゃね、反省。



カシミール展望図をつけました。
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