1999年11月3日
しぇるぱとよめさん
山域:泉南

わんぱく王国から四石山

わんぱく王国入口、奥の鉄塔を目指す
ここがJR山中渓駅前、ここで駐車場に入れるかね、料金は500円。
駅前からすぐで、ほう、これがわんぱく王国かい。阪南市営で入場料はタダだとさ。5時閉門というからそれまでには出なきゃね。
谷川に噴水もあるよ。夏には子供は喜ぶだろうね。うわぁ、これは何?恐竜<だよ。大きな滑り台なのね。滑ってきて恐竜の口へ飛び込むのか。飛び込む度にウワォウワォと恐竜の叫び声がするようになってるのね。
ずいぶん高いところから滑ってくるんだなぁ。恐竜の名前はディメトロドンと言うんだと。
滑り台の終点は恐竜
わんぱく王国分岐、消防署標識に注目のこと
道はそのまんま滑り台のてっぺんのほうに向かおうぜ。分岐はこのへんだろうな。
消防署の看板に四石山の矢印が小さく書いてある。谷沿いにどんどん登る、この感じで行けばいいと思うよ。
やぁ、急傾斜の道だこと、でも、道はしっかりはっきりしてるね。昔ながらの仕事道なんだろうね。
稜線に送電線が通っている、関電の巡視路じゃないかな。多奈川の火力発電所から送電しているからね。
稜線に出た、折り返しの道だから稜線通しに行かないようにポリ紐で通行止めにしてある、親切なこと。
あれ、この分岐は山の上に行くんじゃなくて下に向かうのか、ほう、始めて見通しの効くところに出たよ。
関西空港が見える、その向こうは六甲ね。速い高速船だよ、違うか、着陸する飛行機だ。海の上を動くから船と見間違えた。
標識では、ここから谷を降りて行くようだよ。滑るよ、粘土の岩だ、しっかり足を置かないとつるっと行ってしまうよ。
鉄塔に出た、谷向こうに山が見えるが、どれが四石山なんだろうね。あんた、登ったことがあると言ってたね、どの山?
20年以上昔のことだぜ、解らんよ、その時はこのコースじゃなく、南の槌の子峠から登ったんだ。こっちからの山の姿は始めてだ。
さてと、逆さ落しの急傾斜だ。有り難いことに関電巡視路、硬質ゴム板の階段がついている。
四石山、どれか不明だが右端が有力候補
一旦谷底へ降りて左の道を登り返す
谷川に出たよ。石渡りで行くのね。どっち、山側に向かうのね。解りにくいところは小さな標識がついてるね。どれも和歌山山の会の標識ね。大阪府の山だけど和歌山のひとのほうが親しんでいるようね。
あれ、通行禁止、10月1日から11月20日まではマツタケ山で通行禁止と看板がでているよ。
大丈夫だい、強行突破、マツタケを取るのが目的じゃないもの。こんな薮ボサボサの山にマツタケなど生えるもんか、今年は出来が悪い、もう山林監視はもう巡回していないさ。
稜線に出ると、ほら、自動車の騒音が聞こえるだろ、ぐっと阪和自動車道に近寄ったものと見えるよ。谷川から逆L字に大回りして四石山に近づいているわけだ。
静かな広い道ね、ほとんど水平道だよ、さぁ、傾斜が増した、頂上は間近かな、あれ、ここはただのこぶ、まだまだその先なのね。
幻の頂上、ただのこぶを2回ほど越えたかな、こんどこそ本物だろう、頂きに空間が見える、着きました、四石山。
あれ、あんなところに鉄塔が見える、大きく迂回して来たのね。関空が見える、六甲が、淡路島がよく見えるよ。今日は天気が絶好ね。
樹の隙間を見てみな、鉄塔が見えるだろ、あれがボンデン山、振り返ると、雲山峰。
ガイドブックには大概南の槌の子峠から四石山を目指すように書いてあるが、こっちのほうが面白いよ。いずれはこっちから登るように書きかえるんじゃないかな。
あんた、好感度高く静かな山というシリーズをやってたわね、ここもその候補に入れたらどう。頂上で1時間近くゆっくりしてたけど、だぁれも来なかったもんね。
そうだね、この道はまだひとにあまり知られてなくて、静かなええ山やな。
四石山頂上
カシミール展望図をつけました。
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