2019年_2月24日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市と世羅町

近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山ずしやま

 

前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる


 囲炉裏へリンク

 

クリックするとポップアップが飛び出しますが
Microsoft Edge の読者は、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox の読者は何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

近郷近在でどこか登ってない山は?地図で見渡しているうち、頭士山ずしやまが見当たりました。この山に登ってみるか。
高速尾道道の甲奴インターで降りる。出口からの道は登りの道を進む。県道424号線なんですよ、甲奴インター線。いつの間にか、県道428号線に乗り換えている。
民家がちらほらあって、たんぼ沿いに進む道だから寂しい道ではない。峠の上の集落まで出た。品集落、ここは品中央という名前らしい。
ここからは県道も狭い道に変わる。行き違いにはどちらかがバックしなきゃ交わせない道なのだ。
市境、町境があって、どこか道が膨れているところを探そう。ここならええだろう。行き違いの場所でもあるが、近接してもう一ヶ所行き違いの場が用意されているので、迷惑にはならないだろう。
歩き始める。
三次市世羅町の境界看板がある。植林に踏み込むところがあるので、そこから植林に入る。
林床を歩いているうちに杣道があるのに気が付いた。ガイドラインになるからそのまま道をたどる。
巨石がある。なんとなく眺めていたが、戻りの道で出合うと安心できる。
先ほどまでは自然林の中だったが、再び植林になってきた。
山頂に、植林の中に自然林が残されている。そこが頭士山の頂上・三角点なのだ。
頂上から反対斜面に向かってみよう。そのまま直進すれば山の反対側に出られるはずだ。
ところがね、出発する時、GPSのウェイポイントをクリアしてしまった。ウェイポイントとは位置の目印なんですよ。ウェイポイント目指して進めば地図読みしなくても辿り着ける。
下り斜面を降りてはみたが、全然心もとない。この進路が合っているかどうか判定できない。
やめた、引き返そう。
引き返して、三角点まで戻ってくる。とっくりと眺めると、この三角点にはチップが埋め込まれていない。三角点の保守点検に、チップが方向をガイドしてくれるそうなのです。
そりゃそうだ、保守点検は国土地理院の職員とは限らないものね。外注することもあるし、アルバイトが調べて回ることもある。誰でも、シロウトでも、三角点にたどりつける決め手になるんだね。
下りの道を下りながら、あれれ、道を逸れている。登りのコースと相当離れてしまった。
登りは山頂に集中するから必ず山頂に到達するのですよ。下りはそうはいかない。方向を間違えると飛んでもないところに出てしまう。
わたし、地図読みがへたくそになりました。ここだと判断したところが大概間違っている。もうGPSに頼りっぱなしです。下りの道は登りの道を正確にトレースすればええ。
間違えているところを修正して引き返す。反対側のこっちに来れば間違いはない。
再び巨石に出会った。うむ、これでええ。来たコースとピッタリ合っている。
植林の中の杣道を歩いて、舗装路まで出てきた。この舗装路が県道428号線なんですよ。出たところで振り返ると三次市の境界の看板が見えている
ここから駐車した場所まではすぐ近くなのだ。
駐車したところからは大展望が広がっている。道から麓まで伐採してあって、西側が見事に開けている。
谷向こうは、刈谷、勘屋谷を抱えて峠越えしている。峠を越えると、その向こうは戸張集落で、戸張川の谷間が広がっている。そんな位置関係なんですよ。
位置を変えると、津田明神山が見えている。さらに北側には岡田山が見えて頂上のアンテナ群も見えている。
車を動かして、三次市甲奴町の方向に戻って行く。
これでも県道かと驚く道は、集落に出ると往復の車線を抱えて立派な道になる。
そこに石碑がある。<和>品・掛谷圃場整備完成記念碑 西暦2000年3月、石碑の背後には集会所がある。品生活改善センター。
公民館、老人集会所、生活改善センター、隣保館、いろんな名前で集会所があります。地方や地域によって名前の好みが違うのか、各省庁の補助金をもらうのに名前も一緒にやってくるのか、そこはどうなんでしょうね。
道の膨らみに駐車 三次市・世羅町の境界 ふたつの大岩がある 再び植林に
頭士山三角点 引き返す 間違えたポイント 道に戻った

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください